21世紀になって・・
何故か、ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗せられたような窮屈さは、一体どうしたものだろう。
世の中が乱れる時は、順番が狂って、秩序が無くなる時である。
待つことの辛抱が失われる。
夏のことを春に、冬のことを秋に焦ると・・
慌てる古事記(禁句だけに)に貰いが少ない、という結果が待ち受けている。
善と悪は、服に喩えたら、仕付け糸が施されたか否かが、分かれ目である。
山川、草木、山のもの、海のものが、この世にはある。
人間にも、山のもの、海のものが、種分け出来るかもしれない。
魚が好きか?
鳥が好きか?
山彦、海彦のどちらかで・・
落ちぶれても、出世しようとも、誰もが故郷を懐かしむ。
里帰りは、若返りである。
山海の風景を眺めながら・・
水を得た魚にもなれる。
大空を舞う鳥にもなれる。