やあみんな。とんすけだよ。何だか背景が真っ黒でどこにいるかわからないけど、ここはシャンテの前にある椅子なの。そこで朝ごはんのパンを買って食べている所なんだよ。
天気悪いし、梅雨みたいだけど、日本酒のお店とかキッチンカーが並んでてさ。
僕はウキウキ。でも姫ちゃんは「それどころじゃないのっ」ってぼこっ!
痛い。
「とんすけ。ちゃんとぬいぐるみの振りしないと怒るよ」
はーい。
姫ちゃんと二人きりの星組観劇なんだ。
ぼくね、姫ちゃんとおでかけするの。大好き。
鞄の中でおとなしくしていると、いつの間にか寝ちゃうけどね。
じゃじゃーん。劇場入ったよ。こんなにグッズがあるんだね~~~
あ、そうそう。僕今日はね、黒田総理の真似してネクタイしてきた。
どう?可愛い?
椅子に座ってパンフレット読んでるの。
ふーん。三谷幸喜って人は、口だししないって約束したんだね~~
東京公演の初日に見に来たみたいだけど、どうだったんだろ。
気に入ったらいいね~~~
僕も、総理の真似して「イエーー」
ひょえ~~これが主演の二人で、ふんふん。
すごーい。こんな緞帳初めてみた~~~
って僕、そんなに見てないけど。あ、ぬいぐるみの振りして大人しくみてないとダメだね。
姫ちゃんいわく、「面白かったね~~とんすけ。笑っちゃったね~~とんすけ。
でも映画見てたから話がわかったけど、ちょっと飛びすぎの所もあったかな」
だそうです。
僕も思わず声が出そうになったけど、我慢したの。
でも背広着てマンボってあははは~~
あ、ほら、窓辺の僕だよ、ネクタイ可愛いでしょ。
その気になればちゃんとTPOだってわかるんだからねっ!!
星組ってコメディが得意なんだよね。
アドリブも面白かったんだって。
すごい派手な衣装ばかりで、でもちょい「ノバ・ボサ・ノバ」アルゼンチン風とか、色々パクってんじゃない?って姫ちゃんは思ったみたい。
僕は色の洪水にただただ唖然としてみてたけど。
「ありちゃんは踊らせてればそれだけですごい存在感だから」
だから?それ、ママにそのままいうの?
「いやいや、ありちゃんは全体を通してふられて、荒れているという印象。その横でみんなカップルで幸せだよ」
それもママにいうの?ママ、演出家のお兄さんを嫌いになっちゃうよ。
「何で稀惺かずとは真ん中降りしないのよっ!」って怒ってもいたっけ。
最近は姫ちゃんの「推し」になったけど。でも本当はそうでもないの。
だって姫ちゃん、あまり買わなかったしね。
ママは最近瑠璃花夏がお気に入りで、「ありちゃんの相手役は彼女しかいないっ!」で力説してるけど、姫ちゃんからみるとそうも思えず。
「詩ちゃんで決まりでしょ」って。
「中詰めとフィナーレの衣装はひどすぎる。星組だから見ていられるけど、他の組が着たらもう終わりなくらいデザインがひどい。特に冠が」
うーん。そうなのかな。僕はあまりそういうのは感じなかったけど。
人間って細かい所見るんだね。
僕、ちゃんと姫ちゃんの御膝に乗って静かに見てたんだよ。
でもチケット代払ってないし・・・だからなのかな。劇場のお姉さんににらまれちゃった。ごめんね。でもぬいぐるみにも観劇する権利あると思う。
特に僕は姫ちゃんの護衛だし。
「何が護衛よ。静かにしろっていってるのに拍手したりさ。あれじゃ疑惑持たれるでしょ」ってまたぼこっ
帰りには釜めしのお店でてんぷら食べたよ。おいしかった~~
でもまた眠気が・・・
姫ちゃん、電車で寝ちゃ駄目だよ。僕起こしてあげられないからね。
オバサンは6日に観るつもりで今から楽しみだよ。
あのね、会場のお姉さんがとんすけ君を睨んだのはね~
宝塚ではマダ聞いた事ないけど 他の舞台で
ヌイグルミにビデオを仕込んで隠し撮りしてる人が居るから
ヌイグルミは警戒されてるんだって!
とんすけ君 とんだトバッチリだったね~~
こんなぐずついた空もようでも。
政界コメディ、いいですね。笑えるうえにアドリブありですか、すごく勇気を感じたのは私だけでしょうか。時節柄という点で。
舞台で普通の着物姿というのも新鮮な気がします。
宝塚にまだご縁がないので。
しゃれているんだろうなぁと憧れのため息の領域です。
美しさの極みの演者がさっそうと踊る背広でマンボ、すてきでしょうねぇ。
「ベルばらの聖地」になりそうな素敵なふたの記事見たので、お届けに来ました。ふたはたった60キロですので、野暮ですが時節柄、盗難にあわぬよう祈るばかりです。日帰り圏内ですので行ってみたいです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■■マンホールにオスカル、全国初「ベルばら」ふた 作者かつて住んだ街 有料記事 斎藤茂洋(記事+撮影)2024年11月14日
https://www.asahi.com/articles/ASSCC3VD1SCCUDCB00YM.html?iref=com_fbox_u01
千葉県柏市上下水道局は、下水道に関心や親しみを持ってもらおうと、漫画家の池田理代子さん(76)が手がけた作品「ベルサイユのばら」の登場人物が描かれたデザインマンホールのふたを作った。11日、市内3カ所に設置した。市によると、同漫画のデザインマンホールのふたは、全国初の設置になるという。ふたは3種類あり、いずれも直径が約60センチの鋳鉄製で、重さは約60キロ。3カ所それぞれに異なるデザインのふたが設置されている。(以下有料)
💛「オスカルとマリー・アントワネット」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003566.html
💛柏高島屋の前に設置された「オスカルとマリー・アントワネット」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003567.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛「マリー・アントワネット」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003564.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛日立台公園前に設置された「マリー・アントワネット」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003562.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛「オスカル」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003565.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛柏神社前に設置された「オスカル」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003563.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛市職員の手で設置される「オスカルとマリー・アントワネット」のふた
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003568.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛「ベルばら」デザインマンホールのふた=柏市上下水道局提供
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003560.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
💛一部のふたにデザインされているQRコード。読み取るとデザインマンホールの情報などを読むことが出来る=柏市上下水道局提供
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20241111003559.html?iref=pc_photo_gallery_prev_arrow
①■■誕生50年 「ベルサイユのばら」が日本社会にもたらした革命 有料記事 河合真美江2022年1月12日
https://www.asahi.com/articles/ASQ1C4K9WQ1BPLZU119.html?iref=pc_rellink_04
少女漫画史を変えた名作『ベルサイユのばら』が誕生して50年。親から子へ読み継がれ、海外へ広がり、誰もが知る傑作漫画となりましたが、連載開始当時は漫画への目線は厳しく、低俗と見られていたと言います。そんな作品を人気作へ押し上げたのは、今より厳しい時代を生きていた女性たちの熱い思いでした。
フランス革命に生きた男装の麗人オスカルというスーパーヒロインを生み、王妃マリー・アントワネットと貴公子フェルゼンの運命の恋をダイナミックな歴史の流れの中に描き出した『ベルサイユのばら』は週刊マーガレットに1972年21号~73年52号の82回にわたって連載され、読者の心をわしづかみにした。少女漫画が盛り上がる70年代のシンボルとなる作品だ。宝塚歌劇団の舞台化で熱狂を巻き起こし、テレビアニメや実写版映画が作られてさらにファンが広がる。一つの少女漫画が社会現象となった。
それでも当時、「漫画は文化として認められていませんでした。子どもたちに害毒を流していると叩かれた」と、作者の池田理代子さん(74)は話す。手塚治虫さんにもこう言われたという。「漫画はさげすまれている。つらい思いをするだろうけど、ぼくの作品もそう扱われて来たんだよ。めげちゃいけない」と。
■「オスカルたちには言いたいことを全部言わせた」
高度成長期を経て会社員と主婦の家庭が広がった時代で、男女差別もくっきり。同じ雑誌に描いていても女性の漫画家の原稿料は男性の半分という待遇で、「女性は結婚して食わしてもらうんだから当たり前じゃ無いですか」と池田さんは言われたそうだ。
💛『ベルサイユのばら』の一場面 (C)池田理代子プロダクション
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20220111001062.html?iref=pc_photo_gallery_prev_arrow
💛宝塚歌劇団の公演「ベルサイユのばら」のチケットを求めるファンで大混雑する宝塚大劇場周辺=1976年、兵庫県宝塚市
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20220111001063.html
②■■「ベルばら」50周年の来年、再演へ 宝塚歌劇団、本拠地の大劇場で 有料記事 田部愛2023年7月10日
https://www.asahi.com/articles/ASR7B42WXR7BUCVL01C.html?iref=pc_rellink_03
③■■大ブームの宝塚版「ベルばら」初演から50年 初代オスカルら集結
有料記事 河合真美江2024年5月11日
https://www.asahi.com/articles/ASS58312YS58UCVL014M.html?iref=pc_rellink_02
④■■宝塚版「ベルばら」50年 劇団員ひとりひとりへの敬意あればこそ 有料記事 河合真美江 2024年8月19日
https://www.asahi.com/articles/ASS8J3CJ4S8JUCVL035M.html?iref=pc_rellink_01