その昔、引地川の左岸、大平橋辺りから鵠沼海岸1、2丁目の境まで流れていた「堀川」という用水路があったようです。
国道134号線近くに残る用水路の名残を訪ねました。
鵠沼海岸2、3丁目の境から、江の島方面に向かう古道(昔は肥上道と呼ばれた)です。
道の左側にガードレール付きの歩道がありますが、この下に暗渠になった堀川用水路があるようです。
ガードレールが途切れる辺りから右折すると、突然不思議な景色に変わります。
中央部分に金網が掛けられた用水路が伸び、左手は草地。右手は歩道になっています。
右手の歩道を進むと橋らしき構造があり、右手に階段、左手は用水路を横切って橋の下を潜る道がありました。
用水路はここで切れていますが、橋の下には同じものがあり、サイホンの原理でつながっているようです。
階段を上がって今来た道を振り返ったところです。
階段を上がった場所が渚橋でした。134号線の向こう側にも橋らしい構造が見えます。
この道の下の歩道は何時も利用していましたが、今日まで橋として認識していませんでした。