うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

山本七平体験

2010年04月25日 05時44分32秒 | 山本七平さんのこと
今は朝。何とか今日は天気が晴れそうだ。これから、たけのこ掘りに行く直前だ。
 昨日、三省堂書店ともう一か所の本屋を回り、山本七平さんの本をあさって歩いた。
‘「空気」の研究’、とそれに‘私の中の日本軍(上下)’である。
 ほかにも日垣隆の‘少年リンチ殺人’、この出版社としては文学系の珍しいPHP文庫の‘東北戦国志’、わたしにとって定期購読と化した‘週刊文春’を手元にあった商品券で買う。たいがいの場合、本を読む行為は、仕事の本や気取りや暇つぶしではないのでわたしには文庫本で十分である。

 インテリを自負する自己顕示欲と頭でっかちの著者が書く本が多いこの読書の分野で、この著作物は本物のモチベーションによってなされたものだと感じる。

 このたびの日本の戦争は第二次世界大戦、大東亜戦争、太平洋戦争、15年戦争と、いろいろ言われるが、わたしには実態的に大東亜戦争が適切な表現だととらえる。戦後は無事に復員したが、従軍した個人の記憶、その戦争の戦役経験については、あまりの悲惨さ故に家族にさえも真実を口を閉ざさるを得なかった人が多い。そして、その方たちは、現在、物故者が多いのだ。
 日本人の記録という面からも、もっと、読まれていい本だとおもう。
 (書き込み中)

     
コメント
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