ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

愚または寓話

2011年08月05日 | 千伝。
「足るを知り、道を楽しむ」

その・・孔子曰く。

益者三友あり。

損者三友あり。

率直で正直な友、誠実で表裏なき友、博学多識の友は、益者な友。
 
体裁屋で実のない友、ニコニコして人あたりが良いが信実のない友、口先だけが達者な者は、損者の友。

幼い時に、謙虚に学ぶことをせず、成長してからも傍若無人に振る舞い、非礼な事、非常識な事をして、自己の存在を世に知らしめようとするタイプ。

これは・・孔子の最も嫌う下愚(かぐ)である。

だが、現代における資本主義社会では、下愚も、また特別な客となる。

特別な客には、見えないところで、ハナを持たせる。

心理学が算盤に練り込まれていれば、また行きたいというリピーター客を生む。

さもなければ、益者の友は去り、損者の友には不愉快を与える事になる。

地上での僅か二週間の蝉の命の一唱は、何の為にある?

♪money, money, money・・カネ、カネ、カネの・・人の一生は何の為にある?

下寓が、幼い時に、蝉が鳴き絶えて、その蝉を動物病院に連れていた。

そして、蝉の命乞いを求めた。

大人は、蝉に注射をして、幼な子に、治療費を請求したとか?

しなかったとか?