ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

武術と芸術

2008年09月14日 | 千伝。
若しくは、空と海と・・。

日本の一般企業間での取引での打ち合わせという接待の際の食事飲食代は、当然の如く顧客側が支払うことはありえません。

・・しかし、逆のバージョンもあります。

今は、どうかわかりませんが、出版雑誌のマスコミの業界です。

20代の頃、仕事柄、よくフリーのイラストレーターやらカメラマンと打ち合わせをする機会が多くありました。

時と場合によりますが、通常、その際の食事飲食代の支払いは、仕事を与える側であり、仕事を貰う側のフリーランサーではありませんでした。

勿論、割り勘を申し出る少数の方もおりました。

フリーである彼らは、感覚的な言葉で表すと勝ち残ったクリエイターであり、資本社会での芸術家であるのでしょう。

ただ、多くの方々の数字計算、営業力、外見の風体も含めて、一般企業では、到底使い者にはならないという印象も残っています。

誤解を招くといけません。

協調性の能力や個性の優劣ではなく、個性の強さや感覚の多様性を言いたいのです。

さて、昨日の「古武術に学ぶ介護術」のフォーラムは、参加者は、100~200人近くいたのでしょうか・・介護に携わる人材って、何だか前述したフリーランサーと似たような面が多々あります。

物事の良し悪しは別にして、各々の覗く世界観が真面目な方が多いという印象です。

ところで、古武術というもの・・力技を必要とする筋肉を使わない実技もあり、非常に興味深く参考になりました。楽しく面白かったです。主催側に感謝です。

介護に応用するのは勿論ですが、個人的に「なんば走法」の練習方法も教えて頂きました。(笑)

小指を立てて、小指と膝に糸が繋がっているイメージで、前の倒れてゆく走る力を利用すれば巧く走れるとの事・・一緒に走ってくださいました。(嬉)

「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが・・その通りです。

久しぶりに味わった感覚です。

ただ、何故か、今・・腰痛と片痛の状態に入りました。(痛)

武術と芸術・・修行と放蕩のようで、空と海の間にある人の有り様(よう)である気もします。

近いうちに、空海が開祖した高野山金剛峰寺に参りたくなりました。

がんばります♪

今日一日、いいことが沢山ありますように。