玉川上水に親しむ会・第271回例会
野川を歩く 続きです~
東京経済大学内の新次郎池の湧水を見てから、野川に戻ります。
ここでMMさんと会って一緒に歩きます。
鞍尾根橋
上流側が国分寺市。新次郎池から水路を流れて野川に合流します。
下流側は小金井市。全く雰囲気が違います。
ここから湧水の道へ。旧野川の水路だったそうです。
暗渠ですが、
途中から水が流れています。貫井神社から引いているようです。
崖の下へ出て、
貫井神社へ
赤い橋が有名な神社。
奥へ回ると、
湧水が出ている場所。東京の名湧水57選に選ばれています。
二か所からコンコンと湧き出ています。台風の後で水量が多かったです。
道路前のベンチで昼食をとります。ここでYさんが参加してくれて7人になりました。
貫井プールの碑がありますが、道路前の広場には昔プールがあったそうです。
有名な水泳選手もここで泳いていたとか。
この碑によりますと、貫井神社の敷地を借りて、水源は貫井神社の湧水を使ったと書かれています。
たぶん水温は冷たかったのではと思います。
余談ですが、日野市でも七生中では地下水が湧き出る場所があり、プールに使用したそうですが、
冷たいので使わなくなったそうです。
ここで集合写真を撮った後、資料を皆で見ます。
今回の例会はおっとが担当。カラーの資料はおっとの力作です。高低差が分かる楽しい資料です。
午後はまた野川沿いを歩きます。
ガマ
ススキではなくて“オギ” 水辺に生えるのがオギで、水が無い場所に生えるのがススキだそうです。
葉や穂先の部分が微妙に違うような気がします。
夏の頃は全く水が流れていない時期があったそうですが、今は澄んだ水が沢山流れています。
地元で水量の調査をされているYさんは、定点観測をしたいのですが、水量が多くてその場所に近づけないと言っていました。
気持ち良く歩けました~
荒巻橋からは、地元のメンバーの案内でたぶん水路跡だろうという細い道を南に歩いていきます。
地図を見ると水路より沿って大回りしている感じの道でした。
突き当たると下弁財天がありました。
貫井神社の別れたものだそうです。
ぐるっと歩いていくと、前原小学校に出ました。
水路はここから暗渠で、校庭の下を流れていきます。
学校の南側、旧野川の水路跡を歩きます。
無名橋から小金井街道に並行しているわき道を上って行きます。
急坂は質屋坂と呼ばれ、質屋さんがあったそうです。
立派な門構えの家
崖線を上がって、前原坂上の交差点の路地を入ると、
六地蔵があります。
井戸もあり。家に井戸があるというmさんがポンプを動かすと水が出て、感動~
おっとも負けじと勢いよく水を出します~
その隣には黄金の水。湧水で、水道のカギを買うと水を持ち帰れるそうです。
隣の文具屋さんで休憩。お店の奥が休憩所になっていて、そのお水でお茶を飲むことが出来ます。
ちょうど良い休憩が出来ました。
後は小金井の駅で解散。
豊田駅で下車して帰ります~
豊田用水の取水口にくると、流れてきた倒木の枝にカワセミが止まっていました。
行と帰りの両方、カワセミが撮れてラッキーでした
天気が気になりましたが、一週間延期で無事に例会を終えることが出来ました。
ホッとしました。
また、台風20号と21号が日本に近づいています。
被害がありませんように。