テレビを見なければいいんだ・・・でもやっぱりニュースは見ないと。
みちゃうと気分が悪くなる、怒る、喘息が起きる、薬を飲む・・・の繰り返し。
喘息の原因はやっぱり精神的なことなのかな。
とにかく、我が市のワクチン接種施策の甘さやいい加減さに怒り心頭。
今時の老人が本気で広報やHPを豆にチェックするって?思ってるのか?
65歳はまだいい・・でも70歳を過ぎると判断力が各段に落ちます。体力も気力も落ちていきます。それは一緒に仕事をしていると感じることです。
自分もいずれそうなる。
70を超えて現役で働き続けている時、もしかしたら若い人達から足手まといと思われるんだろうかと思うと怖いです。
そして75歳を超えると何でも早くないとダメ。
気が短くなってしまって、数日とか、数か月の単位で物事を考えられなくなるのではないかと思います。
ワクチンの予約に電話が殺到するのも、「早くしなくちゃ」という律義な焦りなんですね。
例えば固定資産税等の税金を、納付書が届いた日に支払いに来るご老人のなんと多いこと。届いた日ですよ!
そういう意味では、菅総理も年齢的に決して判断力がよいとは思えず、また理性的に物事を考える力が弱くなっているのではないかと思われ。
五輪の為に看護師500人
これは前日アップした通りですが、政府は認めました。2月ごろからそういう話を看護師協会にしていたようですが、そんなにすぐに500人を集められるなら医療崩壊などない筈では?
五輪の為に入国する選手15000人、関係者8万人
まず、選手はワクチン接種の義務なしです。
入国した時から練習する事が出来る、毎日PCR検査を受ける義務はあるようですが、そんなに多数にがんがん検査が出来て、結果を出せるのかと。
また、関係者8万人の中にはマスコミ関係者もいて、こっちの方にはPCR検査等の義務はないようです。
人数だけでもぞっとしますが、この「関係者」なる8万人が一か所に集まっているわけがなく、都内にちらばり、あるいは北海道に・・・となった時に、どうなるんでしょうか?
五輪の有無はIOCの決定である
菅総理は「五輪はIOCに権限があるので、私達はそれに従い粛々と準備をする」と言っていますが、バッハ会長の言い草を聞いても「はい、そうですね」と言えるのだろうか?だとしたらあまりにも国民を見ていないのでは?
いくらIOCに権限があるとしても、断る権限くらい日本にだってあるでしょう?
国民のワクチン接種がなかなか進まない中、「五輪は別問題」と切り離していいかどうか、その判断能力がないという時点で菅総理は終わっている。
そもそもイギリス株だ、インド株だって、入って来る筈のない変異株が出現しているのは、こんなに水際対策をとっても隙間を縫って入国している人達がいるからでしょう?
それがいきなり8万人も入って来てごらんなさい。
考えるだけでも怖いし、そうなって感染拡大の責任を国民に押し付けられても困ります。
1日に1万人の接種会場を作る
菅総理は7月末日までも65歳以上のワクチン接種を終えると言っていますが、我が市では5月6月の予約は満杯。7月の予約はまだ受け付けていないのです。
つまり7月1日時点で1度目の接種もしていない人達が多数いるのです。
その為に、自衛隊に要請して東京と大阪に大規模な接種会場を作ると言っています。
東京の場合は、大手町の合同庁舎3号館という場所だそうです。
そこに東京・神奈川・千葉・埼玉などの65歳以上の老人を集めてモデルナ社のワクチンを接種するんだそうです。
しかし、
1回目がモデルナなら2回目もモデルナでないといけない
4週間あけること
1日に1万人が大手町に向かっていく
これらの課題にどう取り組むのでしょうか?
市町村の集団接種会場ですら、毎日は無理で月に2回しか確保できない。
そこへ行くのも遠いと感じる人が多く、「なぜかかりつけのお医者さんでやってもらえないのか」と憤る人も。
場所が日比谷公園などならともかく、大手町の合同庁舎なんて行くだけで大変じゃないか?
電話が繋がるのか、サイトで予約しないといけないのか・・・高齢者にとって最大の難関はネット予約です。
予約時に現れなかったらどうするのか
日時を忘れたり勘違いした人の場合は?
1万人を何分間隔で打つのか、それまでの待ち時間はどれくらい?並ぶの?
副反応が起きた人はどうする?すぐに対応して貰えるのか
っていうか、そもそもそういう事を考え始める時期が遅すぎるのではないかと。
そういう発想は去年から誰でも持ちうることで、ワクチンが届く前に場所とスケジュールを作り上げていくのが当然の話。
それがまるで突貫工事のようにやろうなんて・・・
それが出来るなら、今から病院1つ作れるんじゃないですか?
ワクチン接種は医師・歯科医・看護師までは認められているようですが、私はこういう時は、何であれ「医師免許」を持つ人全てに接種義務をつけるべきと思います。
戦争の時は「衛生兵」と呼ばれる人達がいました。ひめゆり部隊のような女子高生が挺身隊として看護助手を務めていました。
今でも海外ドラマを見ていると「衛生兵」の経験を生かして看護師なった、医師の道に進んだというパターンがあります。
実際問題、本当の有事の時は、免許があるかどうかではなく手当が出来るかどうかなんですもの。
耳鼻科・皮膚科・眼科・精神科・美容外科・・・これらの人達が注射してはいけないって話はないと思うし、場合によっては獣医でもありじゃないでしょうか?
それでもイギリスのように素人さんがボランティアでやるよりはずっと安全だと思いますけどね。
とにかく、今、菅総理のがんこなこだわりと突発的なアイデアに振り回されている。
1年前に部屋でくつろぐ安倍前総理の動画が批判されましたけど、あっちの方が全然よかったんじゃないですか?
「若さ」というのも政治には必要です。
都内の人の流れが減らない、路上飲みが減らないのは一種のデモと同じだと思います。