サバ神社探訪第2号は石川の佐波大明神です。
この神社の祭神は源義朝、創立は慶長16年頃(1611)で当初は左馬頭神社でしたが、
文化3年(1808)鋳造の梵鐘には鯖神社と記されています。
文久2年(1862)の銘がある石碑には佐波大明神と刻まれています。
引地川の西側にあるサバ神社はこの1社だけです。
引地川の秋本橋を渡って西に向って坂を上ると、変形十字路の右手前が佐波大明神です。
鳥居の前に立つと、参道がはるか向こうに伸びています。
鳥居の右手前にある庚申塔です。
右側に「右あつぎ道」と刻んでありますが、移設されたものでしょう。
鳥居をくぐると、参道右手に石碑が並んでいます。
字が彫ってあっても、残念なことによく分かりません。
この2基は「佐波大明神」の名前があります。
更に参道を進むと、昼なお暗い木立の向こうに境内が見えます。