畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

遺跡調査報告会

2020-02-27 05:07:17 | 暮らし

 少し時間が経ち過ぎちゃいました。

先々週だったかな、日曜日に行われた、こんな報告会に行きました。

 

 低山に囲まれた盆地状の地形が多い魚沼市は遺跡の宝庫です。

特に我が家の山の畑など、旧堀之内町の河岸段丘上には多くの遺跡が見られます。

 

 でも、古い遺跡の宝庫とは言え、それ単独での発掘調査はない。

新しい道路の開削や、送電線の鉄塔基礎の工事の際には法律で調査が義務付けられているようです。

 

 今回の調査も基盤整備事業、簡単に言うと水田の大規模化工事に伴う調査。

現在の水田の下が遺跡って、状況には驚きましたが、特に目新しいものでは無いようでした。

 

 県立長岡歴史博物館の学芸員による記念公演がありました。

こちらは遺跡とはいっても、比較的近代の「八十里越」街道を中心としたお話。

 国が定める「日本街道百選」とやらがあるそうですが、この「八十里越」もその一つに指定。

歴史的に言うと戊辰戦争で長岡藩の名家老「河合継之助」が敗走、会津に落ちのびる際に使われた。

 「八十里越」は三条市から魚沼市を経て合図に続く旧街道。

他に「六十里越」街道があり、こちらは魚沼市の大白川を経て会津に至る街道。

 そして、越後は新潟から関東を結ぶ「三国街道」が我が家の近くに。

一つの市に旧街道が3ルートもあるのは、おそらく魚沼市だけではないかとも言う面白い講演でした。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 守りたい新潟の自然(新聞投稿... | トップ | 農家の敵「ブト」に早急の対... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ミケ)
2020-02-28 20:44:38
「古道巡礼』高桑信一著」を読んだ時に八十里越えが出ていました。足尾にも繋がっていたんですね。また読んでみたくなりました。
返信する
ミケ様 (スベルベ)
2020-03-01 04:59:23
 「高桑信一」さんの本は読んだ記憶がありますが、その著書は記憶にありません。
調査の記録写真も見せていただきましたが、先年の水害でかなり荒れ果てていました。
あらためて8年前の大水害「新潟福島豪雨」のすさまじさも感じさせられました。
返信する

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事