畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックスとかくれんぼの朝

2012-09-18 11:25:35 | マックス

 昨日の朝は、なんだか疲れてしまいマックスと山の畑の周りを少し歩いた。
畑から戻る方向へ歩き、三差路を曲がると元来た道。真っ直ぐ行くと牛の飼料用トウモロコシ畑。


 もとよりリードは付けず、どんどんと歩くと、聞いていた通りの荒れた畑。
そこの畑で花を作っている農家の御主人は、春から腰を痛めて働けないのだとか。


 マックスは野生動物の匂いでもするのか、しきりに周辺を嗅ぎ回す。
そして、時々トウモロコシ畑の中に入り込み見えなくなってしまう。


 この頃のマックスは耳が遠くなり、呼んでも聞こえないのが難点。


 「マックスー!こっちー!」なんて呼んでも知らんふり。
今のところもっとも効果的な呼び寄せ方法は手を打って呼ぶことです。


 「マックスー!こっちに行くよー!」と声をかけ、手招きする。
見たかった風景が目の前に広がった。稲刈りは八割方終わっているようです。


 昨日も、涼しい朝から一転して日中は気温が上がり、また35度を越えたとか。
秋の野菜作りは絶不調で、種を播いても発芽せず、発芽しても育たない。


 さて、帰ろうかと見回すがマックスが見えない。
手を何回も打ち合わせ「マックスー!帰ろうー!」と大きな声で呼んでも姿を現さない。

 諦めかけて、歩き始めると向こうの三差路にひょっこり顔を出し、「トーちゃん何しているのー」なんて顔。
まるで、かくれんぼをして遊んでいるような、マックスとスベルべの朝でした。
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乙女のダイエット

2012-09-18 09:49:40 | 野菜

 九月の初めに、気象台の発表で新潟の八月の降水量は例年の半分以下とあった。
しかし、私の畑、魚沼の山の上は実感としては例年の五分の一も無いような気がする。

 比較的に暑さ、日照りに強いとされるさつま芋もご覧の通り。
葉の色が赤茶けて見えるほどになっているのです。


 さつま芋を植え付けた順に掘ってみます。
先ずは「玉乙女」ですが、なんだかこうしてみると量も少ないなー。


 ころころと健康的に丸く太り、ねっとりとした食感と甘さで人気の「玉乙女」だけれど、
掘り起こす時期にもよるのだろうが、なんだか例年よりもスマートです。


 「玉乙女」が乙女心に目覚めて、ダイエットでもしようと言うのでしょうか。
いえいえ、さつま芋ごときに、そんな恥じらいとか、洒落気なんて無いでしょうから、
こりゃ、この夏の暑さと、水分不足に違い有りませんね。

 この頃は夕方になると、何人かの主婦の集団が、勇ましく、でも喧しくウォーキングとやらに励んでいる。
いやー、田舎も変わったものですねー、ひと昔前だったら犬も連れずに歩いていたら「変わり者」と言われていましたから。

 遅くまで山の畑で働き、汗臭くなって帰宅する際に出会うと、スベルべは口の中でもごもごとつぶやく。
「山の畑で働いたら、ウォーキングなどよりもよほど汗を流せるのに」なんてね。

 ちなみに、真夏でも万歩計の数値が一万歩を下回ることがほとんど無かったスベルべ。
先日紹介したけれど、人間ドッグの数値を見たら、体重は13年前とほぼ同じです。
ま、全身への体重の配分の割合は変わっているかどうか不明ですけれどもね(笑)。
コメント (2)
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