キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

テキスト発刊

2009-06-17 03:03:45 | 研究者生活
昨日、手元に日本からの郵便物が届く。

これは1節だけ書かせていただいたある幼児教育の教科書の献本で、嬉しく読ませていただく。

今回は、執筆から発行まで順調に進み、編者の先生たちの段取りやチームワークが良かったのか、何事もなく予定通りに発刊でき、こういう仕事だったらぜひまた参加してみたいなぁ。

当面は日本からの仕事依頼はないが、またの機会に備えてしばらくは面白そうな材料を貯めておこう
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ストレス100%-込み合ったスーパーで子連れショッピング

2009-06-17 02:28:50 | アメリカ便り

買い物は週日の午前中くらいに行けば、気楽に楽しめるものの、仕事と家庭を両立している人は、夕方か週末の一番込み合っている時になってくる。

アメリカのショッピングカートは大きいので、まず通路を人とぶつからないようにカートを押すだけでも、社会的認識(周りの人が次にどう動くかを読み取る力)、運動機能(なるべく人にぶつからず、予測できる動きでカートを押す)の両方がないと、かなりのストレス。

ところがコドモ二人(うち1人は社会的状況の読み取りの浅い自閉症児)を伴って、その行動にも目を配りながら、ショッピングするのは、頭の中に監視カメラを3つ付けているようなもので、集中力との勝負。

そういう状態の時の私の思考回路は。。。

  • セールやバーゲンに目をとめる。本当に安いのか周りの品物の値段と比較する(計算力)
  • なるべくいたんでいない野菜や果物をカートに入れていく。
  • ショッピングリストに目をとめながら、必要なものを通路から通路へと探し出す。
  • コドモたちに、お手伝いをしてもらい、リストの食品を探してもらう。
  • コドモたちの行動に目を配る。
  • カートの中に適当に食品を入れて、下のものがつぶれないように配慮する。

ということで、フル回転。

以前ある研究で、100人ばかりの父親と母親の社会ステイタスをHollingshead のFour Factor Index of Social Statusを使って割り出していたことを思い出す。

その尺度ではこういう家事関係の仕事は、かなり低いランク(Score 1)に位置されていたが、いやそんなかんたんなものじゃないぞ、とココロの中で宣言する。心理学者(Score 9)、教員(Score 7 もしくは8)をあげたいくらいな複雑な仕事だと思うんだけど。。。

 

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