姫ちゃんと見に行きました。
今回は二人とも劇場に入ったら一言も話さず・・・・なんせ「千秋楽まで舞台を続ける為に」とか書かれているんじゃもう黙るしかないよね。っていうか、コロナが出たら観客のせいなのか?とやっぱり思ってしまう。
なんせお姉さん達、怖いもん。開演アナウンスが終わるまで一人必ず前の方で立っているし。
シャーロック・ホームズ
実は、開演の頃眠気が急に襲ってきまして。
とにかく眠い眠い・・・疲れがどどっと来た~~って感じ。
なので前半から中盤まであまりよく見てないんですけど。
だから、この感想が正しいかどうかはわかりませんが。
生田大和よ 小池修一郎の悪いところを真似するな
最初から集中出来ない原因が、ただ眠気にだけあったとは私は思えなかったんですね。幕開きの変装したシャーロックはちゃんと見てますし、潤花ちゃんの麗しいお姿も見てますし。
ただ、ワトソン&レストレイドが出て来たあたりからだらだらしてきて、やったら歌とダンスで場繋ぎしている印象が強かったんです。
芹香斗亜のモリアーティ弟は非常に狂気を感じましたが、そこまでぶっとんでいるか?というとそうでもないし。
うちの姫などは「シャーロックとモリアーティのブロマンス」と位置付けてみていたようです。
「だってモリアーティのあの執着は愛よね~~」だそうで。
全体的に見終わって見たら「軽い~~軽すぎる」だったんです。
ストーリーはまとまっているし、曲もいいし、ダンスもよい。演技もとりたてて欠点があるかと言われればないし。
じゃあ、どうして感動しないのか。
それは一人ひとりの描き方が浅薄すぎて、深みがない。
理屈っぽいセリフが並んでいて、心に響くセリフがないと言ったところでしょうか。
まるで小池修一郎オリジナルのような印象。
それでも小池修一郎の場合、ド派手に演出するので面白おかしく見ることが出来ますが、こちらの場合、真似は真似でしかないかな。
アパートのセットが街並みのセットになったりというそういうすごさはあったけど、ストーリー性の中に感動の素があったかというとそうでもない。
シャーロックとワトソンがあまり親友に見えないし、シャーロックとお兄さんの関係も他人行儀。モリアーティ兄弟に至っては、なぜ兄がそこまで弟を助けるのかわからないし、ついている人達へのカリスマ性も感じない。
要するにテレビドラマの「シャーロック」を見ているという前提で作られた話だから、「見ればわかるでしょう」的な所があったのかなと。
芹香斗亜にあれだけ長いセリフを喋らせるなら、もうちょっと山場が欲しい。
宝塚というのは元々「1場芝居」ですから、流れるような場ではなく、多少話が飛んでも一つの場面で見せ場や決めセリフがあれば十分なんですよね。
真風涼帆が真ん中にいるのはいいとしても、他の人物達にも十分に見せ場というか、場を圧するセリフがあったらなと思いました。
それとも役者の演技力に限界があったのかしら?
特にラスト。電車に乗る二人とすれ違ったモリアーティの目に狂気がなく、普通、ここは観客がどきっとするシーンじゃないのか?と思ったりしたんですが。
Delicieux!
やっぱりショーは人海戦術じゃないとなあと実感したのがこのショーです。
久しぶりに大勢が行ったり来たりするショーで、色も綺麗だったしゴージャス感があったショーでした。
いわゆる野口幸作の問題のシーンは改善されていたのでしょうかねえ・・・
まず「王妃のお茶会」で、なぜに芹香斗亜に王妃役を振ったのかが本当にわからないです。男役にドレスを着せる場合は「美」とは真逆のものを求めないとつまらないなんですよね。
かつて雪組の「ミロワール」で凰稀かなめと彩那音にシンデレラと白雪姫のドレスを着せて競わせていましたが、あれはどちらも綺麗だったり可愛らしかったししたけど、やっぱり笑いを取るシーンであることに変わりはなかったんです。
宙組で凰稀かなめが見事な美脚を出して「パイナップルの女王」をやっていた事もありますが、あそこまでの圧倒感があるならしょうがないかなと思ったり。
もっと古くて雪組の「バロック千一夜」で高嶺ふぶきがまさに王妃さまっぽいドレスでやってたことがありますが、あれこそ「意味がわからない」系で、まさに今回の芹香斗亜にも言えると思います。
最後にダルマになるに至っては・・・潤花の方が美しいに決まってるじゃんと思ってしまいました。
さらに夜のなんとか・・・桜木みなとに編みタイツはかせて。これはちょっと目のやり場に困ってしまうなあと。
芹香斗亜にに続けて桜木みなとの足を見るわけですから、なんでそこまで倒錯の世界に行かなくてはならないのか。ファンはそういうのを見たがっているか?と。
いわゆるムチでバシバシのシーンは、「パッサージュ」や「エンター・ザ・レビュー」でもあったものですが、大劇場で問題になる程の不適切感はなかったと思います。振付の品の良さなのか、セットの力なのか。
きわどいシーンなんて、昔のショーではあふれていましたけど、生々しさはそんなになかったと思います。(麻路さき&白城あやかは別格ですごかったけど)
なぜ、今回だけ問題になったのか・・・・おそらくそれはベッドのセットとか、桜木みなとの服装とか、さらに脇にいる人達の「マダム・ヴォルフのコレクション」状態になっているところかなあと。
あとは、総踊りの連続でワンパターン化がいなめません。
ステッキ、マカロン、ポンポン、何でももたせりゃいいかって感じが透けて見えます。野口幸作は可愛いものが好きなんだろうなと思います。でも、そこに純粋なかわいらしさというより、ロリコン、ゴスロリ、そしてメイド喫茶の店員さんのようなチープな感じが好きなのかな。
っていうか、パンフレットの野口幸作の写真を見て、思わず爆笑。
どう見ても2丁目にいる人じゃないか~~って。
今回はとにかく潤花ちゃんの女王様ぶりが際立っていて、これでトップの真風の熱い目線があったらラブラブカップルになるのになと思いました。
そして最強の和希そら。
もっと目立っていい、もっと真ん中にいていいと思わせる人でした。
私は宝塚に関して全く知りませんが、この内容は「シャ―ロック.ホ―ムズの事件簿」ライオンのたてがみ、、作者、ア―サ―.コナン.ドイルの作品でしょうか。
長年にわたる職業探偵の職を退き、静謐な日常に浸っていた主人公に難解なかつ異常な事件が飛び込んできた物語ではないですか?
退職後、ロンドンのまっただなかから、大自然のサセックスの家に引っ越してのんびり暮らしといた時、まさしく主人公の家の玄関先に持ち込まれと言うかたちで起きた難解な事件のお話し?
親愛なるワトスンともかなり疎遠になっていて、会えるとしても、たまさか週末などに訪ねてきてくれるときぐらい。
この物語の演劇かなと。。。
この作品は大劇場のライビュを見ました。
作品の原作の内容はほとんどわからず、最後に「あー、ここで・・・」とおぼろげに・・・。
ホームズの下宿屋のセットの部屋のテーブルの上の
カップアンドソーサーがウエッジウッドの「フロレンティーンターコイズ」に見えました。
本物なんだろうか?宝塚って小道具にもお金かかってるんだなと思ってしまいました。
ショーは演出家の先生のやりたいことをやった結果なのでしょうか。
芹香斗亜さん、「2番手長すぎ」という話題があるみたいですね。
以前宙組の別箱をライビュで見た時、幕間で隣の
お二人組の方が芹香さんのファンらしく、ずっと
「キキちゃんが」と楽しそうにお話されていたことを思い出しました。
和希そらさんは組替えなんですよね。
宙組さんは男役さんが高い身長の方が多いし、潤花さんもですもんね。
雪組に行ったら朝美さんと並んでも違和感なさそうですね。
大きな事は言えませんが~
子供の頃に読んだ小説・・こんなだっけ???
〇も×も薄目~ある意味
私にとって今の宙組らしい作品でした。
ショーは夢々しい場面の連続か?と予想していたのに
思いの他・・観た人だけが分かるかも。
男役さんの女装?シーンは
最初に「バロック千一夜」で
高嶺さん以下5人の
黄色いドレスの凄~~い貴婦人を観て以来
何が来ても どんと来い!です。(;^_^A
東京の千秋楽配信は 観られそうになく
感想の上書きはNHKかCSの放送までオアズケです。
宙組公演、先週観てきました。今週2回目の予定です。
先週の観劇、ホームズファンの姉と姪を連れて行きました。席はバラバラですが。 私はお芝居は結構面白かったです。姉達にも好評でした。 私はキキちゃん好きなので「アナスタシア」に比べて出番が多く、それだけで満足です。前作では役も少なく下級生はモブでしたが今回はみんな出番があって良かったです。
私はショーの方が期待外れでした。悪くはなかったけど既視感ありあり。「ル パラディ」と「ナイスガイ」を合わせたような作品だと思いました。「アクアヴィーテ」の方が良かったです。
でも組子が全員出演出来てロケットやパレードが人数たくさんいて本当に嬉しかったです。
プログラムの野口先生のお写真、ふぶき様と同じ感想です。隣のページの生田先生の記事は字が細かすぎて読んでないです。