元気で愉快な仲間、それが取り柄の同級生の遊び友達。
ここんところ、何人かが病に冒される現実に直面している。
「アンタはいつまでも元気でいてくれよ・・・」などと無責任に言われても、出来ればそうありたいと願ってはいるが、保証の限りではない。いつずっこけるか自分でも分からない。
同級生から「S君らしき男を病院で見かけたがが入院しているのではないか」と問い合わせが来た。そういえば、暮れから正月にかけてちょっとの間顔を合わせていないことにふと気がついた。早速彼の経営するスタジオに出向き、奥方に詳細を尋ねた。やっぱりね、地元最大手の医療センターに「軽い◇◇ということで入院しているんです」と病名も症状も聞かせてもらった。
我々完全リタイヤ組と違って、彼は未だカメラとパソコンを駆使して、世のため人のために貢献している現役バリバリのプロフェッショナルオーナーである。
普段にはないちょっと褒めすぎだが、入院中の彼にせめてもの見舞いの気持ちを込めて、ここでは持ち上げておこう。病室で顔を合わせたときは、若い女性の看護士さんが吹き出すほどの毒舌で元気づけてきたのだ。
何故か泪もろくなる病気のようである。一気に弱気になるのだろうか。
小生に出来る最大の見舞いは、そんな弱気になったり、ともすれば泪がこぼれそうになったりする彼を精一杯の言葉で励ますことである、と信じている。
たとえば、「世の中には、アータを必要とする奇特な人がまだ何人かおると思うよ。その人達に報いるためにももうちょっとだけ元気で行こうよ」とか言って勇気づけることである。
なになに?あまり励ましになっていない??そーかねー???
ま、これは二人にしか理解できない阿吽の呼吸かもね。
そんな彼が入院に至った原因は「なんかしら身体の動きにキレがなくなって、右手からペンがコロッと落ちたりするんよ」という症状にいち早く気付いたことである。
その日のうちに、かかりつけ医から医療センターへ、そのまま着の身着のままで入院となった。この早期発見・早期対処が、大事に至らずに済んだと聞かされた。
平生往生、普段の自分の有り様をしっかり把握しておき、異常をいち早くキャッチできるセンサーを磨き上げておかなければならないようだ。
ただ気を付けようね・・・と言われてもね~~