朝、旦那がサッカーを見ようとテレビをつけたらいきなり
「北朝鮮がミサイルを発射」のニュース
そんなこんなで計5発?
(CNNは6発。韓国は10発と言っているそうですが)
これを受けて阿倍官房長官は記者会見。
この時に気になった言葉が「飛翔体」
これは後から記者の質問に答えた額賀防衛庁長官も
「飛翔体が5度発射」と使っていました
明らかに「ミサイル」なのに、どうして「飛翔体」なのか・・・
鳥越さんの言葉では
「これは訪朝してピョンヤン宣言を締結させた小泉内閣の成果を
ゼロにする結果になるから、むやみにミサイル発射とは言えないのだ」
という事で、こんな時まで「面子」に拘る内閣の姿を指摘しています。
しかも、官房長官、3発発射された段階でも
「厳重に抗議。遺憾の意を表します」とかなりのんきなお言葉。
私などはこの台詞を聞いて、
「ああ・・太平洋戦争中の沖縄ってこういう風に扱われたんだろうな」と
思ってしまいましたよ
要するにミサイルが落ちた所が日本海で、北海道沖だから、
首都圏には何の影響もなかったから「遺憾の意」なんでしょう?
(被害が出た出ないの問題ではなく、他国に向けてミサイルを発射
したという事実が問題なのよ)
今、新潟とか北海道とか・・・とにかく日本海に面した場所は
驚愕と恐怖で一杯になっている筈なんですよ
「まさか北朝鮮が日本本土あるいはアメリカ本土にミサイルを
落とす筈がない」という見方が大半でしょうけど
それだって「万が一」落ちる確率がないわけじゃないし・・・・
こんなにのんきにしていられるのも、ミサイルが着弾した
「音」が全く伝わってこないからです。
海に落ちたらその「音」と水柱、あるいは火柱などが映像に
取り込まれれば、日本もアメリカも危機感を募らせる事が出来るけど
全く「音」(ドカーンとかバシャーンとかズドーンとか)がない。
「着弾しました」という言葉だけでは現実性に欠けていますよね
そんなこんなで大騒ぎをしている時に、今度は韓国の船が
竹島の「排他的経済水域」に入ってしまったらしいし
これじゃまるで「北と南の連携プレー」
ついにノ・ムヒョン大統領は将軍様に忠誠を誓ってしまったのかと
思いましたよ
改めて感じるのは、朝鮮半島と日本はとても「近い」のだという事です。
そして、そちらに面している地域の住民はとても不安であるという事。
国家としてその「不安」を取り除かないといけないのでは?
「ミサイル迎撃出来ない」らしくて、発射されたら黙ってそれが
どこへ飛んで行くか見守るしかない・・・なんて
ちょっと政府関係者の方々、今すぐに北海道と新潟で会議をしなさいよっ
ところで・・・このニュースが飛び込んできた時、うちの旦那が
ジュニアに言いました。
「北朝鮮のテポドンが日本に向けて発射されて、北海道沖のあんな
近いところに落ちたんだよ」
ジュニアは「ふーん」とあまり関心なし。
「あのさあ・・北から攻撃されたのと同じなんだよ。戦争が起こるかも」
「起こるわけないよ」
「何で」
「日本は平和主義だから」
・・・・そう・・・ジュニアはついこの間まで「公民」で憲法9条を
やっていたのでした
テスト勉強に付き合わされて、公民のテキストを読んでいたら、書いてある
事が「理想」そのもの。いかに現実からかけ離れているかよっくよっく
わかったもんでした
(権利とか義務とか・・憲法にしても、今の世の中憲法違反だらけじゃ
ないかーーと心の中で叫びましたよ)
だから単純に「日本は平和主義だから戦争はしない」と言い切ってしまえる
ジュニアがうらやましいというか・・単純というか・・・
(確かに戦争をしかけることはしないよ。でもしかけられる事はあるわけで)
うーん。でもミサイルが日本海に5発も落ちたのに
(朝の段階では3発)のんきに「ふーん」と言ってしまうのが今時の
中学生なんですね
(この危機感のなさ・・大人もそうだからしょうがない?)
とはいえ・・
一体北朝鮮の意図はどこに?
これまた鳥越さんの言うとおり、アメリカへの「ラブコール」なの?