畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ジャガイモの天敵「テントウムシダマシ」

2016-05-22 04:44:56 | 野菜

 日中の温かさでジャガイモがぐんぐんと育つ山の畑。
これは一週間ほど前の鍬による土寄せが終わったころで今はもう一段階伸びている。



 このジャガイモ畑に天敵とも言える害虫が姿を現す。
テントウムシに似ているけれど、背中の星の数が違う「テントウムシダマシ」です。



 こいつめ、なかなかの知恵者でいつも感心さえしてしまう。
人の気配を感じるとくるりと丸まって死んだふり。コロリと地面に落ちたりする。



 でも、そんな知恵者の中にも間抜けで気付かぬ輩もいる。
ほら、二匹でメークラブ中なんですよ。恋は盲目ってこれかなー(大笑)。



 山の畑に行くと欠かせぬ仕事としてこの「テントウムシダマシ」取りがあるのです。
こいつは、ジャガイモの葉を食害するばかりかウイルス病さえ伝染させると言います。

 スベルべママの仕事の後について歩くお手伝いカラス。
何か白いものを盛んにくちばしで取るので「コラー」と叱ったけれど取るのはなんと毛虫の蛹。

 ジャガイモ畑に隣接する雑木林から侵入する毛虫がジャガイモの葉裏に繭を作る。
その繭、蛹を目ざとく見つけ次々と捉えていたのでした。



 朝早くから働いてようやく日暮れです。
昨日、一昨日はシャッターを押す手間も惜しむような忙しさ。

 いよいよサツマイモの畝つくりが始まったのです。
二日間で長い畝、サツマイモが50数本植えられる畝を20本作りました。

 まだ、目標の半分ほどだけれども何とか無事に畝つくりに着手でき一安堵。
体は疲れ果て、めちゃくちゃな筋肉痛の現在ですが、今日も老骨に一鞭入れましょうか。
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佐渡島一周ツーリング(その6終わり)

2016-05-21 04:47:39 | オートバイ

 無事に佐渡島一周を終えました。
フェリーに乗るために指定時刻に両津港に行くと「おけさ丸」は到着したばかり。



 選手が大きく開き、トラックなどが次々と下船してくる。
驚くほどの収容能力とその越佐海峡の交通量の多さです。



 そして、驚いたのはこんなスタイルの自動車が多かったこと。
もう少し後には、自転車を押しながら下船する人が多くてこれにも驚く。

 実は、翌日15日、日曜日は「ロングライド201」と言う自転車のイベントがあったのです。
この後には大型観光バスも10台ほど下船し、他人事ながら翌日の交通混雑が心配。



 乗船を待つ仲間たちです。この後にも4台のオートバイが待っていました。
オートバイは自動車に先駆けて乗船し壁際に布製バンドで固定されます。



 船は両津港を無事に出港。
そこでハタと気が付いたのは見送りとばかりに船にまとわりつくカモメたち。

 急いで船内の売店に駆けつけ、「かっぱえびせん」を一袋購入。
船の速度が上がっていて、カモメたちには少し気の毒だったけれども一生懸命サービス。

 素晴らしい反射神経で投げたえびせんを次々と捉える。
そんなアホなことをしているのは多くの乗船客の中でもスベルべトーちゃん一人でした。



 やがて新潟が見え始めます。
新潟港からはまた関越道を飛ばして一気に帰宅することにします。



 船内に貼ってあった地図です。
最西端を見ると海岸線沿いの道路が少し途切れているのがご覧いただけるでしょう。

 この部分だけは海岸線から離れますから98パーセントほどの一周。
でも、現時点ではこれが一周できる最大のコースですね。

 久しぶりのツーリングでは有ったけれども、乗ることに関しては自信を持ちました。
過信は事故につながり特にオートバイの場合は、生命に直結することになりますから今後も注意します。

               (終わります)
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佐渡島一周ツーリング(その5)

2016-05-20 04:30:47 | オートバイ

 「控えおろう」なーんて、こりゃ「赤泊」だったかな。
佐渡金山も同じだけれど、変にリアルな人形も困りますよ。



 さて、今回のツーリングで白眉とでもいうべき場所を訪ねます。
「沢首の棚田」と言いますが、勤勉な佐渡島の住人が開いたとんでもない水田です。



 何がすごいかと言うと、とにかく道路,農道です。
コンクリートで舗装はされているけれど猛烈に小さな半径のカーブと、急こう配の連続。



 オートバイの競技に「トライアル」と言う種目があるけれどそれと似たようなもの。
スベルべトーちゃんも一度ギヤシフトを間違い足をついてしまったから減点でしょう(笑)。



 風雨をしのぐこんな建物も設置されていました。
うーん、どこかの大学生によるボランティアの結果だったような。



 風景を眺めているのか、下りになる道路を眺めているのか。
「気を付けような、一つ間違ったら水田に突っ込んで以上ツーリング終わり」いや全くその通り。

 でも、サーカスのような坂の上り下りを無事に終え、自信も持てた。
うーん、反射神経、バランス感覚はまだ衰えていないなーなんて。

 また一緒に走りたいのでしょうか、仲間からは称賛の声も。
「スベルべさん、昔とちっとも変わってないですよ80歳まで走られますよ」なんてこりゃお世辞(笑)。

                    (続く)


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トマト100本ナス203本が目標

2016-05-19 04:37:53 | 野菜

 佐渡島ツーリングと新聞連載のジャンルがダブってしまいオートバイ話が続いてしまいました。
さて、ブログタイトルの「畑に吹く風」の方はどうなっているかと言う現状報告です。

 天候に恵まれた二日間をツーリングに費やしたつけは頑張って取り戻すしかない。
帰った翌日の朝から、一昨日の雨の日を除き朝から晩まで働き詰めです。



 トマトとナス用の太くて長い畝を体力頼みで黙々と作りました。
そして、スベルべママの手を借りて黒マルチシートをピンと張ります。



 そして、ようやく一昨日から植え付け開始。
トマトの苗などハウスの中で育ち過ぎてモヤシ状態だったのです。



 畝はトマトを100本ナスを203本植え付けられる分を用意しました。
ナスの203本という半端な数は、「山本ナス」「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」それぞれ100本ずつ。

 そして、3本はスベルべママが自家消費用にと買ったナス苗でした。
スベルべトーちゃんは漬物などには向かない変なナスばかり作りますから。



 昨日は朝のうちに植えたナスやトマトに支柱を建ててビニールひもで結んだ後に山の畑へ。
実は、「農天市場」の周りの畑は水害で泥水が上がって以来トマトは青枯れ病で枯れ続けているのです。

 そこで、保険の意味もあって土の良い山の畑にもトマトを植えようということになった次第。
午前中、例によってスベルべママにあきれられながら大きな畝を作ります。

 そして、12時半まで働いて昼食の後、午後一番にマルチを張って植え付けたってわけ。
ここで、すでに時刻は6時半を過ぎてしまっています。



 さて、山の畑から帰ってもそのまま家には入られません。
農天市場の畑でトマトとナスが水を待っていますから、散水し終わると7時半になっていました。

 朝ブログアップを終えてから畑に出、夕方7時半まで働いたことになります。
以上、畑の現状報告です。毎日オートバイに乗っている訳ではありませんからね(笑)。
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連載67『千年の森コンサート』(その2終わり)

2016-05-18 13:22:49 | オートバイ

 サンポーニャ・ケーナの演奏。


 ジャズバイオリニストの平井尚子さんです。

  千年の森コンサート(2)

 ジャズピアノ、サンポーニャ・ケーナと言う南米の楽器、ジャズバイオリンの順に演奏は始まった。
ブナの森の中という背景に、溶け込みコンサートは進んだ。
遠慮がちな片田舎の観衆ではあるが、それもまた森の中のコンサートにはふさわしいとも思えた。

 私が特に気に入ったのは、サンポーニャ・ケーナの演奏だった。
独特の管楽器の音色はブナの森に心地よく響いた。
好きな「コンドルは飛んで行く」のケーナを中心にした演奏には身震いした。

 幸なことに、中ほどで少し降った雨も終わる頃には上がった。
アンコールに答え三者で再びステージに立ってくれた。
雨を予想して、赤いTシャツに着替えたピアニストが、身振りで謝る姿も愛敬だった。

 盛大にそして時間的には、予定通り終了した。帰りは当然観客が一斉に帰途に付く。
駐車場が広範囲にあるため、多くの人が歩く中を、オートバイの二人乗りで走るのは目立ち、
照れ臭さと、誇らしさとの複雑な気持ちで走った。

 しかし、手を振ってくれる人達もいて、ほっとした。
二人の仲違いもなんとか治まった、日曜日の森の中のコンサートだった。

              (終わり)


   (オートバイの話が続きゴメンナサイ)
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