相武台・入谷バイパスを越えて、鎌倉街道を進むと三年坂に出ました。
この坂には、「この坂で転ぶと三年後に死ぬ」という言伝えがあるようです。
念のため、ゆっくりと転ばぬように坂を上りました。
どうにかこの日の最終目標地の星の谷観音に着きました。
参道手前に青銅の仁王像が立ち並び、その後ろに大イチョウが新緑の枝を広げていました。
嘉禄3年(1227)に佐々木信綱が寄進したという梵鐘(国指定の文化財)が左側にありました。
妙法山星谷寺は真言宗大覚寺派の寺で、創立は天平年間、開基は行基菩薩、本尊は聖観音菩薩です。
古いお寺ですが、境内はよく整備されていました。
案内に「星谷寺七不思議」があるとありましたが、イメージが湧きませんでした。
境内入口の案内板ですが、これだけは手作りの感じがあって、温かさが伝わって来ました。