「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「長月つごもり」

2022年09月30日 | カープ一喜一憂

        

一ヶ月の過ぎゆく早さに驚きながら、改めて暦を見ると、早くも長月つごもりだって。
『秋きぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる』
日中の日差しは強くても、夜になると何となく肌布団では物足りなさを感じる季節。秋風の到来と共に今年のカープさんも終わってしまった。5位確定。中日ドラゴンズさんのお陰で、テールエンドは免れた。

ものは思いようで、5位と悲観する前に6チームの中ではブービー賞である。などとバカなことを言っていたら、本当の鯉党・熱心なカープファンには叱られそうである。が、1年を通して何かしら消化不良が拭えない、本当に地力がないチームに見えて仕方なかった。中途半端な温情にやきもきしたり、投手出身の監督なのになんで投手心理が読めないの?投手の一番のモチベーションは「勝ち」を付けて上げることじゃないの??などという疑問符の付く試合があまりにも多すぎた。カープさんの場合、8月あたりから秋風が吹き始めていた。

今年も残り試合1試合。これでようやく夕方のゴールデンアワーが自分の時間に使える喜びが戻った。逆に言えば、それほどにナイターにしてもデーゲームにしてもカープがテレビで流される限り、他のことはさておいて応援をした。と言えばかっこいいが、先に点を取ったら逆転を怖れて手に汗握っている。大抵そんな場合逆転負け。相手に先に点を取られたらもう青菜に塩。などと、弱いカープばかりが目に付いた。これって本当のファンなの?と自分で呆れ返るほど。でもその負の予感がよく当たるんだ!

来年こそ、ワクワクドキドキさせる指導者が欲しい。と言ってもボスがビッグ過ぎてシーズン途中早くから最下位になってもらっても困る。なんだかんだ言いながらやっぱりカープ!それいけカープなのだ!!この秋のプロ野球は、今日のカープ敗戦で全て終わり。後はホームラン56号が出るのか出ないのかその一点である。

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「パンダ50歳」

2022年09月29日 | ニュース・世相

            

近くて遠い国とはよく言われるが、遠くて近い国とは言われない日本と中国。
なんだかんだ言われながらもなんとか国交正常化から50年という節目を迎えた。半世紀の節目を迎えたことで、成熟の関係、大人の関係になれるかという期待もないことはなかったが、結果的にはやはり覇権を狙う大国主義が見え見えで、正常な国交樹立とは言い難いようにこの目には映っている。

1972年9月、日本と中国の国交が正常化した。そのシンボルとしてジャイアントパンダ2頭が中国から贈られた。上野動物園周辺には、愛らしい姿を一目見ようと長い行列ができ、2時間待って30秒しか見られなくても、辛抱強く待っていた光景をはっきり覚えている。あの時は、過去のわだかまりを捨てて本当に隣国同士のきずながうまれるのか、田中角栄総理に期待したものである。

ところがそんなに甘くはなかった。中国側の歓迎晩さん会の席で発した田中角栄総理の言葉「過去に多大な迷惑をかけたことをお詫びしたい」という、我々日本人にとってごく自然なお詫びスピーチが、中国語への翻訳が誤っており、国交樹立に初めっから齟齬をきたしていたというのだ。
こんな誤りがあったり、他国に頼る我が国の不甲斐なさを嗤って、芯からの信頼関係の構築がなされなかったということなのだろうねー。

希少動物であるパンダを中国からプレゼントされてから50年。生き続けていれば50歳。しかしジャイアントパンダの平均寿命は20~23年というから、現在日本各地に生息するパンダは、初代から数えると何代目になるのだろう。パンダの愛らしさは今も人を惹きつける。その発祥の地は今や世界からその横暴ぶりを警戒と懐疑の目で見られている。パンダの変遷は大きく変わらなくとも、世の中の変遷はいつもきな臭さが付きまとうね~。

兎に角、力ずくで世界の現状を変更させる横暴は許してはならない。特に島国である我が国は、海洋封鎖されたら干上がってしまう。自らの力で自国を守る気概と体力を養っておかないと、孫達の将来が危うくなりそう。ま、そこまで生きてはいないこの身ではあるが。

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「国葬!」

2022年09月27日 | ビッグニュース

       
  

憲政史上で最も長く、日本国を代表する顔、内閣総理大臣として君臨し続けた安倍晋三氏の国葬が執り行われた。
これまで誰も経験したことのない8年8カ月に及ぶ、一国のリーダーであり一国の最高責任者として、世界の中のNIPPONの地位を築き上げた人との最後のお別れに国民の一人として哀悼の弔意を捧げたい。

どんな小さな団体でも、ひとたび代表だのリーダーだのと呼ばれる立場に立った時、その責任を全うするためにどれだけの神経を使い、配慮し、その上で仲間のためになる利益を求めるとなると、根回しだって必要となる。その難しさ、大変さなど、それこそ半端ではない重責を感じることになる。
そんな世間一般の生活はもとより、国民の安心安全を求めて、世界のリーダーと対等に渡り合うご苦労は、我々の想像だに及ばない複雑多岐に及んだことだろう。

なにを言っても考えても、飽くまでも個人の感情である。国葬に反対する人はそれはそれで意見も主張もあるだろう。だから反対意見を認めるのだから、賛成する人の存在も認め会いましょうやということになる。少なくとも「自分の言っていることだけが正しくてそれ以外は認めない」などとは互いに言わないことにしたいものである。

志半ば、年齢も67歳という若さ。そんな人の命を暴力で奪う野蛮。凶弾に斃れた無念さ。そんなことを考えるとやはり、個人としては国葬止む無し、と思ってしまう。理屈抜きで、静かに手を合わせてお見送りしたい。

菅義偉前総理大臣による、友人代表の哀悼の言葉は心に沁みた。肝胆相照らす、心を通わせる友の存在は人生を豊かにする特効薬であるのかも。

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「スマホの利点を」

2022年09月26日 | 地域活動

             

ゆったりのんびりの休養をもらった昨日から、一夜あけたとたんに、身の回りにいろんなことが押し寄せてきて、能力以上の働きを要求してくる。それでなくとも固くなりかかった脳ミソは、気持ちとは裏腹になかなか指示通りには動かない。ついつい優先順位を付けて、どっちゃでもいいことは後回しにしたつもりがいつしか忘れてしまっている。まあ、忘れてしまっても支障を来さないことは、ある意味不要なことだともいえる。ただし、忘れることで義理を欠く結果になることもあるのが厄介ではある。

過去1週間から向こう1カ月くらいのスパンで、やるべきことの整理をしてみた。パソコンで整理しながら優先順位をつけるのだが、最初のうちはある程度時系列に順番よく並んでいる。何項目か計画を立てるうちに頭の回線がこんがらがってくる。いつしか時系列も順番も後先ごっちゃになっている。先日の会議の議事録や打合せのまとめ程度なら何とかなるが、明日以降の計画的事柄となると「相手」がいるわけで、こちらの思い通りばかりにはいかない。

パソコン画面に項目を並べておいて、一つ一つ相手の意向を確認したり相手の都合に合わせたりして実行ステージまでこぎつけるのが大変である。こんなとき有り難いお助けマンが、電話掛け放題のスマホである。相手の意向を確かめる長電話も、言い忘れ・聞き忘れの確認電話も、料金気兼ねなしにお話しできるという有り難いシステムを最大限活用させてもらっている。

ただ思うのは、これほどの時間を地域活動に費やすのなら、自分のやりたいことがどれほど前に進められることか、と思いながら「バッカだね~、いつまでこんなことやってるの??」という自分の声が自分の耳に聞こえてくる。でもね、引き受けてしまったからにはね、オレがやらなきゃ誰がやる?
心配せんでも周囲には、こんな古い脳ミソより遥かに柔らかくて新鮮で、何でもサクサクこなせるお方は多いのにね~。「あいつがやりたがっているのだから任せときゃいいさ・・・」てなことになっているんじゃろうね~。

どんなにあれこれやったって所詮自己満足の世界。だれも褒めちゃくれないけど、無責任に放り出すわけにもいかないし。ま、考えてみれば「ついに出来なくなりました」と自らギブアップする日が目に見えているのだ。それまで「枯れ木も山のにぎわい」で、迷惑掛けない程度に経験則を頼るとするか。

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「爽やか、秋の一日」

2022年09月25日 | 季節の移ろい・出来事

        

9月は2度の3連休に恵まれた。毎日サンデーのジジにとっては3連休があってもなくても格別どうってことはないが、学校に通う孫ちゃんたちにとっては、里帰りの夢が叶うかどうか大きな問題である。
二度目の連休にやっと夢が叶って、夏休み半ば以来の里帰りに大はしゃぎである。

色んなお楽しみがある中で、小3の姫孫はじいちゃんとお手々つないで、田舎のあぜ道をゆっくり散歩するのが殊の外お好みである。バッタが飛び交い、トンボは目の前をスイスイ。小さな小川に目をこらせば、直系10cmくらいの亀さんが歩いていたりする。
住んでいる呉の街中ではあまり出くわさない光景に目を見張っている。そして、田んぼのあぜ道に咲くヒガンバナを愛おしげに摘み取って「ばあちゃんへのお土産」と喜んでいる。

使っていない花入れを探し出してヒガンバナを立ててみると、鮮やかな赤が玄関を彩る。隣の一輪挿しが淋しそうといって、今度は畑に降りてニラの花を摘んできて挿している。こういった心遣いは、姫孫ならではのホンワカ優しさでなんとも言い難い癒やしをくれる。

今日のジジは、朝早くから予定のグラウンドゴルフ大会にお出かけ。地元の連合自治会主催のお遊びゴルフである。最高齢は93才の、地元カントリークラブでその腕を鳴らした元セミプロゴルファー。そんな人と同じチームで回るラッキーを喜び、大先輩のテクニックを盗み見しながら、2時間半に及ぶ32ホールを、ヘタはヘタなりに軽口を叩きながら、軽いいい汗を流した。

我が団地チームから8人参加して、二人が入賞するという快挙。そんなこんな爽やかこの上ない秋の日を楽しんだ。こんな日があるから、明日も明後日もまた小さいながらも楽しいことを求めて、つい頑張ってしまうのだ。日一日と秋が深まっていく。

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「就業構造基本調査」

2022年09月23日 | つれづれ噺

            

『就業構造基本調査』この厳めしいタイトルはなんじゃ? 一目見ただけではよー分らんという第一印象。内容も今ひとつ掴みにくいみたいではあるが、これも致し方ない。
総務省統計局発信の、国勢調査に次ぐ国家の基本となる重統計統計調査である。という触れ込み。いかにも国の偉い官僚の口から発せられそうなタイトルではある。キャッチフレーズは「安心して働ける明日へ」とある。

「みなさまの就業に関する状況について現状を正しく把握し、安心して働ける社会を実現していく、国や地方の施策の基盤となる重要な調査です」ということ。つまり、企業で働く人たちの意識調査の意味を持っており、働き方・待遇の在り方・雇用形態など幅広い実態調査をして、今後の企業体質改善や働く人の満足感を高めるような労働行政に役立てる「基本調査」ということのようである。

2年前の国政調査員経験者に、今回も調査員のお願いが寄せられたという次第。
断ることも出来たのだろうが、冥土の土産の一つになるのかならないのか定かでは無いが、いずれにしてもこういった仕事はもうこれでお終い、次は無い。という意識が働いて引き受けたのだったのかな?
「しまった!引き受けなきゃよかった!!」と反省しながら下準備を整えてきた。いよいよ明日あたりから本格的な家庭訪問、調査のお願い作業が始まる。

働き方改革が色々言われている現代社会。雇用を盾に企業の横暴を許してはならない。働く人の労働力の価値を正当に評価させる企業風土を作りあげるためにも、こういった統計調査には積極的に協力して、実態を行政に吸い上げさせるのが、我々の義務であり使命であるような気がする。
ただ今回の調査は、国勢調査のように住民全員が対象ではなくランダムにピックアップされた家庭の15才以上の人の現状実態調査ということである。

面倒くさい作業であることは認めるが、現在の状況を良くも悪くも行政に反映させるためには、先ず調査票に実態を書き込んで提出することである。インターネット回答も筆記回答も準備されている。もしもあなたの家庭が対象になったら、どうぞ、積極的なご協力を、総務大臣・県知事・市区町村長に成り代ってお願いしますだ。調査員もついらいのだ。

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「投資の季節!」

2022年09月22日 | 季節の移ろい・出来事

     
         白菜は苗を買って、手抜き!                 大根・カブなど、根菜は種蒔きから

兎に角、雨の少ない今年の秋。大変不謹慎ながら雨を待っていた。極端なことを言えば台風に雨雲を連れてきてほしかった。
こんなことを言うと、川の氾濫や雨による土砂災害に襲われた方々にとって「何を言うか!」とお叱りを受けるだろう。
でもね、長い間のカンカン照り続きで畑は埃を立てるほどに渇いてしまっている。冬用の野菜の種蒔きに必要な水分は不足したまま。一雨来たらタネを蒔こうと待っていた、というのが正直なところである。

今年初めてマルチシートを買い、新たな野菜の種も買い、準備万端。もちろん日が傾いた夕方を狙って畑づくりにも精出して来た。
そうしてやっと雨が降った。少し遅れ気味ではあるが兎に角タネを蒔かなければ。ただ、白菜だけは今年も苗を買って4日も待って今日植えた。
寒波の状況や雨不足を心配しながらではあるが、兎に角苗を植え、タネを蒔き、年末に向けて自家製造をめざして、せめてもの食糧自給率のアップ効果を期待しての、言うなれば小さな小さな投資である。

こちらの投資は微々たるものであり、丸損をしても家計が傾くまでもない。しかし、このところの円安ドル高の傾向は、輸入に頼る部分の大きい日本経済にとって大打撃である。数か月前までは1ドルに120円を出せば仕入れられた物資が、今は145円出さなければ手に入らない。日本の物価高に拍車がかかるのは当たり前、という構図である。株式への投資も今のような変動の大きい株式市況では、弱小投資家には手を出せない。

そんな大きなことなど考えずに、小さな投資で小さな収穫を喜ぶ畑づくりが、我が身に合った投資の話である。

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「大風に耐えて!」

2022年09月20日 | 季節の移ろい・出来事

      

文字通り台風一過、見事な青空に肌を刺すような陽射し。ここ3日間のあの大騒ぎがウソのような今日の昼下がり。
息子の定年後の帰省に夢を託して、我が家のすぐ近くに新たに家一軒を構えた10歳違いの姉。新筑後2年も経たないうちに、不運にも交通事故で急逝した。甥っ子が都会から一時帰省して住んでいたが、色々事情があって今は空き家となっているその家の様子を見に行ってきた。

なんせ、あれほど大騒ぎした大型台風14号が県内を通過した翌日である。
何か物が飛んできて大切な家屋を傷つけてはいないか。周囲の木や竹が倒れ掛かって家を傷めていないか。叔父としてのせめてもの心遣い。
詳しくチェックしたが幸いにして無傷であることが確認できた。鹿児島や宮崎では大変な爪痕を残した台風14号であるが、進路の中心が少しずれたお陰で事なきを得た。

帰り道に、収穫を前にした頭(こうべ)を垂れる黄金色に目が留まりクルマを停めた。
中心がそれたとはいえ超大型台風の風に耐え、自らの役割を全うするように見事な実りを見せ、文字通り実るほど姿勢をかがめる稲穂が、台風一過の秋の風に揺れていた。実りをこの目で確かめるのは、何かしら気持ちが軽くなるものである。

被害に遭われた全国の皆様に心からのお見舞いを申し上げると同時に、被害に遭わなかった地域もあるわけで、豊作を分かち合えば日本全体が沈没することなどあり得ない。今一度気持ちを奮い立たせて、今以上に台風などに負けない風土作りに励みたいね~。

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「大雨と大風と」

2022年09月19日 | 季節の移ろい・出来事

          
                    窓のすぐ下で、恐ろしい音を立てて風に煽られる草や雑木 

   
       海に面した小高い森のてっぺんの竹が大きくうねっている

長時間に及ぶ台風14号の居座り。厚い雨雲は山口県全体を赤色に染めて大雨を警戒させる。
部分的に紫色の線状降水帯を示す大雨予報。数時間が過ぎてもテレビ画面の様子は変わらない。降り続く雨はやがて洪水の心配となって胸をふさぐ。

窓の外では風に煽られる草や雑木が、千切れて飛んでいきそうなほどに、右に左に荒れ狂うように揺れる。
その向こうの海に面した小高い山の木々は、こちらも地上全体をゆらすかのように荒れ狂う。山のてっぺんを覆う竹林が、大きく大きく揺れて海から吹き上げる風の強さを見せつける。このように、小高い小さな森が、海と我が家を隔ててくれたお陰で、恐れていたテラス屋根の波板を損傷する危険から守ってくれたようである。

市内の山間部にある最も高い山「羅漢高原」は、昨日の降り始めから450mmの雨量をもたらしたという。
山に水分を保たせる、いわゆる保水性を高めるために、針葉樹から広葉樹に植え替える植林に何度か通ったことのある山でもある。
数十年に一度の雨量と言われるこの大雨は、県下でも大きく長い川の代表格である錦川に流れ込む。下流には国の名勝「錦帯橋」があり、多くの住民の生活がある。

これ以上降り続けると錦帯橋は流され、市民生活は甚大な被害を産む。濁流は錦帯橋の石積みの土台から、木製の橋台に届きそうなところまで来ていた。       
           濁流が襲う錦帯橋第一橋。あと少しで流失か。       
          現場には出向けないのでテレビの画像拝借。

天の恵みか市民の強い願いが叶ったのか、辛うじてここまでで流失の難を逃れた。同時に城下町への濁流の氾濫も免れ、安堵の胸を撫でおろした。
このように、あってはならない自然災害が目の前で繰り広げられる現代社会。地球温暖化と呼ばれる悪の元凶は見えているのだから、対策を講じることに世界が手を携えることは出来ないのだろうか。核兵器や超音速優秀兵器をもってしても、地球温暖化は退治できない現実がじれったい。

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「へそ曲がりな・・・」

2022年09月18日 | ニュース・世相

          
                  台風14号のへそ曲がりな軌跡

今年の秋というか、9月に入ってから、台風の進路に悩まされ何度も大きな心配をさせられている。
遠く太平洋上で発生した熱帯低気圧が、何をエネルギー源として成長し発達をするのだろう。日本近海に近づくと必ずといっていいほど、大型の強い台風となって我が日本列島に襲いかかる。それも、日本列島を狙い撃ちにするような、曲がり方をしないでそのまま素直に北上すればいいのにといつも思う。それほどに、近頃の台風の進路はへそ曲がりであり、全く素直でない。 どこかで耳にしたことがあるようなセリフではある。

しかも「これまでに経験したことのない大雨に見舞われる」とか「普通の家屋が倒壊するほどの猛烈な風が吹く台風」と言われるように、台風の勢力や規模の大きさを示す表現がより具体的になり「直ちに命を守る最善の行動を・・・」と迫られるとおちおち出来なくなる。
先の11号台風で、勝手口のある東側のテラス屋根は少しダメージを受けたまま、この手で軽い補修をした程度である。この14号が去ったら、自分でやるか業者を呼ぶか、どっちにしても早期の二者択一を迫られている。今度こそ、へそ曲がりな台風に対抗して、こちらは真面目に対策を講じるとしよう。

住環境は雨にも風にも比較的強いと信じ込んでいるだけに、早期避難もしないし真に迫った警戒をしていないこの現実。
昼間っから、岩国市長の声で台風警戒情報が流されている。
スマホには、16時49分発信岩国市に対する「波浪警報」「大雨注意報」「洪水注意報」が出されたというお知らせが。
今回はこういった情報をそのまま素直に受け止める必要がありそうだ。そして祈ろう、14号がゆっくりしないで、さっさと移動してくれることを。

冗談抜きで、大荒れにならないことをひたすら祈りたい気持ち。
と、ここまで書いたところへ、近くの高台に住む孫君から「台風が来るよ、危ないと思ったら僕んちへ避難してね」との電話が入った。
有難いことだが、ここはひとつ我が家の様子を見届けたい気持ちが強い。ありがとう、悠雅君!!

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