うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

マルバタマノカンザシの実生苗

2011年07月24日 03時25分10秒 | ぎぼうし栽培日記
7月9日午前、関東は早めの梅雨明けで、なんだかあっけにとられている。この天候、少雨はこれからどう天気が推移していくのか。たぶん、この夏から秋に収穫される作物や果実は収穫量が少なくて小ぶりで糖度の高いものになるだろう。
 そのあとに台風6号が大雨を降らせた。自然界にとって、これはある意味で恵みの雨だ。

 それはともかく、ここでは、匂いギボウシの異名をもつ マルバタマノカンザシ の実生繁殖の話を書き込み、画像をのせたい。この品種は中国での原種とも推定されている品種だ。わたしには今までに園芸品種と言われる タマノカンザシでは実生の栽培経験はない。
          
 これは二年生苗である。 マルバタマノカンザシは発芽率もよく、発芽後の生長はいいようである。種子はおととし夏前に初めて入手した株についたのだが、昨年は下の画像の用に開花したのに実はつかなかった。
≪撮影:平成10年 8月24日午前5時30分≫









ことしも、そろそろ、わたしのところでもタマノカンザシ系の花が咲き始めた。どうなるか。
   
    [フレグラントブルー]

 どうやら、結実させるにはどうもこれは、肥倍が必要だ。ほかに花つき量の調整、株分けを避け根株の充実。結実などの生育管理はやってみないとわからない。本格的に繁殖させるのには、あらかじめそのことを念頭に置かなくてはならないのだ。ちなみに、この品種はギボウシのなかでも、多年草として一番花壇や緑地に向いている。ガーデンプランや植栽計画などでは、低木と地被のあいだに配置したり、夜開性の甘い香りの花を生かしボーダーとして利用される。
 なお、一般には タマノカンザシの肥倍技術や知識は知られていないようだ。


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●今年の出荷内容は、7/5付け・平成23年度下半期版ギボウシ販売開始をご覧ください。なお、今年は単価面では昨年より20%カットで価格を調整中、品種カタログを所望の方は現在作成中ですのでしばらくお待ちください。
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