「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「活用第1号!!」

2021年05月31日 | 地域活動

               

街区公園以外の公共施設は何にもない78世帯が寄り添う我が住む団地。輪番制で回って来るたった1年の自治会長役。何も語らず、決められた二つ三つの活動をこなせば1年などあっという間に過ぎて役目は終わる。

そんな中で敢えて火中の栗を拾うような役目を買って出た「自治会事務所」という名のミニ集会所建設構想。やるべきかやらざるべきか。考えたのだったか、お役を引き受けた時はすでに「やるべき」と腹をくくっていたのだったか。兎に角1年という月日があっという間に過ぎたような、あれこれ悩み、動き、勉強させられる日々であった。ある意味ではとても充実した1年でもあった。

そうして過去の紆余曲折を踏まえて、自治会館とまでは行かない、わずか14人が集まって会議が出来る「自治会事務所」を完成させたのが今年の3月20日。あれから2カ月。役員会などの事務所として使う以外の「カルチャー教室第1号」が5月末日の今日開かれた。

昨年度の役員として共に1年間を過ごした若い女性が「自宅で作るパン工房」という教室を催したのである。わずか3人の講習会であった。でもこれでいいのだ。というか、この講習会が、カルチャー教室が、徐々に広がって、我が住む自治会の中で生活を楽しむ場を創出すること。これこそが当初の自治会事務所建設の目標の全てなのである。彼女の勇気と努力に敬意と拍手を贈りたい。

本当は、この手で第1号カルチャー教室を立ち上げる準備はしていたのだ。あいにくのコロナに押されて少しの遠慮や躊躇があった。でも目的を理解して先鞭をつけた人がいてくれたことに、苦労の全てが吹っ飛んだ。やっぱり人間の世界は面白いものだ。

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「人と人のつながり」

2021年05月30日 | つれづれ噺

                                   

深紅のバラをピンクのカーネーションなどでアレンジした素敵な花束が届けられた。
贈り主ご本人がわざわざ持って来て「早く元気になってね」の言葉もかけられたようだった。

自分がまだ患っていないこともあって、格別な病気というほどのことでもないと思っていたが、手術という医療行為と、2週間は完全休養が求められる白内障という眼科の病名。それに視力という大切な五感の一つを維持することなどを考え合わせると、とっても大事にしなくてはならない事柄ではある。

ただ、お見舞いの対象として考えて頂くのは、嬉しいようなおこがましいような、ちょっと複雑な心境ではある。実際に手術した山の神も同じ思いであったろうと思う。そんな我が家へ思いも寄らぬ、素敵な花束に添えてお見舞いが届けられるとは。

その贈り主は、カミサンが長年パートタイマーとして働いて来た、言うなれば雇い主さんである。
年に不足はない高齢者であるにもかかわらず、今もってパートナー的な扱いで週4日働かせてもらっている。2週間連続で休むなどということは初めてなだけに、さぞかし勝手が違ってお困りであろうが「私頑張って待っているから、よくなったらすぐに顔を見せてね」という約束で今、治療に専念している。

付き合いが長くなれば、そこは女同士、何かとわがままや相手に対する要求の厳しさなどが生じて来そうであるが、それは端で見ている者の勘ぐりだけで、当人同士は少し年の離れた姉妹であったり、時に母親の代わりであったり、といったお付き合いのようだ。

人と人とのつながりはこれだから面白い、と密かに感じている。完治する日を待ってくれる人が一人でも多ければ、病との闘いも気合いが入るというもの。これも一つの小さな幸せと言えるのかも。               

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「やがて咲きそろう日が」

2021年05月28日 | カープ一喜一憂

                                                                       
                        未だ咲きそろってはいない我が家のアジサイ

今までにないたくさんの花を付けた庭のアジサイ「墨田の花火」。
完全に咲きそろったわけではないが、その華やかな雰囲気は、やがて満開の見事さを予感させる。
今年の早めの梅雨入りに合わせるかのように、先を競って咲く様子は世の中の憂さを一瞬忘れさせる。

コロナ感染者続出の我らが広島カープ。今年はもうカープの野球は見られんのじゃないか、と心配した。そのカープが、なんとか員数を合わせて、他チームより2試合遅れの交流戦に入った。昨夜が西部ライオンズとの一戦。4対0の劣勢を、若い若いハツラツとした選手の躍動で同点引き分けに持ち込んだ。要するに初戦を負けなかったということ。この場合の引き分けは俄然力が湧いてくるドローである。

続く今日から千葉ロッテ戦。元々交流戦は得意ではないカープ。気持ちのどこかで「雨が降ってくれれば負けないのに」と消極的な応援団に成り下がっていた。雨は降らず、定刻にいざ試合開始。先発は矢崎。「そういえばこんな名前の投手もいたね~」といった程度。案の定1回にいきなりツーランホームランを献上。コロナ陽性事件以前ならこの時点で今夜の負けは決まっていた。ところがだ。

盲目ヘビに怖じず、と言うか、負けて元々という若いカープの先発顔ぶれ。二軍から上がってきて「ヨッシャー」やる気剥き出しの控え選手は怖い。宇草がメヒアが中村奬成が塁上を駆け回る。ついにこのメンバーで10点取った。もちろん若手にお尻を叩かれたベテラン松山が4打点。一気に主役に。
出来れば今しばらくこの状態で戦わせてやりたい。特に交流戦は、互いに知り尽くしていない選手同士。純粋な力と力の勝負になる。これは新鮮味がある。

もちろんコロナ禍の中には羽月・大森などフレッシュ若手もいるが、兎に角ベテランに少しお休みを上げていい。負けて元々の交流戦。若手の底上げを図るチャンスではないのか。そして監督・首脳陣も、若手の選手なら気を遣わずに交代の采配が振れるのではないか。なんかしら首脳陣が選手の顔色伺っているのでは、などとは言わないが、思い切った采配でハツラツ野球を見せて欲しい。

やがて花開く我が家のアジサイの如く、今はポツポツでも、周囲からしっかり褒めてやればさらにきれいに、いっぱいの花を咲かせるに違いない。コロナ禍は不幸だが、不幸を転じて福となすことだってあってもいいのではないか。やっぱり、ガンバレカープなのだ。

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「たら・れば話し」

2021年05月27日 | 季節の移ろい・出来事

   

  ♫ ゆんべのことは もう言わないで あなたに( ^ω^)・・・ わたしのすべて ♬ などという、はっきりとは書きにくいような歌詞の演歌が流行った遠い昔をふと思い出した。
そんな歌とは全く縁のない、ただ「ゆんべの話」をしたくて、枕にさせていただいた次第。

先ずはひとつお断りをしておかなければならない。スーパームーン皆既月食2021は、25日の夜だと思い込んだワタシの勘違いが事の発端である。
25日の夕方は絶好のお月見日和。二階の出窓を開け広げ、愛用のデジイチを三脚にセットしてレンズを東の空に向けて準備万端「さあ、ござんなれスパームーン!」。そこでようやく「なぬ、皆既月食は明日なの?」と気が付いた。ア~ア。癪のタネを消すために準備した姿をパチリ。明日また取り直せばいいや。これがまた甘かった。

昨日26日の天気予報は夕方から大雨だったのだ。昼からの厚い雲はなかなか逃げてくれない。でも、前日に準備した二階の三脚カメラを覗いては、角度の調整など怠りなし。だが、待てど暮らせど月は昇らず、やがて五月雨の雨音が耳に入ってくる。何のことはない、楽しみにして待ったスーパームーン皆既月食が、二晩続きでがっかりだけを残して行った。哀れと言うも愚かなり。
せめてもの慰みに、秋田や北海道では完全に見られたという、赤茶色に変わったまん丸お月さんの写真を、ネット拝借して載せておいた。

これで昨夜雨が降らなかったら、ワタシのドジも一日だけで終わったはずなのに、雨に降られて皆既月食にも振られたお陰で、二日続きのお笑いぐさになってしもた。
たれ・れば、言っても詮無きことながら、自分で自分を笑ってしまうお粗末の一夕(いっせき)。お後がよろしいようで・・・。

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「句は人なり」

2021年05月26日 | つれづれ噺

                 

小さな団地の小さな公園で遊ぶグラウンド・ゴルフ同好会。わずかな人数ではあるが、それぞれ年齢にふさわしい豊かで色んな人生があることに気づく。
ある日の練習が終わって「また明日~」の別れ際にふと趣味の話になった。「私はね、下手の横好きで俳句を少々」と小さな声でおっしゃる。「エッ、もう長いのですか」「正式な同人になって30年ちょっと」と。

ゴルフでは鮮やかな黄色いボールに18と書いてある。「娘十八番茶も出ばなの18ですか」と冷やかしたら、「それならいいのですが、81歳の誕生祝に主人が買ってくれた祈念のボールなので81と私が書きました」と笑う。ホールインワンでも出せば、スキップしてホールポストに飛んでいく、まさに年齢を感じさせない我が同好会のアイドルである。

そんな彼女が、〇〇さんには是非見て頂きたいとわざわざ持って来て頂いたのが全国ネットの句集『句は人なり』「同人」一千百号記念合同句集である。
正直驚いた。我が住む小さな団地にもこういった趣味の持ち主がおられるということに、目からうろこであった。
「句は人なり」の同人は大正9年4月、青木月斗さんによる創設だという。
「句は人なり」とは、「句そのものの充実と威力は一に作者の人格如何にある也。絶対的人格の人にして初めて力量ある句あり。」(創刊に寄せた青木月斗原文のまま)

600ページに及ぶ膨大な句集には当然、もう少し若かったころの彼女の作品も掲載されている。感銘を受ける作品である。
現在の代表は第8代目ということで、戦禍の中も営々と引き継がれて今がある価値ある同人句集「句は人なり」である。「私もまだまだ上手になりたいので続けていきたい」と意気なお盛んである。
「実は私も趣味として少し書いているんですよ」などと、おこがましくも似たような趣味の持ち主という話の中で、9年前の自費出版「我が人生今が旬」を贈呈した。
❝ 馬には乗ってみよ、人には沿うてみよ ❞ やはりいろんな人との出会いが人生を豊かにするものだね~。

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「予行演習!」

2021年05月25日 | 家族・孫話

               

いつ頃からだったろうか、助手席に陣取る山の神カーナビの威力が少しずつ衰えを見せ始めた。
確かな視力で道路標示を正確に捉え、クルマにセットしたカーナビに負けない道案内を、ハンドルを握るオトーサンドライバーに指示を出していた。それがこの頃は「あの字が読みにくくなった」「道路標示の字が最近小さくなった気がする」などと云い始めた。

しまいには「あの字がちゃんと読めるとは、あなたの目はまだまだ元気じゃねー」と。それも、片方の目は特に見えにくく、もう片方はなんとなく見えるようだという。ついに来る時が来たのかな、と少し覚悟する。これまで白内障手術をした人から色んな情報も入っている。そんな人の症状に近い話しをする。そうなると一日も早く視力回復して普通に見える快適な生活を取り戻させたい。

そう願っているうちに診察を受け、両眼を手術した方が良いとの結論で、今日片方の白内障手術を受けて来た。当然ながらオトーサンドライバーがアッシー君で送迎完備である。
白内障の手術については今さら申し上げるまでもなく、先刻ご承知ではあると思いつつ、極簡単なご紹介を。
カメラで例えるとレンズ交換をすることに当るということ。つまりカメラにとってレンズが全てといっても過言ではないほど、最重要なパーツである。人間様の目も、カメラにとってのレンズみたいな重要な存在。濁った水晶体を取り除き、代わりに「眼内レンズ」を眼の中に挿入する。いわゆるレンズ交換を施す手術だということ。

先ずは良くなかった方から。1週間後にもう片方を。問題は術後の生活の制約である。特に女性にとっては入浴・洗顔・洗髪・お化粧などなどかなり厳しい項目が設定されている。
幸いにして老老介護ではあり、頼りのなさは自他共に認めながら、多少の手助けもアッシー君も出来る男手が付いている。安心して術後の養生に努めてくれりゃいい。と思うのはこちらだけで、本人は術後の不自由さを抱えながら、扶養老人の面倒を見なきゃならないのは大変だね~。せめてこの2週間は、あまり手をかけさせないよう気を付けよう。来たるべきその時のための、予行演習の2週間になりそうな予感。これぞまさしく、年を重ねるということなんだよねー。

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「不揃いのタマネギさん」

2021年05月23日 | 晴耕雨読

 
  
       発育不足で不揃い、不作の白タマネギ               おおよそ粒ぞろい、平年並みの赤タマネギ

気象予報史上まれにみる早い梅雨入り。5月下旬には完全な梅雨入りが発表された。あまりにも早い梅雨入りに、雨期の長さと雨量による土砂災害や河川氾濫など、いわゆる水害が心配される初夏を過ごしている。長雨が降る前に成長したタマネギを抜き取り、竿掛けして乾燥保存できるように仕訳けをした。

およそ7カ月かけて大事に育てた400本近いタマネギさんが、今年の異常気象に影響されたのか、それとも何かの流行病に侵されたのか。まさかコロナ感染症タマネギでもあるまいが、今年は殊の外出来が悪い。ラッキョウを大きくしたような出来損ないが多く、まさに不揃いのタマネギである。

いつも通りホームセンターに苗の予約をして、購入と同時に植え付けをした白タマネギが半分以上ダメだった。ところが同時に植えた赤タマネギはまさしく平年並み、玉太りもよく形もいい豊作の部類である。なんでじゃろう。特に何もしていない。いつも通り畑を作り整地して赤と白ともに丁寧に植えた。寒さの中で順調に根を張り芽を伸ばした。寒肥(かんごえ)をやって1カ月。春先には青々と葉っぱが茂り豊作を予感させた。

3月・4月と、収穫の時期が近付くにつれて白タマネギの葉っぱが枯れ始めた。それも今までに見たことのない、葉っぱの先から黄色くなり、やがて枯れて真っ黒くなってきた。赤タマネギにはそんな兆候もなく順調そのもの。同じ土壌に白と赤を植えたのに、白だけが不作。

勝手に考えてみるのは、買った苗の出来映えによるのか、ということ。つまり赤はこれまでも常に品種改良され、タネそのものが病気に強くなっている、と聞かされたことがある。その点、タマネギは割と栽培が容易な野菜の一つとして重宝されてきた。だから、白の方の品種改良が遅れて、少しの異常気象に勝てなかったのか。などと思いを巡らせてみる。しかし、今回の不揃いの原因が判明したわけではない。

世の中には事ほど左様に、同じように努力してもいい結果が出る場合とそうでない場合がある。その原因は人知では計り知れない何かの不条理が働いているのではないか、ということか。病気になるのが分かっていたら早めに手当をすることだ。ということは、今全世界が困っているコロナ対策も、抑えることに少しでも期待が持てる方策である「ワクチン接種」はやはりやっておくべきなのだろうね~。

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「小学校最後の運動会

2021年05月22日 | 家族・孫話

コロナの勢いは衰えを知らず、気がかりな日々の連続。『うつむき加減を一瞬でも忘れさせたい』。
そんな校長先生の思いを乗せて、孫三男坊「悠雅君」の小学校で春期運動会が行われた。
もちろん、例年の半分以下の縮小バージョン。午前中のおよそ3時間で終了、昼食タイムなどなし。
それでも悠雅君にとっては、6年生という小学校生活最後の運動会が出来たことを大いに喜んだし、私たち応援団も大喜びで出かけた。期待に違わぬ精一杯のパフォーマンスを見せてくれた。

     
              白組団長として校旗を掲げて開会式に臨む

    
         徒競走、ダッシュ!!         コロナ対策で手袋をして玉入れ   

   
   ボールを持たせれば喜色満面(左から二人目)    白組の勝ち、バンザーイ! 

      
         Its My Life 小学校最後のサークルダンス(赤い旗、悠雅君)                                                                                                                                                                                                                                                          

      
        プログラムの最後を飾る選手リレー、白組のアンカーベストをまとって
      
           心置きなく、小学校生活最後の運動会、ラストラン!!

こうしてまた新たな時代を歩んで行くことになる孫君。中学生になるまでにはまだ間があるが、小学校の課程を一つ一つクリアしながら、少しずつ成長していくんだねー。その貴重な足音をすぐそばで目に耳に出来る幸せを有り難く思わないとね。応援団長などと思い上がってはいるが、実は彼の何事に対しても見せるエネルギッシュなパフォーマンスは、ジジの生き甲斐の一つになっているのかも。

そんなパワーに触れながら、もうしばらく自称応援団長を続けさせてもらおう。

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「何はともあれワクチン接種!」

2021年05月21日 | ニュース・世相

          

近くの開業医で予約を受け付けてもらった新型コロナ感染予防ワクチン接種。今日その第1回目を終えた。
耳にタコができるとは聞いていたが、最近では目にタコができるほど、肩近くの筋肉に針を刺すワクチン接種の映像があふれかえっている。どの顔を見ても痛そうな表情ひとつしない。刺す方も刺される方も淡々としている。そんなもんか?と思いながらの1回目。

昔っからヘビと注射はあまり好きではない。小学校のころの予防接種などは、大体出席簿順のアイウエオ。ヨの私など一番後の方なので、先に注射した人に「痛かった?」と何人かに尋ね「大したことないよ」という返事を待って覚悟を決めたものである。それでもなんでも順番が回ってくれば腕を差し出すしかないのに、なかなか往生際のよくない男の子であった。

そんな私だから、今回のワクチン接種もさほど率先して手を上げるわけではなかった。しかし、世の中の趨勢には少しの敏感さはまだ残っている。しかも、ことは命に関わる大切な作業。しかも自分だけが苦しんで寿命を縮めるのならともかく、家族や孫たちや、私に関わる多くの人を巻き添えにしかねない重大事。勝手なことなど言ってはいられない。それでなくても、相変わらず不特定多数の人との交わりは途切れていないのだ。だから、今回ばかりは早くから接種積極派に回っていた。

そして平熱を確認して予約時間の30分前に病院へ。待合室の多いこと。これこそ密だね~とそのことに一瞬ひるむ。もちろん、待合室の椅子は確実に一人分を空けて座るようにはなっているが、それにしても多い人。受付を済ませて、呼び出しの声が届く程度の玄関脇で立って待つことに。
やがて名前を呼ばれ、先生の注意をいくつか聞いて左肩を差し出す。「チクッとしますよ」とは言われたのだが、血液検査の血管に針を通すのとは比較にならないほど無感覚。あっけなく終わった。

人それぞれに考え方はあって「接種したくない」「する必要ない」と唱える人も多いと聞く。それはそれでその人のことだから致し方ない。ただ自分としては何はともあれ先ず接種をと考えて来たので、しない人の近くは怖いよね~という感覚にはなるのだろう。
兎に角1回目が終わった。次は6月11日予定。それを終えたら、県またぎの姫孫にも会いやすくなるのだろうか。こんなちっぽけなことさえ許されないコロナ禍。出来る予防は万難を排してやっておきたいと思う。まだ少し欲があるのだから。元気で長生きの一つの投資みたいなものと考えるのは如何だろう、ご同輩。

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「納得の世代交代」

2021年05月19日 | つれづれ噺

ご苦労さん。ついにお別れの日が来た我が家のエコキュート給湯器。よく頑張ったね!ねぎらいと感謝の気持ちで見送ろう。
スクラップとして再び何かの材料に再生されるといいね。はっきりした記憶も記録もないが、18・9年の付き合いであった。

亡くなって13年になるおふくろが、90歳を超えてなお元気盛んなころ、自ら台所に立って煮物を作ったり、可愛い息子に熱いものを食べさせようと努力してくれるていた。それはそれは実に有難かったし、「無理せんようにしてね」と感謝の言葉もかけていた。その頃はガスレンジで直火を使う台所であった。元気とは言っても少しずつ年なりのもの忘れも出始めた。それと何より怖かったのは、直火で調理をするので、袖口に火でもついたら大変。油ものでも火にかけて置き忘れたら大変。

そんな色んな大変を想定して、早いうちにガスを止めよう。電子調理器にしよう、ならばエコキュートを。ってなわけで、おふくろの安全第一を考えた昔があったのを思い出した。ところが、ガスから電気に変えたら、使い方に戸惑っておふくろがほとんど台所に立たなくなった。やる気満々の明治生れのおふくろから、調理の楽しみを奪ったのかな、などとちょっと切ないエコキュートでもある。

そんな第1号が今回入れ替えることになった。新しくなった風呂加減で今度はどんな話しが持ち上がるのやら。

                    
         十分に役目を果たし、勇躍引退の解体                新機種に席を譲るため剥き出しの台座

      
         ピッカピカの新鋭機種が職人の手でドッシリと         今日から我が家のお助けマンとして鎮座

                    
                   足回りもスッキリスマート、さてこれから何年の付き合いになるのか

年々歳々進歩する電化製品。据え付け後の足回りもスッキリ。バルブ一つ目に付くところにはない。
さて補習の方法は?しばらくの間取説と仲良しにならざるを得ないようだ。

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