畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載67『千年の森コンサート』(その2終わり)

2016-05-18 13:22:49 | オートバイ

 サンポーニャ・ケーナの演奏。


 ジャズバイオリニストの平井尚子さんです。

  千年の森コンサート(2)

 ジャズピアノ、サンポーニャ・ケーナと言う南米の楽器、ジャズバイオリンの順に演奏は始まった。
ブナの森の中という背景に、溶け込みコンサートは進んだ。
遠慮がちな片田舎の観衆ではあるが、それもまた森の中のコンサートにはふさわしいとも思えた。

 私が特に気に入ったのは、サンポーニャ・ケーナの演奏だった。
独特の管楽器の音色はブナの森に心地よく響いた。
好きな「コンドルは飛んで行く」のケーナを中心にした演奏には身震いした。

 幸なことに、中ほどで少し降った雨も終わる頃には上がった。
アンコールに答え三者で再びステージに立ってくれた。
雨を予想して、赤いTシャツに着替えたピアニストが、身振りで謝る姿も愛敬だった。

 盛大にそして時間的には、予定通り終了した。帰りは当然観客が一斉に帰途に付く。
駐車場が広範囲にあるため、多くの人が歩く中を、オートバイの二人乗りで走るのは目立ち、
照れ臭さと、誇らしさとの複雑な気持ちで走った。

 しかし、手を振ってくれる人達もいて、ほっとした。
二人の仲違いもなんとか治まった、日曜日の森の中のコンサートだった。

              (終わり)


   (オートバイの話が続きゴメンナサイ)
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佐渡島一周ツーリング(その4)

2016-05-18 04:29:45 | オートバイ

 灯台巡りの一つ佐渡島最西端と言う「沢崎鼻灯台」にも。
おっと、どういうわけか灯台の写真がない!



 ここでは無かったかもしれないが、こんな風景で「岩海苔畑」なんて所もありました。
コンクリートで舗装した平面もあり、冬場の打ち寄せる荒波で「岩海苔」が繁殖するのだとか。



 難関の佐渡島一周では最も細い海岸線を走って「小木港」に到着。
観光用ボートの陰からおなじみの「たらい船」が顔をのぞかせます。



 駐車場には大型観光バスが停まっていてそのお客さんでしょう。
次々と海へと繰り出す「たらい船」と乗船を待つ人たちが桟橋に多数。



 「日本海波高し」でも無いけれど、結構風も強く波も高い。
その中で「たらい船」はミズスマシのようにすいすいと軽快な動き。



 目ざといスベルべトーちゃんはこんなものを見つけちゃいました。
きっと、カップルか何かが記念撮影に使う小道具なんでしょうね。



 喧噪の海、「たらい船」船団をよそに失職中のお二人さん。
いや、賃金アップの闘争でストライキ中なのかなー。

              (続く)
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