ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

Radio & Lady GaGa

2011年07月12日 | 千伝。
さっきまで、ラジオを聴いていると、レディ・ガガのことが話されていた。

♪Born This Way・・麻薬中毒者になるよりもクイーンになりなさい・・♪

最初の出足から、何だか物凄くストレートな英詩だなぁ!

生まれたことに感謝しよう。

リラックス♪

英国ロンドンの老人施設に三ヶ月間程ボランティアで働いた頃に、ラジオからよく流れて聴いていたクイーンの「ラジオ・ガガ」や「ボヘミアン・ラプソディ」を思い出す。

入学先の学校があるブライトンに移る前夜、私は、施設の方々から感謝の意味として忘れられないプレゼントを贈られた。

それは、夜空に打ち上げられた花火だった。

人間は、誰でも人間として、ほんの少しでも注目されて感謝されることを望んでいるのである。

他人に善を尽くせば、自分の最善となるのである。

白人も黒人も東洋人も同じである。

ほんの少しでも他人から興味を持たれると喜ぶのである。

自分自身を忘れるぐらいに、他人が喜ぶ姿をみると嬉しくなるのである。

ラジオから聴こえてくる国会中継・・毎日毎日、新聞を含めたメディアから菅首相、内閣が叩かれている。

国民の心が嬉しくなるぐらいに国会議員には働いてほしい。

震災後の復興対策と、原子力発電所・放射線物質の汚染問題・・。

下を向いて大地を眺める。

上を向いて星空を眺める。

それでも、日本の社会は、独裁国家ではなく、首相がコロコロと変わるぐらい素晴らしい世界トップクラスの民主的な国なのである。

Radioactivity・・。

Relax♪

老いる力

2011年07月12日 | 千伝。
今日は、パンの日。

先月は、人員異動、入退職等々・・やっと今月の勤務表を提出したとか思うと、もう、来月の勤務表作りの準備を始めている。

・・パンが食べたいなぁ。

来月八月は、お盆のある特別な月である。

お墓参りをしたいとか・・おまけに人員不足、いろいろと希望休日の多い方が多くて大変である。

そして、ほんの少し前に小生のプリンターが故障してしまい、まともな印刷が出来なくなった。

プリンターも同じく、存在するものは必ず老いてゆく劣化現象である。

壊れるまえに、修理に出すか・・新しいプリンターを買わないと・・。

昔のお年寄りは言ったもんだ。

「米一粒残さずに食べないと目が潰れる」と。

「壊れるまえの老いる世界」と「壊れたあとの老いた世界」は、違う。

身体は丈夫だが、認知症の老いた方がいる。

意識聡明だが、言葉を発しない寝たきりの老いた方もいる。

老いた方を、家庭内でお世話するとなると、毎日毎日昼夜関係無く発生する壊れた家族の人間関係、徘徊、弄便、汚染、感情失禁等々・・間違いなく介護地獄に陥る。

何故だろう?

老いて長生きするようになったからである。

人生ドラマの幕が降りる終焉となる最期が、遠い未来に映るからである。

本来の老いる世界は、美しかった・・壊れてから数ヶ月後には病院ではなく自宅で看取ることになった。

だから人間が壊れるまえの本質を見抜くように、昔の老人は「米一粒残すな」という考え方を示したのかもしれない。

ところが、ひとつの例をあげると・・飽食を体験した現代日本の老人の病院食の摂取量は、好き嫌いが多く食事後の残飯量も半端ではない。

まことに日本の税金の無駄遣いである。

老いる力とは、スローダウンとなる力ではない。

・・老いる大きな樹がそうである。

大嵐や風雪に耐えて、倒れなかった大樹も、小さな虫に食い潰されたら、いとも簡単に倒されてしまう。

些細な些事と重大な瑣事を仕分けできる知恵が、必要なのである。

夕方、珈琲一杯を飲んだあとにパンとプリンターを買いにでかけようかなぁ。

力を抜いて・・。