畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

新聞掲載「信号雷管」(その2終わり)

2020-06-09 05:23:51 | 暮らし
    信号雷管(その2終わり) 

 春の好天の下、列車の運転状況も上々、各種の訓練は終わり最後の信号雷管の効果試験へと順調に進んだ。
ダイヤを確認して、信号雷管はレールに取り付けられ予定時刻が近付いた。
  
 支区体制へ移行直前であり、軌道検査長兼軌道作業長と複雑な職名を付けられた責任者が時計を見るが、
予定時刻になっても予定の上り貨物列車は来ない。

 全員が落ち着き無く過ごしているうちにようやく貨物列車が見えてきた。
しかし大変なことに下りの特急列車「とき」もまた接近して来たのだ。
ちょうど信号雷管を取付けた場所ですれ違うことになってしまった。
両列車は「ダダダーン」と、激しくそして順調に連続の爆発音を発した信号雷管取付け場所ですれ違い、そして停車した。

 責任者はまず特急列車の前頭部に走った。運転士に説明し「とき」が発車した後、ようやく貨物列車も発車した。
 後日「明らかに当該列車以外への信号と思われる、特殊信号であっても認めた場合は停車しなければならない」と言うような旨の文言を見つけた。 
 結果として乗務員と保線の双方を考えさせる訓練となったのだった。懐かしい思い出になっている。
         (終わり)
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朝の無人駅

2020-06-09 05:20:24 | 暮らし
 畑仕事に雨が全く降らないのは辛いが、朝はとにかく気持ちが良い。
日が昇った直後に、駅の見回りと清掃にと出かけた。

 上下のホームと、跨線橋を掃除と点検。
まだ、一番電車が到着する前で、静かな駅の構内です。 

 ホームは向こう側、下りホームから始めます。
次にこちら側、上りホームでゴミを拾ったり、雑草を抜いたりする。

 新潟方面を見ます。
朝の通勤電車が警笛を鳴らし、徐行運転で発車することがあった。
ここから見える、ホームの先の線路にカモシカが入っていることがあるのです。

 そして、上りホームの下、跨線橋付近にはこんな立札が。
一か月ほど前に、この駅の真上の我が家の畑にツキノワグマの足跡があった。
 昨年の11月にはここから数10メートルの地点で目撃もされている。
自然豊かと自慢もできない、怖さと隣り合わせでもある無人駅なのです。
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