老女が出ていった後 その壁をレベッカは探った
老女の真似をして 壁横の柱を ツートンツートンと叩いてみる
壁が開く
こんなにイージーな仕掛けで良いのかしらん 不安に思いつつレベッカは進む
―一体 何処に通じているのだろう?
通路は下っているようだった
甘い柔らかな懐かしい匂いが残っている
―これは?
何かがレベッカの脳裏を駆け抜けた
それは掴みどころなく すぐ消えてしまったが
やがて人声が聞こえてきた
―じゃんけん している?
大理石のテーブルに向かい合い 随分太った男と痩せた男が いい年をして 三角取りゲームをしていた・・・
「勝ったぞ!今日のNO2の座は わたしのモノだ」
「さっきズルしたろう トイレに行った間に点をふやしたな 卑怯者」
やたら太った男は顔を真っ赤にして怒っている
―アホだわ
見つからないように その場を離れ 更に奥へ
楽しみです♪
お笑い~~難しいです