えーーん
ついに「吾が輩は主婦である」が終わってしまいました・・・
すっごく残念です。
来週から何を心のよりどころに生きていけばいいの?
・・・・というくらいハマってみていましたーー
最終回はなんと「吾が輩」の声の本田博太郎さんがご登場。
朗々と「吾が輩」の遺書を読む姿に、みーーーんな嘘でない涙を
流してぐしょぐしょになっていました。
でもとりわけ斉藤由貴の「ぽろっと」涙には感動したなーーー
本田さんの語り口は本当に素晴らしくて感動の嵐。
最後はなぜかみーーんなに拍手で送られて退場
なんて心にくい演出なんでしょうか。
余談ですけどね・・・
私が本田博太郎さんを初めて見たのは中学のとき。
親戚が連れて行ってくれた帝劇の「ロミオとジュリエット」の舞台でした。
蜷川演出のこの舞台。
生まれて初めてふかふかのじゅうたんが敷き詰めてある帝劇に入って
足が震えてしまったことや、
舞台上でのベッドシーンにそりゃあもうびっくりしてしまったもんです
買ったパンフレットには蜷川さんが灰皿を投げつける話ばっかり
載ってて・・・内心(舞台俳優ってこんな怖い思いをしなくちゃうけないの?)
と腰が引けてしまった記憶が。
それから「ただいま放課後」のどん亀役で出てきて、毎回楽しみに
見てましたよねーー
正直、「吾が輩は主婦である」は話がどんどんふくらみすぎて
どう結末をつけるのか心配な面がありました。
クドカンいわく
「自分としては20話で終わっていてあとはめちゃくちゃ」でした。
確かに本筋としては20話で終わっていたような気がします。
あとは付け足しつけたし、その都度ストーリーを考えていたような
安易な部分もあったけど・・・・
でも、やっぱり「いつみどりに戻るのかなあ」というのは興味津々で、でも
昨日まで「遺書」でずーーっとつないで来たから心配で心配で。
でもさすがにクドカン。
最後は半ば強引だったけど、すっきりまとめてくれました。
要するに「原点に返る」物語だったんですね。
うちの姫が「続編作ってくれないかなあ」なんて言っておりました。
姫にとっても毎日見て笑える一服の清涼剤を失ったことは
大きな痛手だったのでございましょう・・・・
(いやーなんてオーバーな言い回し?でも、やっぱりドラマの終了は
痛手でしたわよね・・・みなさん)
このドラマのおかげで「家族って結構いいものじゃないのかな」
とか
「こんなに濃い人間関係の中自分の存在感をしっかり示している
なんてすばらしい」
と思ったり、「いいなー毎日にぎやかで楽しくて」と感じたりしたものです。
直接話法ではなかったけど、「夫婦」「家族」のあり方を
といかけるいい作品だったと言えるでしょう。
DVDも出るみたいだし・・見逃した方はぜひDVDで・・・絶対お勧めです。