「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ふる里のお神楽」

2024年11月04日 | いわくに よいとこ
 
                             
                                                           
すぐ近くの集落で行われた昔ながらのおしとやかなお神楽。神主さんが神様に捧げるお祈りの儀式の一種である。
希少で貴重な資料を基に、地元の人たちの熱意によって復活を遂げたのは、1990年、平成2年というから、まさに『復活35年祭お神楽』であった。

舞手には、あの顔この顏知った顔のオンパレード。「そっか~この人も、見えぬところで練習に練習を重ねて、年に数回しかない晴れ舞台のために頑張っているんだね~」と感心することしきり。
そういえば、このお神楽だけは手ほどきを受けるチャンスに恵まれなかったことにふと気が付いた。もし若い時にひょんな出会いがあったら私のことだ、のぼせ上がってお神楽にハマっていたかも。

鬼の衣装に身を包み、軽やかに舞うのは81歳という。
翁の衣装に釈板を担ぐ舞い手さんは御年88歳だとか。やりますね~。飛んだり跳ねたりの豪快な商業神楽とはまた違った、枯れた味わいにしばし見入った。
田舎町ならでは色んな趣味や遊びの空間はあるもんだね~。一つでも多くの場所に足跡を残す意味でもまだ老け込むのはもったいないねー。無理のない範囲で、出来ることをいま・・・。

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「花菖蒲はいかが?」

2024年06月11日 | いわくに よいとこ

お腹に力が入ると何となく術後の傷がうずく。やはり大事の後が一大事とばかりに少し臆病になっている。
さりとて家の中にばかりくすぶっているのも本意ではない。近くの公園ではG・ゴルフが行われる日。同好会仲間への退院挨拶を兼ねた顔見世に行ってみた。歓迎してもらって邪魔にならない程度の談笑で引き揚げた。
早く仲間に戻ってクラブを振りたいが、それも今は我慢。と言うことでふと思い出したのが、いわくによいとこお城山のふもとの菖蒲園。まさに今を見ごろ、色とりどりに咲き競う。

    
                 お城と菖蒲と白壁と
    

    

     

    

やはり地元の花菖蒲は色がいい。ところどころまだらになっていようが、花の少ない部分があろうが、錦帯橋に続く公園の一角であり、岩国城のふもとというロケーションは見るべきものがある。

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「ブルーライトアップ」

2023年09月23日 | いわくに よいとこ

                                                                
                         今宵一夜の「ブルーライトアップ」された岩国錦帯橋

待望の秋がやって来るという季節の変わり目、秋分の日を迎えた。
暑さ寒さも彼岸までと言われるように、いつまでも続く今年の厳しい残暑に早くお別れしたい。一日も早く涼しさを連れてきて欲しい。
そんな願いも合わせて、お墓の前でねんごろに手を合わせた。

そんな秋分の日、お彼岸の中日の今日、国の名勝に指定されている錦帯橋が「手話言語の国際デー」に合わせてブルーにライトアップされた。
日没から22時までと決められていたので、時間を合わせて撮影に出かけた。
遠くお城山をバックに、鮮やかなブルーに彩られた錦帯橋もなかなか乙なものである。などと、いつも眺めている私の目にさえ、ウンウン洒落てますねーとうなずいてみたくなる。

遠い過去には糖尿病予防のキャンペーンとして錦帯橋がブルーライトに彩られたこともあった。そして子宮がん検診の促進キャンペーンでは見事なピンク色にライトアップされたこともあった。
観光客や多くの人が目にする錦帯橋もこのような形で〇〇記念日のお役に立てば、どちらにとっても嬉しいこと。皆さんに注目してもらってこその値打ちだから。

季節の変わり目は体調の変わり目でもあると心得て、健康イチバン、いい秋を迎えたいと思っているのだが。

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「今こそ、菖蒲園!」

2023年06月12日 | いわくに よいとこ

本日は、人情溢れる城下町『花のいわくに』へようこそお越しくださいました。
400年の歴史を誇る岩国城のふもと、お堀や池をめぐって四季の花咲き乱れる静かな町の佇まいをご紹介しましょう。ごゆっくりご堪能下さい。
などとあふれる観光客には恵まれない岩国を、半分押し売りの如く謳いあげてみましたが、ここ数日は本当に自慢できる見ごろの花菖蒲が、優しく静かに旅の疲れを癒してくれますよ。どうぞご覧あれ!!(これもおしうり)

       
国の名勝「錦帯橋」を岩国側から渡って3分も歩いたところに、戦国の昔を偲ばせる武家屋敷町がある。そこにはお城を守るための人工お堀が数本水をたたえている。そのうちの一本には、職人さんの業を競う花菖蒲が所狭しと植えられ、目を見張る艶やかさを競っている。まさしく淡いピンクから濃い紫、純白に真っ黄色、カメラを向けるのに迷うほどの花盛りである。

       

    

       
往時をしのぶ佇まいは、今も白壁に囲まれた家々が立ち並ぶ錦帯橋奥座敷、ウイークデーともなれば訪れる人も少ない本当に静かな憩いの場である。

       
お堀を改良した菖蒲園も見事だが、吉香公園の奥まった一角に小さな菖蒲園もある。小さな池をあしらって多種多様の菖蒲が花を咲かせている。池の中央には松やつつじの箱庭があり、板づくりの遊歩道で菖蒲の花を間近で鑑賞できるのもまたいい。

       

     
あじさいも見ごろを迎えて、菖蒲の箸休めにピンクや空色の珠あじさいが休息を誘っている。

       
これはおまけです。お堀の菖蒲園の花のないあたりに見慣れぬ花が・・・と思ったらさにあらず。どこからともなく飛んできた大きなアオサギが食を求めて密かに潜伏中であった。かたや色艶やかに咲き乱れる花の根元では、野生の生を賭けた競争が繰り広げられている。鮮やかに小魚を1尾ゲット。自然の営みのの一つを見ながら、また来るね。皆さんも一度はおいでてくださいいわくにへ。

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「花咲き誇る苑!」

2023年04月21日 | いわくに よいとこ

地上の穀物全てに栄養を施す雨「穀雨」に潤いを得た花々が咲き競う、国の名勝錦帯橋の奥座敷我が町自慢の吉香公園を訪れたのは昨日。
夏日の予報にうっすら汗をにじませる花の散策。たまにはこういった優雅なひと時を味わうことも忘れたくない。と言いつつも久しぶりの公園散策ではある。 

           
                      国の名勝錦帯橋の奥座敷、吉香公園の牡丹
           

           
                          咲き乱れるツツジ                 

           
                       見ごろを迎えた 藤の花 

           
                 花水木と新緑の向こうにそびえる 岩国城

ゴールデンウイークを前にして色んな花が咲き競う城下町岩国。空の便も新幹線も兼ね備えている。もっと観光客が増えてもいいはずなのに、観光戦略と言う点ではあまり長けていない。その分我々市民は、花咲く城下町を悠々と散策できるのは有難い気はするのだが。

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「満開の花見!」

2023年03月28日 | いわくに よいとこ

久しぶりに自慢したくなる岩国を、満開の桜に囲まれる錦帯橋を、少しだけ紹介させて頂きます。

    🎵 一度はおいでよ 岩国へ 人情あふれる 城下町

         肩を寄せ合いあなたと歩く ご連アーチの錦帯橋に

             舞うはさくらの あ~春の宵  ♬      愚作 yattaro-

  
              錦帯橋周辺だけで1500本と言われるソメイヨシノの見事な満開
       

    花・はな・ハナ さくら・サクラ・桜  中間が花開くと、我も我もと後れを取らないように咲く桜、一気に満開に
  

         
                 歴史を誇る古木のソメイヨシノ、通称100年桜

         
              お城山を背景に麓に広がる3000本の桜が、岩国城を見上げている

         

満開の桜を紹介するのに多くの言葉は却ってつや消し。遠方の皆さん岩国の桜をお楽しみください。

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「我が町の新たな拠点!」

2022年11月22日 | いわくに よいとこ

    
     工事が進められていた頃の、荷さばき場                完成後の新たな、荷さばき場

我が町の新たな拠点となる施設が、老朽化した以前の建物に代わって堂々のお目見えをした。工事中の左側に見える白い建物が以前の施設であっただけに、新たに完成した建物には、その新しさや規模の大きさだけではなく、内容の充実や住民の期待に応える運用が望まれている。私も大いに期待をする一人である。

元々地元漁師さんたちの荷揚げ場所であり、仲買人も地元住民も買うことの出来る「魚市場」として賑わった過去がある。
今のように大型スーパーが進出していない素朴な漁師町の、そこだけが繁華を誇る交流の場であり、2階の多目的スペースは地域の貴重な社交の場でもあった。

鉄骨地上4階建て。1階には、くみ上げた海水をろ過・紫外線殺菌する保冷貯水槽や活魚水槽を備え、加工所や販売所を併設。などなど他に2階も3階も近代設備を備えるカッコいい建物であり施設である。その名を「荷さばき場」と言い、愛称を「Fベース(えふべーす)」と決まった。
先ずは、地区名「藤生(ふじゅう)」のF。次いで「魚(フィッシュ)」のF、フレッシュ・ファン・ファミリー・フレンドなどのFを集めて「Fべース」。なるほど、今後に期待が持てる愛称である。

海辺に立つ頑丈な建物でもあり、地域の防災拠点・避難場所としての役割も担う。新たな地域の拠点、期待に胸が膨らむ。本格的な活用開始が待たれる。 

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「自称、隠れ紅葉の名所?」

2022年11月12日 | いわくに よいとこ

毎年この季節には必ず時間を作ってわざわざ出かけて、ゆったり深呼吸の一つもしたくなる場所がある。カメラアングルもまたいい。
おまり多くの人は訪れないけど、しっかりした観光スポット「隠れ紅葉の名所」と自ら勝手に命名して、一人悦に入っている場所でもある。
錦帯橋の奥座敷、吉香公園の片隅にあるその名を「岩国もみじ谷公園」という。決して広くもないし、一生懸命紅葉を眺めるほどの数でもない。足も疲れない程度で十分楽しんで見終えられるのがいい。

  
  
今日はあいにく土曜日とあって、観光客も結構多かった。人影を避けながら、お気に入りスポットをカメラに収めたのは27枚。毎年同じような写真をアップしてもね~という気恥ずかしさもあって、今年の場合はこの程度に抑えた。悪しからず。

実際はこんなものではなく、あちこち鮮やかな朱や黄色が手招きをしている。500本は優に超える各種数々のかえでやいろはモミジ、それに黄色が映える銀杏の木など、目を楽しませるには十分の広さを誇っている。といことで手前味噌な話であるが、ご用とお急ぎでない方は是非一度お越しになっては如何かな。大きく損はさせませぬぞ。
そこでひと節、♬ 一度はおいでよ岩国へ 人情溢れる城下町 方を寄せ合い二人で渡る 五連アーチの錦帯橋に 舞うは楓か花もみじ ♪♪

  
昔の人は本当に風流というか、花鳥風月を生活の中に取り込んで楽しんでいたのよね~。春は桜、夏の鵜飼い、秋のもみじや冬の雪景色。自然の織りなす美観は風光明媚な景勝として、多くの人が訪れていたのであろう。

もみじ散策の道沿いにあるお寺の門前には、こんな可愛らしい紅い毛糸の帽子を被ったお地蔵さんのお出迎え。ついで出会ったのが、あまり見かけない大型犬のお散歩。ごっついお兄さんの割りには優しくにこやかに「穏やかなタチ(性質)ですから触っても大丈夫です」と、大型犬に負けない穏やかさで触れ合いタイムを作ってくれた。今日もいい一日であったような。

初冬というには暖かな日が続いているが、無理して遠くへ出かけなくても、その気になりゃ近場にだって色んないいとこるがあるものだよね~。

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「菖蒲を召しませ」

2022年06月02日 | いわくに よいとこ

     

    

     

     

     

いわくによいとこ一度はおいで 桜につつじ、菖蒲が招く!!
そして今ひとつ、岩国の夜を彩る錦帯橋を見上げる錦川鵜飼いも昨日から始まりました。
かがり火に映える水面から一直線にアユをめがけて潜る鵜。それを操る鵜匠の手縄さばきも見ごたえあります。

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「テレビで見る岩国」

2022年04月18日 | いわくに よいとこ

  
  さくら色にライトアップされた錦帯橋        いわくに寿司の向こう、遠くに錦帯橋が

我が町の数少ない名所や名物が、夕方のNHKローカル番組に映し出された。
NHK山口放送による、地域情報番組の特集として組まれた「岩国版」のワンシーンである。

さくら色にライトアップされた錦帯橋も、最近では様々な色の組み合わせによるカラー演出が見事で、昼間のモノクロに比べると、地元民ながらオッ!と思わせる別の姿を見せてくれる。
いつも食べ慣れている「いわくに寿司」は、別名「祭り寿司」とも「殿様寿司」とも呼ばれている。
独特な手法が営々と引き継がれているこのいわくに寿司。その昔母が作る「ハナさん寿司」は近所では味の良さが評判であったのを覚えている。

お嫁入や棟上げなどのお祝い事で、お客の食事接待やお持ち帰りのお土産などに使われた。ハナさんの腕は重宝され、わざわざ頼みに来て前夜から仕込みをしたりしていた。主な仕込みは、表面にちりばめる魚の酢締めという作業である。酢っぱ過ぎず辛すぎず、ちょっと砂糖味を効かせた甘ずっぱさが、寿司全体の美味しさの評価となる。人数分に合わせて1升2升のご飯を炊き、長方形の寿司枠に寿司ご飯を敷き詰める。季節に応じた野菜や錦糸卵、シイタケ、レンコン、それに昨夜から仕込んだ魚をちりばめる。そうして一段目が完成。

レンコンの葉っぱを乾かした仕切りを敷き二段目を作る。その繰り返しで5段目まで重ね挙げて、寿司枠の蓋をして重しを載せて締めていく。
問題はその後の、寿司枠を抜くときの力加減と要領によって形が決まってくる。蓋を片足で踏みつけ、力が偏らないように対角線に平均に少しずつ引き上げていく。ここは男の仕事である。

思わぬところでいわくに寿司の「作り方レシピ」になってしまったが、味の方のレシピは、義母ゆずりの確かな腕を持つ山の神に任せよう。
このいわくに寿司は、標高200mの高さにある山城で、籠城戦を想定した保存食の一つとして古くから伝わっている伝統食でもある。酢で締まっているので、少しの量でも食べ終わった後でお腹が膨らむ思いがする不思議な食料でもある。食べ過ぎにご用心!!

それにしても、見慣れ過ぎて感動も忘れてしまった風物や、食べ物を、改めてテレビ画面で見せられると意外や意外、とっても素晴らしいものに見えてくる。気持ちの奥底に、素晴らしさが織り込まれているということなのだろうか。

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