これは、雑誌「通販生活」の表紙。「猫は液体である」なんてある。
イグノーベル賞を貰ったという事ですが、猫の記事は必ず載っていて笑いを誘う。
この雑誌は創刊号以来のファンで、ずいぶん長い付き合いになりました。
ただの、通販雑誌と思ったら大間違い。真剣に考えさせられる記事もまた多いのです。
今回は原発についての解説で、恥ずかしながら初めて知ることも多かった。
著者名はご覧の通り、「澤井正子」さんで、長年原発問題と向き合ってこられた方です。
原発は二酸化炭素の排出も少なくて、クリーンなエネルギーと言う説もある。
しかし、どうしても使用済み核燃料と言う避けては通れない大きな問題もはらんでいます。
これも初めて知りました。魚沼と近い柏崎刈羽原発が使用済み核燃料の貯蔵量が多い。
現在運転休止中で、運転再開は今年中にあるのではないかとも一部では言われているのですが。
そして、不思議とも言えるけれど、その柏崎刈羽原発は東京電力の持ち物という事。
新潟県の電力は東北電力なのです。東京の電力を新潟で発電するのは素朴な疑問を抱かざるを得ない。
そして、御存じのように電力料金には今でも原発関連の費用が上乗せされているのです。
単純に原発反対を言っている訳では無いのです。必ず発生する使用済み核燃料をどうするか。
避けては通れない問題をはらむ原発について、理解して取り組む必要があると説いています。
最近、近くにあったコンビニが突然廃業になりました。一か月ほど前に知ったのでしたが。
どちらかと言うとコンビニには反対で、週刊誌を買ったり、荷物を出したりと言う使い方が主だった。
でも、無くなるとそんな手近な便利さが無くなり少なからず不便を感じている。
一度手に入れた、便利さや贅沢からはなかなか離れられないという事を肌で感じました。うーん、難しいです。