可笑しな話ではあるけれど、いつもの年よりも農作業は順調に進んでいる。
天候不順で毎日「低温注意報農作物の管理に注意」なんて出るけれど、4月並み5月並みの気温が続く。
そのためか野菜類の成長が遅く、スベルべ夫婦の歩調にあったようです。
寒い年はジャガイモが良く、暑い年はさつま芋が良いとも言われるが、今年のジャガイモは絶好調。
例年の事ながら、それぞれに個性を見せてくれるジャガイモの花を紹介しましょう。
トップバッターは「とうや」です。味が濃くて美味しく、どんな料理にも使えます。
これは皮が赤く、実の色がピンク色の「ノーザンルビー」です。
茎の色まで赤みがかっていますよ。初めて掘る人は「わ、さつま芋みたい!」なんて驚くジャガイモ。
今年は種イモが30キロと最も多く栽培した、でんぷん質の強い「キタアカリ」です。
柔らかで、煮崩れし易く煮物には向かないけれど、これで作ったポテサラなんて最高!
これは我が家の畑では最も変わった種類かと思う「シャドウクイーン」です。
花も個性的だけれど、皮が濃い紫色で中も紫色のメークイン系ジャガイモです。あ、茎も黒みを帯びていますよ。
これは3年ほど前から我が家の定番になった「北海黄金」です。
メイクイーンの代わりとして使っていますが、別名は「ゴールドメイクイーン」で、中が黄色。
最後は「インカのめざめ」です。
種イモは20キロ分を植えたけれど、種イモが良かった分成長も順調。収穫が楽しみの品種です。
以上今年は5種類のジャガイモを作っています。
ここ何年か、我が家ではジャガイモの定番「男爵」と「メイクイーン」は作っていません。
この山の畑は昔から芋類が美味しいという評判の畑です。
増して我が家では毎年たっぷりの堆肥を使って作っていますから、美味しさも抜群。お楽しみにー。
ま、何でも自慢しちゃうスベルべですけれど、特にジャガイモは毎年評判の味。
ここの標高と「黒ボク土」と呼ばれる土が芋類の栽培に最適なようです。