夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

合わない組み合わせで^^;

2008-06-19 19:31:36 | 子供のこと身辺雑記

合わない組み合わせで^^;
合わない組み合わせで^^;
合わない組み合わせで^^;
合わない組み合わせで^^;
法事でお願いするお膳を決めるのにご近所のお寿司屋さんへ行ってきました

そちらは豪華にしていただいたので 本日持ち帰りのにぎりは値段も控え目に(笑)

これとお好み焼きにサラダというミスマッチな夕食です

お好み焼きに入れるキャベツはラップかけて耐熱容器でレンジに10分

お肉も味付けして煮たものを入れます

鰹節 青海苔 トッピングは好みで

味付けしなおしたソースをかけて出来上がりです


雨ひと休み

2008-06-19 09:03:50 | 子供のこと身辺雑記

雨ひと休み
雨ひと休み
雨ひと休み
父の朝ご飯
久し振りにチーズトーストと茹で卵 砂糖かけトマト

簡単です(笑)

今日のお弁当
焼き鮭・ハンバーグ・卵焼き・ウインナー
別容器でサラダと果物
昨夜は冷やし素麺でした
お好み焼きか ラーメンかで思案中

やっぱり お好み焼きかしらん

朝から雨でしたが 今止んでおります

まだ降りそうな感じなのですが


「太王四神記 公式ドラマ・ガイド 後編」 講談社

2008-06-19 04:00:11 | 本と雑誌

「太王四神記 公式ドラマ・ガイド 後編」 講談社
「太王四神記 公式ドラマ・ガイド 後編」 講談社
現在NHKで放送中のぺ・ヨンジュン主演の実在した王を描くドラマのガイドブック

タムドクが真の王としての姿を見せ
タムドクを愛していたはずのキハはホゲと共に 天からの運命に逆らった為 壊れていく

歴史物は好きです

少し前から見始めましたが

タムドクを陥れようとする側の悪どさが
しつこいぞ いい加減にしれよ てめぇら!と(笑)

その悪 企みを涼やかに時に苦しみながら乗り越えていくタムドクは かつての花登こばこ氏の商魂ドラマの主人公のようです

ああ こんな感想書いては 韓国ドラマの熱烈ファンから呪われるかもしれない

とてもいいドラマだと思います


「血塗れ花嫁」

2008-06-19 00:47:32 | 自作の小説

子供の頃 盆や正月は親戚が泊まりがけで集まり よく親達は昔話をしていました

それは戦時中の事であったり 戦後 それぞれが結婚するまでの話であったりしました

ああでもない こうでもない などと時に言い合いながら
年下のイトコ達が眠っても その家の一人娘であった私は 子供ながらに 用事を言い付けられる事もあり 近くで話を聞いておりました

時には誰が一番恐い話を知っているかという話し比べのようになったりもするのです

誰から聞いた 誰が見た
出所ははっきりしているようで それでいてあやふやな気も致します

私の父は海軍でしたが 別な親戚の聞いた話は陸軍さんのもので 場所こそ違え 大変よく似た話がありました

何ぶん子供の頃に聞いた話です
名前などは 覚えちゃおりません

それでは話が進みませんから 仮の名前を使わさせていただきます
兵隊さんの話だと思って下さいまし

雨の日だったそうです
兵舎のある敷地の柵の向こうは原っぱで 一本道より他は何もありません

白い影が近付いてくるのです

それだけなら 差し入れを持ってきた兵隊さんの身内かと思いましょう

ただ その影は何処か異様でした

白い角隠しをつけていたのです

綿帽子を被っていたと言う者もいたそうですが
花嫁姿であったことは間違いございません

最初は その花嫁が見える場所に集まってきた兵隊さん達も 次第に何やら背筋が寒く 肌の毛が後ろに立つのを覚えたそうです

宿舎の自分の部屋に戻り布団を被って震えた者も

途中で腰を抜かして倒れた者も

それほど運の良くない者達は 見る間に近付いてきた花嫁の声を聞いてしまったそうです

不自然なほど白い顔
唇ばかりが赤い

「あの人に会いに来ました」
花嫁は名前を上げて尋ねたそうです

皆の知らない名前でした

「いないのですか」

途方にくれたような声が尋ねます

雨が降るのに花嫁は 少しも濡れていないのでした

いえ着物には血が落ちております

雨の代わりに血が染めています

白いはずの足袋も血でぐっしょり
裾は模様でなく血の色なのでした

そこまで出血していては 生身では重たい花嫁衣装など 着て 立っていられますまいに

花嫁は繰り返し 繰り返し 言うのです

「会いたいのです 会わせて下さい」

後の事は兵隊さん達は覚えていないとか

そのまま倒れて熱を出し 夢の中にも 血塗れ花嫁が居座っていたそうな

不吉な事には その花嫁を見た者は 死ぬのです

病気 艦ごと沈んだ者達

訓練中に考えられない事故で

死を招く血塗れ花嫁

花嫁の身の上については 幾つかの話がございます

ようやっと好きな男と添える その朝に
美しいと噂を聞いたあるお大臣が ならず者にさらわせて 飽きるまで閉じ込め 生娘にえげつない狼藉を繰り返し 放された時 哀れな娘は気が違っていたのだとか

婚礼間近い娘が 酔った男達に絡まれ凌辱され 首を吊った

娘に肘鉄くらわされた偉い軍人さんが 逆上し 惨殺した

似たような話が あちこちにあったのかもしれません

花嫁は 自分が嫁ぐ相手を捜しているのでしょうか

それとも遺る恨みを晴らしたいのでしょうか

最初 花嫁を見た時には 一週間熱が下がらなかったにも 関わらず
その花嫁が忘れられず
また会いたいと思うようになった兵隊さんがいるそうです

少年と言ってもいい年で志願して軍隊に入った若者は 他の者のように女を買いに行くこともなく

他の者は恐ろしいと見る花嫁が この上なく美しい天女のように見えたのだとか

彼は休みがあろうと兵舎を離れませんでした

―会いたい―

その若者はどんどんやつれていきました

どうにも底意地悪く自分より立場の弱い人間をいじめて 自分は偉いのだと威張って楽しむ者はおります

そうした上官に目をつけられて 若者は できない仕事を言い付けられて それができなかった為に 精神注入棒で制裁を受け
腰骨は砕け 内臓も壊れました

死を待つばかりの若者の枕辺に 花嫁は姿を現わしたそうな

「旦那様 」白い指が若者の指に触れ 優しく微笑んだのだとか

息絶えた若者も微笑を浮かべていたそうです

若者を死に追いやった上官
それを知りながら止めなかった人間達

彼らは女の高笑いを聞きました

風の強い日であったとかで 青白い火が あちこちにともったかと思うや見る間に燃え上がり 広がり

兵舎は炎に包まれます

鎮火後 見つかった その上官は首から下は完全な炭

それでも口を僅かにぱくぱくさせ 暫くは生きていたそうです

「血・・・花嫁・・・許してくれ・・・」恐怖の表情はりつかせ息絶えるまで そう繰り返していたそうです

雨の日に場違いな所で花嫁を見たら どうぞ用心なさって下さい

まだ 彷徨っているかもしれません

繰り返し話を聞いたせいでしょうか

私の脳裏には 最初遠くに見えた花嫁が 不思議な速さで近付き 柵の向こうに立つ姿が見てきた物のように 鮮やかに浮かぶのです