(写真再掲)先住者、先輩のオジのところに来た新参者の犬「チロ」でした。
この後、家の新築時にはチロも大きくなっていましたが、事故で失うことに。
猫と犬の双方を失うことが待望の家を手に入れた代償となったのです。
「『オジ』の家出と暇乞い」(その終わり)
しばらくして、驚くべき情報が寄せられた。
「オジ」が同じ集落内で飼われているというのだ。
確認と挨拶に伺った。飼われていたのは年老いてはいたが間違いなく「オジ」だった。
私には付いて来る素振りも見せなかった。礼を述べ、後事を依頼して帰った。
家族も私の話を聞いて納得した。
元来放浪癖のある猫だったのだと言う結論になった。
そしてそれからしばらくたったある日の事、
娘達が「オジ」が家の近くまで来たので連れ帰ったと言う。
痩せ細り、背骨の形が皮の上に現れているような、
哀れな姿である。家族皆で話をした。
「これは死期を悟ったオジが最後のお別れに来たのに違いない」と。
間もなくオジはフラリ、フラリと帰っていった。
可愛がられながら最後を看取られたと言う話が間も無く伝えられた。
(終わり)
パソコンのハードディスクの修理が終わりましたが、中身はリセットされました。
オフィスを再アップロードした際にOutlookの設定を間違えてしまい、
アドレス帳もリセットされてしまいました。
スベルべとメールで交信されていた方のメールアクセスをお願いできたら幸いと思います。