ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

蘇民将来子孫也

2011年08月26日 | 百伝。
富山県高岡市まで出かけて参りました。

知人が、伊勢神宮と似たお寺が、高岡にあると聞いて、興味津々となりました。

伊勢神宮には、20代後半に何度か取材訪問した体験もあり、「おかげまいり」気分でした。

実際に行くと、伊勢神宮と似ているとは、思わなかったけど、素晴らしい国宝です。

正式な寺院名は、国宝 高岡山 曹洞宗 瑞龍寺。



ご案内頂いたお坊さんのユニークな切り口語り口も歴史秘話も面白く、楽しい時間を過ごす事も出来ました。

立山連峰に向けた門構え、総門、山門、仏殿、法堂が一直線にあり、スクエア式の回廊を持つ、雰囲気のある風格漂う寺院です。



供養というまえに、鎮魂という慣わしが、神仏の世界にあります。

来月九月、久しぶりに、伊勢(神宮)詣に行きたい気分になりました。

原点に戻れるような心持ちです。

あの頃から、ずっと、考えていたのですが・・。

モーゼの十戒にある「脱エジプト記」と同じような内容の話が、日本にも神話伝説として残っています。

蘇民将来という人物が、むかし、むかし、大昔・・備後の国 桃島に暮らしていたそうな・・「茅の輪」をくぐりぬけた神話伝説作りが面白いかなと思う世界です。