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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「7月が往く」

2014年07月31日 | つれづれ噺

                      

            『無いことの不足ばかり思わず 今有るものに感謝しよう』

わが家の、というか大半が私個人の、ひと月の予定の諸々を書き込むメインカレンダー。
居間の壁にぶら下げられて、朝に晩に目が行くようになっている。
そこには、月替わりの格言や心構えといった言葉が、流麗な行書体で、墨跡鮮やかに書かれている。

大暑があり、土用があり、いやがうえにも暑い暑い7月であった。それも今日でおしまい。月が替わる。
暑さをしのぐ数々の方法は人それぞれに色々ある。しかし、何をどのように努力したところで、暑さそのものはどこに持っていくこともならず、身近なところに居座っている。
暑いな~ アツイナ~と愚痴をこぼしても暑さは変わらない。ただ、あれこれ涼を求める努力をする過程で、気持ちが安らぎ、思わぬ涼しさを味わうことがある。

暑さに追われれば冬を恋しがり、冬の寒さに襲われれば夏の暑さを恋しがる。人間の果てしない性(さが)とも言える欲望である。所詮ないものねだりか。
照りつける太陽のこの暑さが、取り入れの秋、五穀豊穣の祝い唄につながることを想えば「暑さまた愛し」となるはずである。

カレンダーが黒くなるほどの予定を消化してきた。どれひとつ汗をかかずに終えたものはない、のかな。
それもこれも、取り敢えず元気な身体があったから。この一点には感謝である。誰に感謝するかって?
そりゃ色々ある。先ずは自分の節制?いやいやその前に、丈夫な体をくれた両親に感謝かな。そして、少々の逆境に耐えることを教わった子供時代の貧乏生活。そして今有る家族かな。

世間や多くの人と、何らかの関わりを持ちながら生きて行く身には、不足を言いつのりたい気持ちもないわけではないが、どちらかといえば、現状に感謝する気持ちの方が少しだけ強いのかな~。

まだまだ続く暑さの中、さらに自己防衛。体調チェック怠りなく、忙中閑を見つけて昼寝のゴロリ。
そうして8月を迎える段取りをしよう。

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「夕涼み」

2014年07月28日 | 宴会・会食

  
   明るさの残る午後7時、乗船。                    川面から眺める、闇に浮かぶ錦帯橋と遊覧船 

1年に1度は協力したいなと思う「錦帯橋鵜飼」。
思いとは裏腹に、2年ぶりとなる団体さん貸切遊覧船に、どっかりあぐらをかいて、しばしの風流を味わった。
いつも見慣れている錦帯橋も、水面に浮かぶ屋形船から見上げる姿は、それなりの風格と歴史を感じさせる重みがある。
シーズンには何度か橋の上から見下ろしてきた、鵜飼船のかがり火や鵜匠の手縄捌きも、目の前に迫る迫力は、やはり実物ならではの風情がある。

              

♪♪ ひがしゃ長良かにしゃ岩国か ~~ ドンと囃せや錦の川に~・・・  ♪

岩国鵜飼音頭に歌われるように、間違いなく夏の夜の風物詩。観光客はもとより、地元の人も大いに利用して、存続させたいものである。

川遊びなどといえば、もともとお殿様の奥方を慰める、言うなれば権力者の家庭サービスというのが通り相場であった。
それに倣った商家のお金持ちの遊びとなり、風雅を楽しむ風流人などが支えてきた、物入りとなるお遊びである。
そう簡単には庶民に手は出さなかった。その点は今も大きく変わらない。

ただし、今年から、錦帯橋鵜飼の経営母体が第三セクターから、岩国市の事業に返還された。
早い話が、乗船料金がとってもリーズナブルになったということ。これは我々庶民には有難いはなし。
そんな事情もあって、何かのご縁で一つのテーブルを囲んだ仲間の、少し理屈っぽい、すこし歴史の参考になる宴会と相なった次第。

何かにつけて汗が流れる暑い日。束の間の夕涼みにほんの少し、精気を取り戻した感はある。

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「太鼓デビュー ♪♪」

2014年07月24日 | 家族・孫話

                   
                                      いとこ同士、太鼓の競演?

その名の通り、大暑! 暑いのなんの、何にもしてなくても首筋を汗が伝う昨日今日。
子どもは風の子というが、寒さはもちろん、真夏の暑さにも負けてはいない。
幼稚園のプールで散々泳いで帰ったというのに、元気ハツラツの5歳児、悠雅君。
その元気もこの日は特にハイテンション。それもそのはず、従妹の希さんが里帰りしているのだから。

家に戻ると、衣服はおろか靴下も脱ぎ捨てる。あられもないパンツ一丁で得意顔。
先輩としていいかっこをしなければ・・・。その意欲が太鼓のバチさばきに表われている。
いつもより気合の入り方が違う。叩くスピードもリズムも、まるでよそ行き。ちょっと聞き惚れるような。

かたや、先日初めてジジと一緒に太鼓に触った希さん。バチだって重くて自由になりはしない。
それでも、悠雅君のトイメンに座って、両手にバチを握って振り上げてはみる。小さな音でトン。
それでも同じように足を投げ出した様子は、何故か似たような。やはり血のつながった従妹同士の仕草に思わず笑ってしまう。

お兄ちゃんの叩く太鼓のリズムと、時折ドンッと響く大きな音に目を丸くしたり、しかめっ面になったりの希さん。
それでもなかなかやめないところがいい。シャッターチャンスをゆっくり与えてくれた。
これが希さんの太鼓デビューと言えるのかどうか。それにしても、おもろい表情は見飽きない。

 

暑さを忘れて、抱っこと言えば抱いてやり、外に出たがれば日傘をさして畑に出る。
今のところ、ジジをめがけて突進してくる。もっともっと長く付き合いたい。
大暑の暑さにもめげず元気に過ごさなければ。こまめな水分補給は絶対欠かせないな~。

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「汗をいとわず?」

2014年07月21日 | つれづれ噺

 
  午前6時半、開会行事                     長い砂浜に広がる中学生。運搬用の漁船も見える

梅雨明け宣言が出された今日。所属する地元の福祉協議会。年に一度の一大イベント。『瀬戸内海環境保全大作戦』。
呼び名はいかめしいが、早い話が、地元に横たわる市内では最も長いと言われる白い砂浜の清掃作業ボランティアである。
台風や大雨で打ち上げられる大量の漂着物を、自主的に除去して、きれいな海を守ろうというキャンペーンである。

いつの頃からか、うまい具合に誘い込まれて、今ではも出来なくなった。
それどころか、なんだかんだ世話をさせられる羽目になて・・・。午前6時半の開始に備え、5時半には現地へ駆けつけて。
あれこれ準備をするだけで、もう流れるほどの汗、あせ、アセ。
日ごろ、後生大事に貯め込んだ?汗がここで一気に噴き出るような。

地元中学生が、生徒会の呼びかけで230人余。校長はじめ教職員合わせて250人の強力な助っ人。
これは有難い重要戦力である。よくながめると、実際に手を動かし、ゴミを集めているのは半分くらいではあるが、人数が人数だけに、結果が出るのは確実である。
それに、海上保安庁や色んな団体から応援参加を得て、大本営発表630人。
場所が海のそばだけに、しかも漁師さんも混じる作業、サバを読むのは得意のようだ。
               

集めたゴミや漂着物は、地元漁協の漁船5隻が海上運搬。荷揚げ所で待つ荷揚げ班の手に。
太陽が高くなるまでのおよそ2時間。なんだかんだで4トン近い諸々を回収した。
それにしても暑い。したたる汗。拭うのが間に合わない。

なんでこれほど苦労する?行政の仕事だろう?
と言ってしまえばハイそれまでよ。行政の行き届かぬところは、住民の手で出来る範囲で補いを付ける。
これは必要なことであり、手をこまねいているばかりでは、自然破壊は進むばかり・・・。

これほど大袈裟に考えることもないのかもしれないが、自分たちの住む町を自分たちの手で、ホンの少し住みよくする努力をする。これはそんなに苦労と思うほどのことではないような・・・。甘いのかな~。

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「いよいよか・・・・・・」

2014年07月20日 | 季節の移ろい・出来事

     

遠くで聞こえていたカミナリさんが、少しずつ近くで聞こえるようになったなぁと思っていたら、いきなり耳をつんざくようなけたたましい雷鳴1発!!天地を揺らし、気持ちを揺らす。「間違いなく近くに落ちたか・・・」と勝手に思いを馳せる。
とたんに、真昼間の空からいっぺんに夕方を思わせる、暗く重たい空へ。
穴が開きそうな大粒の雨が音を立て始める。降るは降るは。

開け放っていた窓という窓を慌てて全部締め切る。しばし沈黙。蒸し暑い。
エアコンを入れるほどでもないなと思いつつ、渇いた土を一気に湿らせるあの独特な臭いが鼻を衝く。心地いい。
もっと触れ、もう少し長く降れ・・・と、畑や庭木の気持ちを代弁する。
思い届かず間もなく小止みに。空も一気に明るくなる。

なんだこれしきのことか、口を少し尖らせながら、一旦締めた窓を開け放つ。
オーオー、先ほどの夕立が涼しさを連れてきた、大きく一息。
ものの30分も窓を開けていたろうか、再び、一天にわかに掻き曇り嵐のような風と共にまたまた大粒の雨。

スコール!!日本的には驟雨(しゅうう)という。急激な強風が雨や雷雨を伴って数分間続く状態。
慌てて窓を締めに走る。なんかしら天におちょくられている気がしないでもない。

そうして雨の上がった昼下がり、近くの蓮田に出てみると、雨に打たれながらも必死に持ちこたえた真白いハスの花が、花弁を散らさず迎えてくれる。その横では、大きな葉っぱが、小さな水たまりを、後生大事に遊ばせている。
風も一時期はかなり吹いたが、大きなハスの葉はその水のカタマリをなんとか落とさず、仲間として一緒に遊んでいるかの如き、格好の被写体となってくれる。

この大きな夕立とけたたましい雷鳴は、他ならぬ梅雨明け間近のシグナルである。
いよいよ来るのか暑い夏。学校も夏休みに入った。
今年が最後になるであろうじいちゃん学校も、週明けの火曜日から本格的に始まる。予定である。
生徒さんがやってくれば・・・の話である。本人は来ると言っているから来るのだろう。
この夏は、どっちかというとこちらが遊んでもらう夏になりそうな気配。

次のじいちゃん学校開校は、少なくとも4・5年先になるだろう。その意味でも大切な夏休みになるのかな。

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「天につぶやく」

2014年07月17日 | 季節の移ろい・出来事

               
                     うっそうとした濃い緑のトンネル。城山登山道

久しぶりに思いっきり汗をかきたくなった。
ホンの少し油断すると・・・いやいや、大いに油断のしっぱなしで、お腹周りのダブつきが気に掛かってはいた。
こりゃいけん。少し絞らなければ、自己管理能力を疑われる。そんな危機感が頭をかすめる。

身体を動かして思いっきりの汗を流そう。そう思い立ちさえすれば方法はいくつかある。
二階の窓から見下ろすと、タマネギやジャガイモを取り入れたあとの畑には勢いよく草が伸びている。
スイカ畑は、ツルか草か見分けがつかぬほどになっている。
手入れを惜しんだ庭木が1本、ビンビン伸びている。

あれこれ思うが、結局は実益を兼ねた畑の手入れなどよりも、少し遊びの要素があるウオーキングを選んでしまう。
それならいっそお城山の登山道に、滴る汗を落としてこよう、ということに。
登り30分。下り25分。歩数計でおよそ5700歩。登り下りの平均的な1歩を65cmとして、ざっと3.7kmを歩いた計算になる。

雨上がりの濡れた山肌から吐き出される湿気が、吸い込む空気に格別な味わいを添え、心地いい。
取り付きの急な上り坂は、モミジやクヌギ、いろんな雑木が生い茂り、鬱蒼とした林のトンネルの様相。
ヒンヤリした空気が、あたかも久しぶりに訪れた身体を歓迎してくれているよな。
夏の日照りもこの林のトンネルは、木漏れ日をあちこちに落としてはいるが、暑さは半分以下になる天然クーラーとなる。
「やっぱりここはええな~」「ちょいちょい来なけりゃもったいないな~」などと思う。行ったときは必ず思う。
なのに、足が遠のくとついついそんな良さまで忘れて、億劫さだけが残っている。困ったものだ。

自分なりに出来るメタボ対策。色々な方法を持っているのだから、あとは実行する気持ちがあるかないか。
明日は実益を兼ねた、畑の草取りに、体中の汗を絞ることにしようか。と今は思っている。
誰と指切りするわけでもないが、草取りをするといいな、畑が喜ぶだろうな、次のタネを蒔く準備になるな、などと思う。

お腹の周りを撫でてみる。さて明日はどっちにするか。
そうだ、明日は午後イチ大事な行事が控えていた。やはり体力温存が優先か・・・という結論になりそう。
これは決してサボり心などではない。予定があるから仕方がないのだ。と誰に言うわけでもなく、天につぶやいてみる。

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「夕立去って・・・」

2014年07月16日 | 季節の移ろい・出来事

梅雨らしい長雨は少ない代わりに、ひと雨欲しいな、という頃に夕立を連れてくる今年の梅雨。
未だ梅雨明け宣言は出されてはいないが、こうして降ったり止んだりしているうちに、あらっいつの間に・・・?
などと梅雨が去り、いよいよジリジリする真夏がやってくるのだろう。

アサガオには毎朝の水やりは欠かせないが、大きくなりつつある畑のスイカは、何が何でも水やりをというほどではなく、例年の様に水道ホース片手に、あのシマシマの蚊と戦うこともなく助かっている。
この調子で、畑で完熟すれば、水分豊富なうまいスイカになるに違いない。ウッシッシ。
順調な梅雨空に恵まれているのは、スイカやトマトばかりではない。遠く里山を望む蓮田も青々と順調で、丸い大きな葉っぱが、根っこを太らせようとがんばっている。


 雨上がりのしずくをとらえたつもりの写真。水滴が目に止まるだろうか

夕立に濡れたしずくを、懸命に持ちこたえようとするオニユリも、この季節を代表する花である。
「荘厳」 「富と誇り」 という花言葉を持っている。それにしてもこの色は、なんかしら暑そうですな~。

渇いた土にホコリを立てるほどの激しい夕立は、畑の作物の成長を助ける。いわゆる、成長を助長する。
ところが、この「助長」という言葉にいささかの問題あり、を発見した。というか初めて知った。

むかし、宋の国に愚かな人がいて、自分の畑の苗を早く成長させようとして、無理やり引っ張った。
後で家の者が行ってみたら、無残にも苗はみんな枯れていたという。
今日では、「助長」という言葉は、人の能力が伸びたり、物事が進むのをそばから助ける、という意味でつかわれる。
しかし、元をたどれば、成長を助けようとして、方法を誤り、却ってダメにしてしまうことを言うのだそうだ。

ことをなすにあたっては、それに集中することは必要である。しかし、時を待たずして無理に成果を早めようとしてはならない、という「孟子」の教えなのである。

梅雨が上がれば夏休み。じいちゃん学校も再開を迫られそうである。が、助長の方法を誤らないように心しなければなるまい。

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「親鸞、完結」

2014年07月12日 | 晴耕雨読

                

昨年7月1日から始まった、中国新聞連載の五木寛之原作、小説「親鸞」完結編がこのほどその最終回を迎えた。
この連載は、中国新聞だけではなく、全国に広がるローカル紙に掲載されたようで、世に「親鸞」の読者の数は、半端ではないのだろう。そんな多くの仲間入りをして、一通り追っては来た。が、ともすれば一日二日飛ばしたり、後戻りしたり。
なかなかうまくいかない。

そんな愚かしさを解消するために、毎日の切り抜きを残し、自家製の製本で仕上げ、永久保存版に仕立て上げようと試みた。
これまでの第一部も次の激動編も、それぞれ切り抜きしたものを製本化してきた。
そして今回完結編がうまく仕上がれば、世の中に二つとないオリジナル「親鸞本」三部作が完成することになる。

アマゾン文庫本などを覗いてみると、600円少々で購入できるのは分かっているが、せっかくの新聞連載。読み捨てではちょっともったいない気もする。
それと今一つ大きな目的がある。102歳7か月の今も、特養施設ではあるが元気に過ごしている叔母にゆっくりと読ませてあげたいと思っていること。
従姉が、日々の新聞切り抜きを1週間分まとめて施設に持っていき、叔母もそれを喜んで目を通しているのは知っているが、全体を通して1冊に仕上がった物を手にすれば、親鸞聖人の有難味が増すのかもしれない、などと勝手に思っている。

かくいう自分はどうか。実は飛ばした部分が多く、内容もおぼろげながら・・・である。
この際、完結編が仕上がったところで、改めて最初っから追って読み返してみたい、と思っている。
晴耕雨読などと言いながら、雨が降ったら他のことに手を出して、なかなか「雨読」に専念したがらない。
せめてこの自家製本の親鸞は、雨を待たなくても、風の通り道を見つけてゴロン、お昼寝前の睡眠誘発剤に・・・などと言うと叱られるかな。兎に角改めて読み通してみたい。

わが家は、浄土真宗本願寺派、徳光山 仏性寺 の門徒である。改めて親鸞聖人をひもといてみよう。

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「直角に・・・」

2014年07月10日 | ニュース・世相

              

7月の台風としては、これまでに経験したことのない大型台風。
これまでに経験したことのない大雨。これらの現象に、気象庁は特別警報を発して、日本列島に警戒を呼び掛けた。

台風のお決まりのコースと言っては失礼であるが、今回の台風8号も、宮古島・沖縄本島、奄美地方を暴風域に巻き込みながら北上を続けてきた。
毎年のように、数回の台風に襲われる地方の方にはお気の毒で仕方がない。

時悪しくも、梅雨前線と台風が重なって、低気圧が益々発展していったようだ。
台風の通り道では、大きな被害が報じられているが、台風とは遠く離れた地域でも、大雨による土石流発生など、悲惨な映像が流されると胸が痛む。高齢者や、高校生などが犠牲になっている。

こちらでも台風襲来を見越して、予定していた納涼行事を中止にした。
当たり前と言えば当たり前のこと。そんなことで不満を言っていたら、台風被災地の方からひんしゅくを買うに違いない。

それにしてもこの台風。何故にあそこまで、すなわち九州南の海上まで来たところで、日本列島に向かって曲がるのか。
まるで鹿児島や四国地方に親戚か親しい友人がいるかのごとく、ほぼ直角に右に進路を変える。
何故あのまま直線で北上しないのか。言っても詮無きことながら、いっつもこのようなコースをたどると、愚痴の一つも言いたくなろうというもの。

韓国と中国が結託して、日本たたきに熱中しているあちらの方面に北上すればいいのに・・・などと思ってはいけない。
それでは、日本人の教養も謙譲の美徳も、孔子や孟子に教わった儒学も台無しになってしまう。
それにしては、今の中国に、かつての孔子や孟子さんの教えが生きているならば、我が国もここまでかたくなに自己防衛に腐心しなくてもよかったのかも。集団的自衛権も考えなくてよかったのかも。でも今は違うような気がする。

台風よ、梅雨前線よ、進路変更は仕方がない。でもあちこちに大きな爪痕を残さないように頼みますよ。

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「興奮のるつぼ」

2014年07月05日 | スポーツ・観戦

 
      広島駅からスタジアムへ、長蛇の列             ヤクルト戦という、わりと不人気カードでも満員に   
  ラッキーセブンの攻撃前の、真っ赤なスタンド             球場全体を包む真っ赤な風船の嵐   

牛に引かれてお詣りするのは善光寺と相場は決まっている。
孫の手に引かれて押し開けるのは、コンビニのドアー。これもこの頃の定番である。
今日の場合は、カミサンに引かれて、マツダスタジアム、プロ野球デーゲーム観戦、というところか。  

カミサンがホンの少々パートで働く職場の、夏の従業員慰労会としての催しの一つ。
今年は、マツダズームズームスタジアムのプロ野球観戦ということだった。8人掛け家族席を二席借り切って、飲み物や軽食付きの宴会みたいな観客席にご招待。ご主人も是非どうぞ・・・という、たってのお誘いを断りきれず、お言葉に甘えのこのこ出かけて行った、というおはなし。

一つには、近い将来家族でテーブルを囲みながらのプロ野球観戦という夢があって、どのような雰囲気なのか一度体験してみたい希望も持っていたので、渡りに船・・・という甘えも少しはあった。
三塁側内野席の、レフト側寄りで、相手チームのファンが集まるパフォーマンスシートの下で、日が当たらない涼しい環境で、ビールを飲み、空揚げや焼きそばをつつきながらの応援。

赤一色に染まった、にぎやかなカープ応援団のど真ん中。目の前には、ライトスタンドの、カープ応援団パフォーマンスシートがあり、太鼓やトランペットの音がまともに聞こえてくる。 まさに興奮のるつぼ。どんな大声を出して応援しても、許される解放感がある。

失速しかかったチームの勢いも、交流戦後半から取り戻して、連日ファンは熱い熱い声援を送る。
午後2時開始。1時過ぎに広島駅に着いたとたんに、赤いユニフォーム姿のファンがうようよ。球場を目指す長いアプローチ道路は、人人人で長蛇の列。 会場は3万はいるだろうと思われる大入り。
残念ながら、この日は敗戦。4時間という時間が長く感じない興奮を味わって帰る。勝っていたら疲れも半減。だが、電車に乗ったとたんに我を忘れて爆睡。

ちなみに、1人4500円。高いと思うか安いと思うか、意見は分かれるところ。
岩国錦帯橋鵜飼の遊覧船。飲み物食事を付けた川遊びも悪くはない。と、次元の違う比較が頭の中を通り過ぎる。

いつものバックネット裏の紳士の席?も悪くはないが、こうした熱烈ファンに囲まれる、熱い応援るつぼもまたいい。              

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