「さをり織」の創始者、城ミサオさん(98歳)が、以前お話した事。
松尾芭蕉の「山に来て、なにやらなつかし、すみれ草」
この句に「なにやら」という言葉があるから、この俳句は400年も生きていると言っていました。
このミサオおばあさんは、最初はお花の師範だったそうです。
型に嵌った教え方は全くせず、一輪の花の、どこが一番美しいのか、それを自分で探した上で、活ければ好いというものでした。
自分の持っている感性で、自分なりの美しさを、生け花で表現することを教えると、生徒がドンドンふえて、忙しくて病気になったそうです。
この先生、聞かれたこと以外は、答えないをモットーにしています。
生徒自身が、美しさ探しを、楽しむことを奨励したそうです。
この考え方で、「さおり織」を始めるようになって、専門家から、あなたの織りは、縦糸が一本ぬけているから、売り物にならないと言われました。
逆に、縦糸を何本もわざと抜いて作ったところ、何十年も昔のことながら、マフラーが一本9800円で売れたそうです。
自分を型にはめないこと。
自由に宝物さがし。
この考えは、序破急、守破離を早急に実行したもののようです。
松尾芭蕉の「山に来て、なにやらなつかし、すみれ草」
この句に「なにやら」という言葉があるから、この俳句は400年も生きていると言っていました。
このミサオおばあさんは、最初はお花の師範だったそうです。
型に嵌った教え方は全くせず、一輪の花の、どこが一番美しいのか、それを自分で探した上で、活ければ好いというものでした。
自分の持っている感性で、自分なりの美しさを、生け花で表現することを教えると、生徒がドンドンふえて、忙しくて病気になったそうです。
この先生、聞かれたこと以外は、答えないをモットーにしています。
生徒自身が、美しさ探しを、楽しむことを奨励したそうです。
この考え方で、「さおり織」を始めるようになって、専門家から、あなたの織りは、縦糸が一本ぬけているから、売り物にならないと言われました。
逆に、縦糸を何本もわざと抜いて作ったところ、何十年も昔のことながら、マフラーが一本9800円で売れたそうです。
自分を型にはめないこと。
自由に宝物さがし。
この考えは、序破急、守破離を早急に実行したもののようです。