渡辺庸子 訳
少女探偵ナンシー・ドルー シリーズ 第四作
作家 菅 浩江先生の力の入った愛情溢れる解説も楽しいです
カヌーで三才年上の友人ヘレンと 招待されたオープン近いライラック・ホテルに向かっていたナンシーは 川に面した家に住むドリスとの会話で 自分のそっくりさんが出た事を教えられる
一方 ナンシーの友人エミリーと婚約者ディックのライラック・ホテルではおかしな事件が続いていた
盗まれたエミリーのダイヤモンド
エミリーのおばを脅しているらしい美人のモード
怪しい事件は続き ナンシーは幾度か襲われ 遂に犯人の正体を突き止めるも さらわれて 沈む船に置き去りにされる
大昔の小学生時代にこのシリーズの他の話を読んだ記憶があります
今読むと17才くらいの設定なのでしょうかナンシー・ドルーは
少女と言うより若い娘の感覚ですね
車も運転しますし
尊敬できる著名な弁護士である父親
優しく愛情に溢れた家政婦のハンナ
こう書いてきて タイプは違うかもしれませんが 亡き山村美沙先生のキャサリンを思い出しました
キャサリンの少女の頃は ナンシーと似ていたかもしれません
悩みの無いまっすぐなヒロインというのも良いものです
最近はやたら心に傷があったり 過去背負っていたり 苦悩しまくったり屈折した主人公が多いですから
又かよ!って 読みながら疲れる時(笑)あります
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