昨日の朝、大根の種蒔きを終え、帰宅する寸前に「安納芋」を掘りました。
この、老いた百姓の手のひらに乗る、汗の結晶の大きさをご覧ください。
さつま芋にはちょっとうるさいマックスも「マーマーじゃない?」なんてね(笑)。
思えば、この四月まだ1メートル余りの雪を除雪しての「芋床」作りから仕事はスタート。
こんな風に、期待に胸を膨らませながら種イモを並べたっけ。
株によって、収量も異なるけれども、やはり、しっかりと蔓の伸びたところは大収穫。
少し、皮の色が薄いのも「安納芋」の特徴で、中は真っ黄色ですよ。
大切な「安納芋」を見守る芋番犬のマックス隊長です。
先の三日も、ケーブルテレビの収録が有り、試し掘りをし「安納芋で蔵が建つ」なんてジョークを交わして、
「いや、この程度だったら、車庫か、いや、小屋くらいかな」なんて笑い合ったものです。
いやー、私の性格だから大儲けなんてしょせん無理な話。
昨日も、洗って乾かし、500グラムずつ袋に詰めて、「百菜花ん」と「Aコープ」に並べてきたけれど、
考え、悩んだ末に付けた価格は「180円」。1キロに換算しても360円と言う破格のお値段。
もちろん、「安納芋」の希少価値、さつま芋では日本一の甘さを知っている方だったらね。
Aコープに並べていると「あら、テレビに出ているスベルべさん?」なんて声を掛けられたけれども、
声をかけて、微笑みを投げかけて下さった、おカーさんは「安納芋」は見ずに通過しちゃったー(大笑)。