まず、「贈与税」についての記述がありましたので。
「なお、贈与税を負担しているのかという報道がありますが、母は贈与税を納付しています。
それまでは贈与税を納付する必要があると思っていなかったのですが、報道の後に知人から贈与税は納付しているのかと聞かれたことがきっかけで、念のためにということで納付しました」
まず「400万」は「贈与だったと認識」というのが一番最初の小室の回答でした。
だったら「贈与税は?支払っていないのでは法律違反ではないか」と言われて、時効ぎりぎりの時期に「念のため」に贈与税を払った・・・と言っています。
おかしいんじゃないの?
今回の文書では「贈与」ではなく「支援」と言ってるんです。支援と言い切るなら贈与ではないし、贈与税を払う必要もない。でも支払った。
それはどこかにうしろめたさがあったからではないでしょうか?
「念のため」というのがどうにも・・・裁判沙汰になった時に不利な条件は一切排除しておきたいという意味ですね。
ただ・・・贈与税を払う余裕があるなら、そのお金は元婚約者に返すべきだったのではと思います。
また、録音データがあるという話。母親と元婚約者が別れた時にその会話を録音していたという。その理由は「必要になるかも」と思ったから。
元婚約者 「 返してもらうつもりはなかったんだ 」
母 「 そんなのってあるの ?」
元婚約者 「 いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって ・・・」
母 「 だってあるんですかねってそんなの私不思議。 そういう方と出会ったことがないから。そう。」
元婚約者 「 うん。返してもらうつもりは全くなく ・・・お 金出してましたよ 」
再三、小室は文書の中で「あれは返してもらうつもりはなかった」という事に言及しています。
元婚約者がなぜあの時、様々な金銭的な支援をしてくれたのか・・・それは下心があったんだろうと言いたいんでしょう。
「家族になるんだから」と言われて気前よくお金を出してくれた。
でも、それって結局佳代氏の心をつなぎとめておきたいからなんだろう・・息子はそんな風に考えて「では利用してやろうか」くらいは思ったと感じています。
そして母の修羅場に同席して録音しながら一体何を考えていたのやら。
中年同士の再婚を考える男女の間に「恋愛」だけじゃなくて「老後を一緒に暮らしたい」という気持ちがあったのではないかと。
「圭君も大学を出れば社会に出ていくから、あとは二人で」と思い、最初は気を引く為にいくらでもお金を出していた彼。
しかし、いつしか立場が逆転してしまっていたのですね。
「自分に気がある男になら何をどう言っても許される」と勘違いした女は無心していくわけです。
気をひくつもりが利用されているみたいに考えたから元婚約者は婚約を解消しようとしたわけでしょう?
別れた日付に時間まで正確に記録を撮っている怖い息子の存在に、気づかなかったんですね。
元婚約者は婚約した時にすぐに結婚出来るかなと思った。
でも佳代氏は「遺族年金を貰っている間は関係を持ちたくない」と言っていた。
あれ?すぐに結婚出来るんじゃないの? これだけしてあげているのに?
そうか・・これって水商売の女性を口説き落とす男の態度だったんだなと。
予想と違う態度に出られ、だけど「貸して?いいの?」「ヘルプして」と言い続ける女に幻滅しても当然。
小室は、母親をそういう目で見ている元婚約者にいい感情を持つ筈がなく、にこにこ笑いながらもプライドは傷つき、母の無心を止めなかったわけですね。
ICUの入学金 → 奨学金から払ったから入学祝になった
留学時の残高証明200万 → 佳代氏は返すと言ったが「当面の生活費にあてて」と言われたので生活費にした。
ものはいいようだなあ。どうしても大学の費用は自分が払ったと言い張りたい気持ちはわかるけど、ICUの学費は奨学金とバイト代でカバーできる程安いのでしょうか?
貯蓄があったらしいけど、どうやっていくら貯めたの?
結局、佳代氏が出したわけで、そのお金の大元は元婚約者の財布だったわけでしょう?
世話になっていないとは言えません。
小室が元婚約者に感謝などするはずがないのです。
息子からすれば元婚約者は「母を束縛する狼」くらいにしかとらえていない。
だから、感謝もしないし、お詫びもないし、返せと言われても「そんな事する必要はない」と突っぱねたわけです。
今回、母親を異常に庇う息子の姿が明らかになりました。
その点はあっぱれですが、こういう男は妻より母を選びます。
母とは一心同体。生死を共にする間柄です。
では妻は? 本来、小室に妻は不要ですし、結婚などする気もないのでは?と思います。
ただ、相手が眞子内親王だから、一緒になればそれがステイタスになる。
眞子様が納采も告期も省略して、ただ人になってから結婚したのではステイタスにならないと思います。
どうしたって、ド派手に結婚の儀を行って「内親王を娶った男」にならないと意味がない。価値がない。
そこらへんが眞子さまはわかっていないから、臣籍降下してからでもいい、一時金はなくてもいいと思っているかもしれません。
だけど、「ただの眞子さん」になった途端に道端に捨てられて虐待されてボロボロになってしまう事は明白です。
小室圭は妻より母が大事
小室圭は母の欲を満たす為にお金が欲しい
いつか自分達親子を排除した小室本家や、社会というものに復讐したいと考えている。
ゆえに、眞子様はしょっちゅう実家に帰る事を要求されるでしょう。
実際は「出入り禁止」にされるとしても、ボロボロの服を着せてやせ細って死に体にさせて「これでも助ける気はないのか」と脅すかも。
眞子様は今回の文書に関して「文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とおっしゃっているそうです。
この言葉にがっくりしている人も多いでしょう。
でも、ものすごく冷静に小室側と婚約者側を比較しいるような気がするんです。
この文書は小室と眞子さまが相談して発表を決めたとあるけど、仮に眞子さまが「この文書は有利にならない」と言っても聞いたでしょうか?
もはや「法律の権化」になってしまっている小室圭は恋人の立場がどうなろうと、自分の正当性を主張することしか頭になかった。
どんなにこの文書が「結婚に関するものではない」と言っても、せめて「自分のせいで眞子さまを矢面に立て、眞子様や皇嗣家に迷惑をかけたことについてお詫びしたい」くらいは言うべきです。
だって、他の男性と婚約していたら堂々と「上皇の最初の孫にして天皇の姪。将来の天皇の姉」の眞子様は誰よりも華やかな結婚の儀を行うことが出来た筈ですから。
小室家の金銭トラブルが起きてから、宮家や眞子さまに対するバッシングがひどいことは小室だって知っている筈。
にも関わらず、気遣いの一つもしない。自分だけ可愛い男。そういう気がします。
そんな小室を庇うようなそぶりを見せる眞子さまは世間的には「だめんず」ですが、そうなったのにはそれなりの理由があります。
悠仁親王誕生時の秋篠宮家へのバッシング
東日本大震災とその後の東宮家のやりたい放題への幻滅
上皇夫妻への幻滅
学習院に対する不信感
「立派な内親王」としてふるまうことを期待され、期待されすぎたけど弟が出来た途端に放り出されたような気持ちになったのではないか
佳子様に対する容姿や性格におけるコンプレックス
小さい時から一番可愛がってくれた美智子皇后が、実は秋篠宮家に産児制限を強いていたなんて話、聞いただけで傷つくし、その後の「愛子様か悠仁さまか」という論議によって何となく蚊帳の外に置かれてしまう気がしたのかもしれません。
大学では自由にやってみたら叱られた・・・
勉学に打ち込むしかなく留学しても一挙手一投足に気をつけないといけない。
将来、弟を支えるといっても弟は自分の手など必要には思えない・・・という程歳が離れすぎて弟というより母でなければいけないプレッシャー。でも本当の母は別にいる。
自分の存在意義は?と悩むのはどこの王室でも同じです。
模範的だったゆえにその反動が大きかったのでしょうね。
手っ取り早い場所にいたのが小室圭で、彼を庇うことが今の眞子様のアイデンティティの源、生きる証なのかもしれません。
だから本当はよく尽くす賢い妻になれる女性なんですよ。
小室の長い文書より、去年出された眞子さまの文章の方がインパクトが多かったでしょう?多分、頭のよさは小室なんかより上です。
だけど、自分より母を大事にする男性と結婚しても意味はない。
自分が傷つくだけ。
今必要なのは眞子さまだけを大事に思ってくれる男性です。
とはいえ・・・既定路線で結婚が進むとなると小室圭の罪はさらに重くなるでしょう。
皇嗣大夫は
「ご夫妻は)対応が『見える形』になるように努力したものと受け止めておられるようだ」とか。
小室が「話し合いもせずにお金をお渡しすることは選択せず、お互いの認識についてきちんと話し合い、理解を得た上で解決することを選択した」と説明していたらしいけど、それも「眞子さまの意向が大きい」とか。
皇族は出された文書に対して「変だ」「おかしい」などと反論はしません。
「そうですね。よろしいのでは」といいつつも心は別にあると思っています。
ただ、何でもかんでも「眞子さまの意向」だとか「眞子さまが」というのはやめて頂きたい。
何度も言いますが「将来の天皇の姉としての自覚が足りない」と眞子さまを責める前に眞子さまも一人の傷つきやすい女の子だったという事を考慮して欲しいと思います。
彼女は天皇の為にあるわけではないし、皇室における内親王の立場ははっきりいって「弱い」です。だからといって「女性宮家」「皇女制度」を容認するわけにはいきません。
ただ、眞子様にしても佳子様にしても、もう少し様々なご活動をさせてあげて、人と出会う場を作ってもよかったのではないかと思います。
そして「皇室における正義」をきちんと証明すべきでした。