Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

オオイヌノフグリ

2006-05-17 | 四季の草花と樹木
オオイヌノフグリ。どこにでも咲いている、小さな青い花。でもこれを漢字にすると「大犬の陰嚢(ふぐり)」と書くと友人に教えてもらい、しばし唖然…

なんとまあ、ひどい名前を付けたものです。こんなに愛らしい花のどこがいったい!?で、調べてみると、花が終わった後に成る実が「犬の○○」に似ているから、とのこと。そのままやんかっ。

でも、あくまでも「大きな犬の○○」という意味ではなく、「イヌノフグリ」という植物が同じ属にあり、それよりも大きいから、「オオイヌノフグリ」。フォローにも何にもなってないな(笑)。イヌノフグリはずいぶん減ってきているようです。とりあえず、実がなったら、写真を撮ろう!(笑)

で、こちら。うちの大犬の…



失礼致しました。

お口直しにカラスノエンドウでもご覧ください~。



これまた、どこにでもあるなんでもない花ですけど、私はこのピンクの鮮やかさが結構好きです。マメ科というだけあって、ひょろひょろ~とした葉もかわいいです。まあ、もちろん雑草として田んぼや畑にあればバカスカ引っこ抜かれるんですけど、私は置いている。「カラスノエンドウ」は、みなさんご存知のように花後さやができて、それが黒くなるのをカラスに例えた名前ですが、このように草花に楽しい名前を付ける日本人の感性って面白いですよね。

外国でも、このように植物に面白い名前を付けたりするんでしょうか?それに、例えば鳥や動物、魚の名前でこういった「何かに例える名前の付け方」ってあんまり見受けられないと思うのです。植物の名前って不思議だな。

<追記>そういえば「春告魚」で「めばる」、「秋刀魚」で「さんま」など、魚の名前にも、おもしろいものがありましたね。


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