カエサルが後継者に指名したオクタヴィアヌス(後のアウグストゥス帝)は美男だったそうだ 結婚に関する法律から言えば変に生真面目な
敵をも許す できる限り殺さない寛容の精神を守ったカエサルは 幼い日 身内が殺されたゆえに 権力を持っても人の命に限り濫用しなかった
しかし 敵さえも許したゆえにカエサルが よってたかって殺された
若いオクタヴィアヌスは用心深くなる 本心を見せなくなっても無理はないだろう
カエサルが直線でボールを運ぼうとするなら 曲線で渦巻状態で運ぼうとするのがオクタヴィアヌスだった
誰もがその真意に気付かぬうちに物事を進めるのだ
後継者には自分の血を引く者に こればかりは拘ったが 皮肉にも皆夭折するか 素行が悪かった
次巻からは いよいよ帝政の時代に入っていく
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