(雨上がりの山の畑)
(今年も身の程知らずに120キロのジャガイモ種を仕入れてしまった。)
農家の敵「ブト」に早急の対策を
「ブトが増えたのう、食われると痛いし、かゆいしのう」が、最近の時候の挨拶のようになりました。
特に今年は数も増えたような気がする。
畑仕事など農作業にも支障を来たすほどの「ブト」の害なのです。
そして、問題なのはこの「ブト」の性質と言うか、体質です。
昔も「ブト」はいたが、今ほど困ることは無かった。ポツンと赤い吸い口の跡が残る程度でかゆみも弱かったのです。
ところが今の「ブト」は凶暴なのです。
気付いて追い払っても、吸い口から血が止まらずに流れます。
そして、その後に続く猛烈なかゆみが我慢できないのです。
さて、異常気象で「ブト」の種類が変わったのか、それとも「ブト」の性質、体質が変わってしまったのか。
「赤トンボなどトンボ類の減少が原因」とする声も聞かれます。
大規模圃場化に伴い、水路は三面コンクリート化がほとんどになりました。
それどころかパイプラインによって水路そのものも無くなっているのが原因かもしれません。
人間の自然に配慮しない自然に対する自分勝手な行動に対する、自然界の反撃なのかもしれません。
これは魚沼だけの現象ではないようです。長閑な田舎暮らしが嫌われては困ります。
一刻も早い原因の追究、対策を願います。
(この年の前後に年間ほどだったでしょうか。それまでは見たことも無かったような、「ブト」が
大発生したのでした。困ったことは、刺された直後は分からず、他人から流れる血を見て、指摘された
ほど。その後にかゆみが続き大変でした。今でその種類もいなくなりましたから、あの年の大発生は、
何が理由だったのか、どうして居なくなったのか、謎のまま終わってしまったのでした。)
蚊は大型のやぶ蚊から、目に見えないほど小さいこちらでは「はっぱきどおし」とか「布目くぐり」と言う蚊まで何種類かいましたね。
この小さな蚊も、体に似合わぬ強い毒性で、体質によっては腫れ上がるほどでしたよ。