夢見るババアの雑談室

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「銭形平次」 (日本映画 1967年)

2016-11-20 17:02:46 | 映画
銭形平次 [DVD]
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)



平次:大川橋蔵

お静:水野久美

八五郎:大辻伺郎

辰之助:小池朝雄

万七:遠藤辰雄

清吉:池信一

笹野新三郎:大友柳太朗

尾関弥十郎:名和宏

橘 数馬:舟木一夫

稲毛屋内儀 小畠絹子



監督ー山内鉄也



亡き父親は岡っ引き
しかし鳶び職人の平次(大川橋蔵)は鳶びの仕事にイマイチ熱中できず賭場に出入りし捕まって牢屋に入れられる

こっぴどく平次を叱る身柄を引き取りにきた鳶びの親方に免じて 平次の父親を使っていた笹野(大友柳太朗)は 平次を帰してやる

平次と好き合う娘のお静(水野久美)と二人で帰れーと粋な計らいも見せてくれる親方は もう夜なのにーまだこれから用事があると一人別方向へ

これが永遠の別れとなってしまう

歩いていて草履の鼻緒が切れた親方が目を上げると刃物を持ったならず者達に囲まれており
袋小路に追い詰められて「助けてくれ!」と親方は絶叫するも・・・・・


翌日 女と手を縛り合わせた心中死体となって親方は発見される

これは心中だと見る岡っ引きに食って掛かる平次
親方はそんな人間じゃない 殺されたんだ

岡っ引きをしていた父親を見て覚えていることも多い平次

笹野も自分の見たても平次と同じだと言う

親方の仇も取りたい平次は笹野に頼む
自分を岡っ引きにしてくれと

平次の覚悟を見るように すぐには返事をしない笹野だがー立ち上がり箱を出してくる
そこには平次の父親が使っていた十手ととり縄が納められていた

平次の父親は亡くなる前に笹野に託していたそうだ
平次が本気で岡っ引きの仕事と取り組みたいと願った時に渡してほしいと
「この湯呑 割ってもかまいやせんか?」
平次は亡き父親に仕込まれた投げ銭の技を見せる

銭を投げて湯呑を割るという


親方殺し

上州屋にふりかかる災難
上州屋に稲毛屋が用立てた三千両が奪われる謎

そうして恐ろしいといわれる「千里の虎」の正体は?!


平次の危機に出現する若い侍・橘に御三家(橋幸夫さん 西郷輝彦さん 舟木一夫さん)と呼ばれ人気のあった舟木一夫さん
舟木一夫さんは銭形平次の歌を歌う歌手であることからの起用かと


平次を慕い子分になる八五郎に大辻伺郎さん

平次の幼馴染だった辰之助に小池朝雄さん
しじみ売りをしてた子供の頃 いじめっ子が川におとした蜆を一緒に拾って手を真っ赤にして洗ってくれた平次ーそれが泣くほど嬉しかった辰之助

実は辰之助こそ千里の虎

平次を殺すように言われてましたが 彼にはどうあっても平次を殺すことができませんでした

逆に平次に追われて逃げる途中 事件の黒幕の与力・尾関弥十郎(名和宏)に斬られます

平次「なんで斬ったんで」

尾関「斬らなくては やられていた」


いっぽう稲毛屋が怪しいと調べに入ったお静と八五郎は ある証拠を見つけて 八五郎は知らせに走ります
残っていたお静は 稲毛屋の内儀と尾関に見つかりました

お内儀を手籠めにしー稲毛屋の主人を毒殺させていた尾関

全ては自分の野心の為に

稲毛屋が目を付けられたと知った尾関は利用してきたお内儀までも殺そうとします

男の本心を知ったお内儀

身を寄せ合うお静とお内儀


尾関が刀を振り上げた時 現れたのは平次

卑怯にも尾関はお静に刃を突きつけ 平次に十手と銭を捨てるように言います


恋しいお静の身の為に 武器となる十手と銭を置く平次

平次を縛るようにお内儀に言う尾関

お内儀は従わず 逆に尾関にぶつかります

武器を取り返す平次
斬られるお内儀ー美人女優小畠絹子さん ただの悪い役では終わりません
小畠絹子さんは品のある美貌で人気の女優さんでした


屋敷から庭でも闘い続ける尾関と平次
そこへ流れてきた小舟

そこから伸びてきた腕が尾関を抑えます

斬られながらも平次を助けようとする辰之助
ずたずた血塗れとなりながらもー


そしてー頼もしい笹野が役人や捕り方と橘もかけつけます


まだしも抵抗しじたばたする尾関ですがー笹野と橘に押さえられます


「俺ァ馬鹿だった 」平次には勝てないー親方を殺したのも尾関だと平次に教えて 平次に詫びて死んでいく辰之助



難事件のカタをつけ岡っ引きとして名前もあがり瓦版が売られています
せっかくお静が勝った瓦版を橋から投げてお静に叩かれる平次
笑顔で歩く二人について歩く子分の八五郎

人で賑わう橋

流れるは舟木一夫の歌う銭形平次の歌
誰が呼んだか 誰が呼んだか銭形平次ー



↓もっともっとわかりやすくて愛情溢れる解説のあるブログさん こちら時代劇は特におすすめ^^です

http://jidaigeki843.blog17.fc2.com/blog-entry-728.html


こちらも↓

http://adiscrimination.dreamlog.jp/archives/6801032.html



大川橋蔵さん演じる「銭形平次」は人気のテレビドラマで長く続きました↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%AD%E5%BD%A2%E5%B9%B3%E6%AC%A1_(%E5%A4%A7%E5%B7%9D%E6%A9%8B%E8%94%B5)

原作は野村胡堂著「銭形平次 捕物控」



そうそう悪女ー性悪女くらいの役柄かな ちょい色っぽい役柄で三島ゆり子さんも出ております







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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
岡っ引き (oyajisann)
2016-11-20 19:02:43
岡っ引きもの時代劇の筆頭懐かしいです。
いつの間にか時代劇衰退時代劇演じられる人
少なくなりセットも経費かかるからかな?
三島ゆり子さん必殺シリーズの尼さん役で人気
あった人だったかな?
今週もよろしくお願いします。
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oyajisann 様 こんばんは! (夢見)
2016-11-20 20:20:48
有難うございます 

時代劇 BS プレミアムなど頑張ってくれてはおりますがーついつい昔のーオリジナルの役の俳優さんと比べてしまってー


時代劇ならではの話し方 物腰 着物のさばき 立回り 殺陣 

なんか違うーと観ていてしんどい ツボを外したつくりかた

自由にしていい部分と外しちゃいけない部分が分かっていないというのかな 

時代劇を撮るのも 伝統芸みたく途絶えさせちゃいけない「魂」みたいなのがあるのかもしれませんね


有難うございます 

11月も後半ですね 
過ぎていくのが 早いです
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oyajisann 様 すみません💦 (夢見)
2016-11-20 20:23:10
追加です 

三島ゆり子さんのこと 
はい! 
必殺シリーズ「なりませぬ~」の尼さん役で人気のあった方です♪
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意外と少ない (まっき~)
2016-11-20 21:25:38
何度も映画化されているような気がしますが、意外と少なく、2回だけなんですよね。
自分は50年代に制作された、長谷川一夫主演のほうだけで観ています。
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まっき~様 こんばんは (夢見)
2016-11-20 21:58:45
有難うございます 
長谷川一夫さんの演じられた役でー 

でも やっぱり大川橋蔵さんのテレビドラマの方が印象に残っていてー


他の方も演じてはおられますが 

イキのいい二枚目による新しい平次親分 そろそろつくられても良いかなとも思います

捕物帖の古典とも言える作品だけに
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