プーチンの側近が持ち歩くカバン トランプに同行する士官が持つカバン(6月21日付毎日新聞)
安定政権維持か、野党の台頭で路頭に迷うか、という大触れ込みの割にあまり盛り上がりを見せない、参議院選挙という国政選挙が明日告示される。
与野党相拮抗しているのは、いずれ劣らぬ人気を誇るタレントさんを担ぎ出し、比例代表の得票数を伸ばそうという見え見えの魂胆であろうか。
タレントさんに国政が務まるのかどうか、そんな野暮は言わない。個人の資質云々より、賛成か反対かの採決で如何に賛成票を伸ばすか。いわゆる数の原則にこだわるためだけだとすれば、言っちゃわり―けど誰でもいいや、なんてことにならないようおベンキョーはして欲しいものである。
それでなくても身の周りを眺めただけでも「この先の日本はどうなるんじゃろうか」「この地球で日本民族・日本国民として生き残れるんじゃろうか」などと、少しオーバーかもしれないが、限りなく不安を覚える後期高齢者の一人である。
いくら頑張って長生きしたって期限は見えているのだから、取り越し苦労などせず、のんびりゆったり生きればいいじゃ!という考え方もあるね~。
しかし、やっぱり生きている間は、大きくは望まない小さくていい、ささやかな幸せ感を味わえる日々であって欲しい。
そのためにも、主権国家としてのプライドを失わず、国民の生命と財産と豊かな生活を守る気概を持った、国会議員集団であって欲しい。「望むのが無理よ」などと言わない、言わせない国政の舵取りをしてもらいたい。反対のための反対で結論を先延ばしして税金の無駄遣いなどしない、紳士と淑女が万民のために本当の汗を流す政治に期待してみたいが、どうだろう。
「核のカバンを示し欧米を脅迫?」という大見出しの記事が目についた。小見出しに「発射指令いつでも」とある。
プーチンの赴くところ、側近と呼ばれる男が「黒いカバン」を提げてどこまでも付いて行く。あのカバンの中味は何??
いつでも、どこからでも核攻撃の指令を出せるスイッチボックスであったらなんとしよう。やりかねない現実味を帯びた話に聞こえる。一方でトランプも大統領当時、同行する士官に黒いカバンを持たせていたという。北のリーダーはそれを察知して、ロケットマンと呼ばれても平気で核の発射訓練を続けているのだろうか。
どいつもこいつも賢くないね~。もし本気で正気で黒いカバンの蓋を開けたら、たちまち自らも核の洗礼を受け、この世にいなくなるという事実を世界中が束になって教えるべきである。その気概を見せる国際連合組織を指揮するのは、どの国がふさわしいのか。どっこの国もそれに適した、その資格に足るものを持たず、個の主張のみを貫こうとするのがなんか馬鹿げてるよね~。そういった風潮を寄ってたかって阻止できる国際情勢の枠組みを作ることはできないのかね~。なんか難しそうな話になるね~。
我が国の立ち位置、国を守る憲法の考え方など、まっとうに、じっくりと話し合える国政の議場を作り上げてほしいものではある。