種は命でもある。毎年大量に買い続けたが最近は減らしている。
一つの考え方から、F1は極力減らしたいとは思っているが・・・。
「F1」と「ハイブリッド」と(その1)
「F1」と「ハイブリッド」と言えば、自動車・自動車レースの話のようですが、これは、野菜の種のお話です。野菜の種は「固定種」とか、「伝統種」とかと呼ばれる、古くから作り続けられて改良を施されていない野菜の種もある。自分で種を採る「自家採種」が可能で、地方によっていろいろな伝統種が作り続けられている。世間に広く知られているものとしては、京野菜などが有名。
魚沼、この辺りでの伝統種は何があるのでしょうか。あまり、自分で種を取っているという話は聞きませんが、ブランド化しているナスとか、大崎菜などはもちろん自家採種なのでしょう。長岡野菜と言われていますが、あちらでは旧山古志村の「神楽南蛮」とか、「巾着ナス」「肴豆」などが知られている。
「F1」「ハイブリッド」は別名、一代交配とも言う。これは種を取るために、カボチャたったら、カボチャの同系統ながら種類の違うものを交配して種を取るもの。性質上、「F1」の作物から採った種は、蒔いても親とは違う、まったく別の姿をしたものが採れるのが普通。種の自家採種は不可能ということです。
(続く)