畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「帯状疱疹」になっちゃいました

2012-09-05 08:50:01 | 暮らし

 大雪とそれに次ぐ低温で春の農作業は遅れ、必死でその遅れの挽回に汗を流した。


 そして、夏祭りの総責任者として、少なからぬプレッシャーと戦いながらの陣頭指揮。


 待ち望んだ、大同級会を前にして「帯状疱疹」を発症してしまった。
丁度一週間ほど前に、左の脇腹の上部が毒虫に触れたかのようにチクチクとし始めた。


 土曜日になってスベルべママに見てもらうと、水疱化していて、ただの虫刺されとは思えないとの言葉。
さて、皮膚科はと調べてみたが、運悪く第一土曜日は休診。

 それでも見ないよりもましと、かかりつけの内科医に行くと休日当番表を見て、
「小出のあそこだったら、今日もやっているし、皮膚科も兼ねていますよ」と言われた。

 早速、駆け付けて先生の前に立ち、指示に従ってポロシャツを捲りあげた。
老先生と、老看護婦さんは嬉しそうに目を輝かせた。
「おー、これは典型的な帯状疱疹ですねー、でも大丈夫、今は高いけれども良い薬が有りますから」だって。


 老体のトラクターも壊れたけれども、同じく老体のスベルべの身体も、
心身の過労によるストレスに悲鳴を上げてしまったようでした。


 公的な仕事の忙しさもさることながら、日照り続きの高温にはストレスの蓄積も止む無しです。


 一昨日は、大同級会から帰宅して、昼食もそこそこにテレビ番組の録画に出演。
終わって、一旦帰宅して、さて次の仕事と思ったら、診察の予約を思い出した。

 慌てて駆け付けるとまた、件の先生はなんだか嬉しそうに診察なさいます。
「いやー、本当に立派な帯状疱疹ですねー、医学生に見せたいくらいですよ」なんて言われる。
ふん、どうせなら先生、綺麗な女医さんの卵に見せて下さいな(大笑)。

 「でもね、これは貴方の身体が身体が頑健だからこれで済んでいるのですよ、
軟弱な人だったら、参ってしまっているところですよ」って、先生は褒めているのか、けなしているのか。

 ま、頑健には頑健なのかな、昨日も朝仕事の後、長距離を駆けて用を足しまくったいましたし、
今朝も先程八時過ぎまで朝仕事をこなしてきたところですから。

 もちろん過信などしませんよ、帯状疱疹で苦労したって話もずいぶん聞かされましたから。
と、言うところで携帯に着信。農器具会社から「これからトラクターを持って行きます」との連絡。
さてさて、試運転を兼ねて早速山の畑に行き、残ったところを耕してきましょう。
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奈緒ちゃんの個展へ

2012-09-05 04:15:46 | 暮らし

 昨日も朝食前の仕事にスベルべママそしてマックスと山の畑に上がった。
畝を作り、四畝に大根を播き一汗かいて朝仕事を終えたのは八時です。

 「ねー、トーちゃん今日は何かすること有る?」スベルべママがこんなことを言うときは危ない。
案の定「日が昇り暑くなったら仕事は無理だから、その間出掛けない」なんて遠回しな発言。

 気になる仕事が二、三有りそれを片づけたついでに「星 奈緒」ちゃんの個展を見てきたいと言うのです。
「ついでにバーちゃんも連れて行きたい」と言う、スベルべママの作戦に乗り、行動開始。
所用を二つ片づけたのち、この個展の会場「カールペンクス・ハウス」をようやく見つけた。


 「星 奈緒」ちゃんはある大賞も受賞した新進の画家の卵。そしてスベルべママの従兄の娘です。
会場の古い民家に表示を見つけ、頑丈で重い扉を開けて中に入ると、迎え入れてくれたのは大柄な外人さん。

 一見、窓から見た外の風景に見える一種の「だまし絵」を画いてもらいたくて、
奈緒ちゃんの在籍する大学に画き手を探してもらいたいと依頼したのが付き合いの始まりだとか。

 一通り絵画を見て、彼「カール ペンクス」さんの説明を伺う。
会話を交わしているうちに、雑誌か何かで見た彼の事が記憶に甦った。


 在日17年に及ぶと言う、ゲルマン人らしいがっしりとした体躯のかれは、古民家の再生を手掛ける、
「建築デザイナー」として知られているのです。

 奈緒ちゃんの絵画の話から、古民家の話へと会話は弾む。
「何年か前に壊した、妻の実家も古い商家を譲り受けて再生したもので、敷居に黒柿の気が使って有りましたよ」
なんて言うと、かれは「ここにも有りますよ」と天井を指さす。

 一、二階の間を仕切る天井を外したと思われる空間に、二階の部屋の床柱として使われた「黒柿」が見えた。
「黒柿」は伐採し、製材してみなければ分からない、自然が仕上げる特殊で貴重な柿の木なのです。


 帰り際に、見送って下さって一緒に表に出て下さった、カール ペンクスさんとなおも会話は弾みます。
この写真は表に貼って有りましたが、きっとこの家の昔の姿を写した古い写真でしょう。
彼の事は「カール ペンクス」で検索するとブログが見つかりますよ。 

 昼食を食べた知己の津南ポークさんが経営するレストラン「とんかつとんとん」に入ろうと、
駐車場に車を入れたとたんに、猛烈な、そうバケツをひっくり返したような雷雨が始まりました。

 商品搬入用のスペースを見つけて、ようやく大雨から義母を守ってレストランに案内。
でも、今度は運転手のスベルべが傘が無いので車中に閉じ込められた状態になってしまった。

 我が家にも降ったのかと期待して帰宅し、マックスと山の畑に直行。
期待通りに、畑の土はかなり深くまで雨水は浸透していました。
さて、今日も畝立てをして、色々な秋野菜を播くことにしよう。

 そういえば、昨日の夕食中にトラクターの修理が終わったとの連絡が入っている。
納車が終わったら、山の畑の耕し残っている部分の仕上げをトラクターでしよう。
忙しい一日がスタートします。
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