歌劇団が今回、打ち出してきた改革の一つが
「出演者による稽古用小道具の製作廃止」
正直、「まだそんな事やってたの?」ってな感じですけど。
そもそも稽古用小道具ってなあに?
あまり想像がつかないんですけど、わかる人いる?
マイクの代わりとかシャンシャンの代わりはバトンみたいなの使ってた。
「RRR」のシータのネックレスとか、リンゴとか本とか?
以前から、「かつらは自前」「アクセサリー自前」と聞いた時は驚いたもんですが。随分と持ち出しが多い劇団だなと。
衣装一つとっても、着物の時は自分で好きなのを着ている感じだし。
今後は小道具さんが購入して保管して使う。当たり前のように見えるけど。
だけど、やっぱり稽古用とはいえ拘りたい人もいるよね。
そういう基本的な事をやるのは当然として、チケット難を何とかして欲しいです。これは帝劇などもそうですけど、一部のお金持ちしか見られないミュージカルってなんだよって思うんですよね。
昔のように横のつながりを断ってしまったわけで、ファンクラブも本人以外の観劇を嫌う傾向にあります。
だから「今度、ご一緒しましょう」と言えないんです。
かといって一人で複数のファンクラブに入るのは禁止ですし。
そうなると転売ヤーの餌食になるしかないんですよね~~~
本拠地はまだチケットの余りがあるようですけど東京はとてもとても。
ヅカファン止めたくなる時があります。
(やめればいいのに?)うーん。もうちょっと。
歌劇団は何をしたいんだろう?と思う事があります。
スカイステージでがんがん見ればいいじゃん。DVD買えばいいじゃん。そんな感じでしょうか?
お稽古用品って、今は知りませんが以前はファンさんの腕の見せ所だったと記憶しています。
メイク道具や小物を入れる籠や、お座布団・スリッパ・ティッシュカバー・鏡台カバーとかを、そう呼んでいて、生徒さんの好みの布でセットで作ってプレゼントなさるのですが、それを製作する業者さんもありました。
人気のある方は、いくつもお持ちだったと思います。
そういう物を劇団が管理するって、ちょっと想像つかないですね。
余裕のおありのファンさんだと、ご贔屓の娘役に日舞の郡舞の役がついて、ファンさんがお稽古着にって送った着物が豪華過ぎて、先輩方とひと悶着あったとか、足袋がどこどこの特注品だとか、レオタードがオペラ座エトアール御用達の物だった、とか色々聞いた覚えがあります。
練習にしか使わない扇子一つにも、ファンさん同士の火花が散った時代がありました。
自分のご贔屓の生徒さんを、輝かせたい!というファン心だったんでしょう。
今回はそういう過剰なお稽古道具を、持ち込ませない。ということなんでしょうか?
ふぶき様の仰せの、『切符の取れない状態』は、本当に長く続いております。
劇場へフラっと行っても、『さばき』と呼ばれる方法で、席を選ばなければすぐ買えた時代が、本当に懐かしいです。
それよりビックリしたのは、何の予備知識もなくいったので、偶々通路に近く23列なので、一幕の終わりのフェンゼン様の彩風咲奈をしみじみとみることが出来ました。又フィナーレもスゴかった。続々と後ろ扉から出てくるジェンヌさん達。
彩風咲奈のサヨナラに相応しい作品に仕上がってかつ、ファンサービスを、これでもか?と言うくらいに成っていました。これ毎回やったらヤバイです。
今回の収穫は縣千。今までのアンドレの中で一番好きです。香寿たつき並に歌が歌えて、演技が未だ固いけど数こなすと上手くなるのでは?と妄想させてくれるところが気に入りました。所謂スター顔じゃないけど、トップは微妙だけど、ファンに成りました。
ニルフルさんの話に圧倒されました。
プレゼントがレベル違い。
個人へのプレゼントは、個人管理で、
用意が大変な人は、劇団からの貸与有り方式かな。。。
チケットが、あればあったでまたとやかく言われて生徒さんがお気の毒です。
星組さんは夏休み、月組さんは冬休み、花組さんはほぼ平日。
星『記憶にございません』(8月17日〜9月22日)総数47公演
花『エンジェリックライ』(9月28日〜11月10日)総数56公演
月『ゴールデンリバティ』(11月16日〜12月25日)総数50公演
花組大劇のチケットに余裕があるのは公演数が多いからだと思います。
エリザベートでもない作品で10公演多いのは厳しいですよね。
トップさんの退団が続いて、皆さん散財しているでしょうに。
2万枚以上席が多い中、花組さんは健闘していると思いますが、とにかく宝塚を非難したい人はまた何かと騒いでいますね。