うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

水引の花

2009年10月06日 06時51分43秒 | わたしの日常です。

 水引はありふれていると言えばありふれている。
 タデ科、多年草、総状花序。夏までは葉に黒っぽいV字模様が入る。実は、茶花でもある。
 わたしは、梅雨明け前後、きゅうりの支柱を取りに近くの山に入り篠竹(アズマネザサ)を切り出した。思いのほか、きゅうりのつるがのび収穫量も多くて、わが家では嬉しいことに今年はスーパーで買わずとも間に合った。家内は一晩ごとの実の生長の早さに一喜一憂、まるで小学校のアサガオ栽培のようだ。
 この近く、宅地開発を途中から放棄した山中には生活、家財ごみが散らばっていて汚らしい。そこでは落葉樹に混じっている昔植林した山武杉も売れず、枝打ちも間伐もせずに荒れ放題である。
 わたしは何気なく、その杉の根元の薄暗い湿った場所で水引を見つけ掘り起こし持ち帰ったもの。とても、この野草は地味すぎてホームセンターでは購っていないだろう。そこで、早速、わがコンテナガーデンのレパートリーに加える。

 あらためて、満開中のこの花を拡大してみる。
 妖しい乱舞する花穂と草姿、一体、この植物にはどんな生き残り戦略が隠されているのだろうか。
 いかがですか、こぼれるような細かい赤白の花々。あくまでもしめやかに楚々として、いい感じでしょう。
 
 

 そのあと、隣の家の、セイタカやヒメジョオンの大型雑草をうちの庭に繁殖してはたまらんと、見るに見かねてひそかに雑草を引き抜いていたときに白花の水引(ギンミズヒキ)を見つけたが、活着するかどうか、掘り取りに失敗し根株だけ空き鉢に植え込んだ。
         
コメント
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