キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

Test Bankのチカラを借りる

2008-08-13 02:58:22 | アメリカの大学で教える

今回初めて、出版社から発行されている教科書の付属品、Test BankのCDを使ってみる。

これは、各章ごとに、True/False, Multiple choice, Short answerなどの質問と正解が作成されていて、教員が自由にその問題をアレンジして自分なりのテスト(ペーパー、オンライン)が作れるようになっている。しかも、各質問の難易度まで記されている。

非常に便利だが、中には不適切で不明快な質問もあるので、簡単に鵜呑みにはできない。テストの製作者が苦しまぎれに作った質問などもあるので、1つ1つしっかり読んで選択しないと、試験を受けた学生からクレームがくるかもしれない。

それにしても、便利な世の中になったもの!出版社によっては、試験だけでなく、パワーポイントのスライドや資料なども付属品として販売しているところもあるよう・・・。こういうものがあれば、授業準備にかかる時間が随分短縮できる。

ところが、付属の資料にあまり頼りすぎると、味のない無難な授業になってしまうこともありえる。理想を言えば、学生の質や理解度に応じながら、教材や資料、授業のスライド、試験問題を製作していくのが、本当の教師のあり方のように思える。

新米の私にとっては、とにかく何でもお助けになるものがあれば、すがりたいという気持なんだけど・・・・

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Sleep over天国アメリカ

2008-08-13 02:39:46 | アメリカ小学校事情

娘のところに、クラスメートの誕生日パーティの招待状が届く。

この年になると、パーティのほとんどがSleep over。いわゆるお泊りパーティ。

ほとんどの招待状には、OKを出しているが、会ったこともない親の場合には断り、早帰りさせてもらうことにしている。

たまに聞く話、そういうパーティで性的な虐待を受けたりする子どももいるらしい。

日本人の発想では、お友達の家に泊めてもらうのは、もっと大きくなってからだと思うが、アメリカでは小学校低学年からSleep overが始まる。親の意識の違いなんだろうか?うーん、日本人的発想の私は招待状がくる度に考え込んでしまう。

 

 

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