昨日の朝は、なんだか疲れてしまいマックスと山の畑の周りを少し歩いた。
畑から戻る方向へ歩き、三差路を曲がると元来た道。真っ直ぐ行くと牛の飼料用トウモロコシ畑。
もとよりリードは付けず、どんどんと歩くと、聞いていた通りの荒れた畑。
そこの畑で花を作っている農家の御主人は、春から腰を痛めて働けないのだとか。
マックスは野生動物の匂いでもするのか、しきりに周辺を嗅ぎ回す。
そして、時々トウモロコシ畑の中に入り込み見えなくなってしまう。
この頃のマックスは耳が遠くなり、呼んでも聞こえないのが難点。
「マックスー!こっちー!」なんて呼んでも知らんふり。
今のところもっとも効果的な呼び寄せ方法は手を打って呼ぶことです。
「マックスー!こっちに行くよー!」と声をかけ、手招きする。
見たかった風景が目の前に広がった。稲刈りは八割方終わっているようです。
昨日も、涼しい朝から一転して日中は気温が上がり、また35度を越えたとか。
秋の野菜作りは絶不調で、種を播いても発芽せず、発芽しても育たない。
さて、帰ろうかと見回すがマックスが見えない。
手を何回も打ち合わせ「マックスー!帰ろうー!」と大きな声で呼んでも姿を現さない。
諦めかけて、歩き始めると向こうの三差路にひょっこり顔を出し、「トーちゃん何しているのー」なんて顔。
まるで、かくれんぼをして遊んでいるような、マックスとスベルべの朝でした。