母と同世代の古いお客さんが体調がすっきりせず病院通いをしていると言うので お見舞いとまでは行かないが パンなど差し入れ 少し話をしてきた
「お母さん元気」と訊かれ 余りよくないんです
そう答えたけれど お彼岸過ぎたら お正月までには何かひと品 形見分けに選んで届けたいと思っている
今 話すのは母の遺志にさからうことになるので
用事片付け帰宅したら 留守中 九州の伯母からお中元届いたとの電話があったらしく 父が 話していてもボケ方が激しい―同じ話を繰り返して 説明し納得したはずなのに また繰り返して訊いて来る
なんか 姉さん長くないような気がする―と言うのでした
伯母は父より6歳年上です
他の兄姉は皆死んでしまい 二人きりの生き残り
「わし 一人だけになってしまうなぁ」と
「お父さん 今年は無理だけど お母さんのお骨もまだ家だし
来年は九州行こうよ 孝洋やゆりかに おばあちゃんのお墓見せてあげて
あと合格祈願もかねて太宰府行こう
孝洋の好きなホークスの試合も見られるといいね
お母さん生きてる時 話してたじゃない
いつか元気になったら連れて行きたいって
そう言うと父は 海軍時代の思い出の場所 佐世保とかにも行きたいと言い出すのです
病院行ってちゃんと元気になろうね お父さん
できれば まだ伯母が元気な時に 何とか もう一度会わせてあげたいと思います
父は自分が生まれ育った場所を訪ねてみたいとも思っているのだとか
最低二泊三日あたりでなんとか予定たてられないか 頑張ってみましょう
来年の事 言うと 鬼が笑うと言いますが
笑われてもいいや
何か励みに張り合いになるよな計画立てて 生活も立て直していかなくてはね
ひとつ ひとつ 用事を 片付けていって
日々の生活 楽しみもなくては
写真は 夕食おかずの一つで 鯖の味噌煮です
酒 砂糖 醤油 などで味付けしたあと 今回は白味噌で仕上げしてみました
鯖の生臭みを消す為に生姜と牛蒡も煮ています