ちょっと雑感です

２代目は先代（父親）へ対抗意識が強いのかしらん　

内科の主治医がこの春から院長のおじいちゃん先生から　若先生に代わった　

おじいちゃん先生はかなり診る患者さんを減らして　若先生に引き継いでいるようです　

で若先生はイチからおじいちゃん先生が出していた薬を見直していて　 あれこれ量もかわってきているのだけれど　

中々体重が減らないことも気にしてくれていて　 ある薬を出すのを止めたのだけど　その理由がね　

副作用で体重がふえやすくなるー　 えっと～飲みだして6年にはなるんですが（笑）　



で今　若先生が考えているのは体重は減るが　やたらと尿が増えてトイレ回数も増える薬　

ーどうします？ーと前回の診察で尋ねられました　


先生にお任せしますーとしか答えられず　


若先生は考えておきます　もう暫く様子をみましょうかと　



で思い出したのが主人の実家のお寺さん　 先代ご住職から代替わりして　 その場所で嫁いでから60年の姑が知らないーお寺のしきたりーが　随分と増えています　


舅の通夜の時に若住職が休日で不在　先代住職が「亡くなった舅とは　長い付き合いだったからー」とわざわざいらしてくださいました　


とっころが！翌日のお葬式で若住職さんは　「昨日（お父様住職）手順　抜けてましたー」と　お葬式前に　イチから通夜をやり直したそうです　 私は受付にいたのですが　主人と義兄などから　あとで話を聞きました　




お医者様もお寺さんも　何か先代のやりかたを見ていて　自分の代になったら　こうしようーなんて　ずっと思っていたのかしらーと　 そうした「対抗意識」のようなものあるのかしらと


私の家へいらして下さるご住職は二十歳そこそこでお父様が亡くなられ　跡を継いでとにかく一生懸命に頑張るしかなかったそうです　 他のお寺のご住職はみんな年上ばかり　


むずかしいおっさんばかりの中で　もう必死こいてやってきたーと　よく話しておられます


字が下手だと馬鹿にされるので　書道も習って　現在では色々な賞をとるまでになっておられますが　

まだまだーだと仰います　

仕事があるから 練習する時間があまり持てないのが悩みであられるようです　

偉ぶらず気さくで良いお人柄のご住職なんです　


主人の実家のお寺さんの若住職は　主人の下級生で　悪ガキの主人はよく泣かせていたそうなー

人それぞれ　同じ宗派のご住職でも　お寺でも　まるで全く別のものではないかと思うくらいに「違う」ところもあったりします　


現在NHK の大河ドラマでは「軍師官兵衛」が放送中ですが　私の家へ来られるご住職は「織田信長は（浄土真宗）からしたら仇やから」とも言われました

たとえ何百年経とうともー そうした面から考えたことは無かったので　過去は続いて生きているのだと　ちょっと考えさせられたこともありました