今年も梅もぎのシーズンがやってくる。その前に先ずは梅の木の下刈りに汗を流す。
伸び放題の雑草を草刈機で刈り込む。みるみるうちに綺麗になっていく。
ただ、梅の木は低く横に広がるように剪定しているため、枝をくぐったり、這うようにして草刈機を使いこなすのがひと苦労。汗は滝の如く流れる。
一仕事終え、道具を納めに倉庫に行くと、松の幹に花が咲いているのが目に止まった。
「アリャッ、松の木に花が咲いている。」それも小ぶりの蘭のような見事さ。白地に薄いピンクを掃いたたおやかな色合い。
学名を「デンドロビウム・モニリフォルメ」と言い、園芸品種を長生蘭。
その原種を『せっこく』(石斛)というのだそうな。
松の幹に、これほど見事に着生しているのを意識して眺めたのは初めてである。
日本中の樹木や岩等に着生している「野生ラン」とある。
樹木に着生しているものを「もっこく」岩や石に着生しているものを「せっこく」と呼ぶらしい。
それにしても、自然界の命の営みの豊かさ、鷹揚さ、人間の遠く及ばない逞しさを、ここでも見せつけられる思いがする。
植物の棲息は、土に根ざすことだと信じ込むのは早計であろう。
生き延びるという強い生命力を持ち続ければ、住む場所や環境など乗り越えて、花も咲かせることは出来ると言うことかな。
( 写真: 松の中ほどの幹にしっかり着生した、「せっこく」 )
松に着生だから「もっこく」かな
伸び放題の雑草を草刈機で刈り込む。みるみるうちに綺麗になっていく。
ただ、梅の木は低く横に広がるように剪定しているため、枝をくぐったり、這うようにして草刈機を使いこなすのがひと苦労。汗は滝の如く流れる。
一仕事終え、道具を納めに倉庫に行くと、松の幹に花が咲いているのが目に止まった。
「アリャッ、松の木に花が咲いている。」それも小ぶりの蘭のような見事さ。白地に薄いピンクを掃いたたおやかな色合い。
学名を「デンドロビウム・モニリフォルメ」と言い、園芸品種を長生蘭。
その原種を『せっこく』(石斛)というのだそうな。
松の幹に、これほど見事に着生しているのを意識して眺めたのは初めてである。
日本中の樹木や岩等に着生している「野生ラン」とある。
樹木に着生しているものを「もっこく」岩や石に着生しているものを「せっこく」と呼ぶらしい。
それにしても、自然界の命の営みの豊かさ、鷹揚さ、人間の遠く及ばない逞しさを、ここでも見せつけられる思いがする。
植物の棲息は、土に根ざすことだと信じ込むのは早計であろう。
生き延びるという強い生命力を持ち続ければ、住む場所や環境など乗り越えて、花も咲かせることは出来ると言うことかな。
( 写真: 松の中ほどの幹にしっかり着生した、「せっこく」 )
松に着生だから「もっこく」かな