天神町の天神社から西へ坂道を下り、引地川の秋本橋まで来ました。
橋の上から東側の川沿いに見える寺が自性院です。
入口に寺の由来が記されていますが、「自性院」という名前の由来がありません。
手持ちの資料によると、地頭の中根七左衛門が妻の菩提を弔うために現在の場所に中興したとあります。
「自性院」は妻の戒名のようです。
入口の両側に枝垂れ紅梅がありました。
この寺を訪ねたのは2度目ですが、前回も感じましたが、
境内の手入れがきちんとしていることに感心しました。
境内右手の地蔵達もしっかりとよだれかけを付けています。
残念なことに浮き彫りの地蔵はよだれかけがきちんと付きません。
半月形のようになっています。
帰りがけに気づいた入り口右手の水門です。
この辺りは引地川の河床で用水路や小川が流れています。
大雨の時はこうした水門を操作するのでしょう。